生きる道を求めて放浪し続けた青春時代を思い出しながら、気まぐれに少しづつ書いています。 常識からは かなり超越していますが、真理探究や、精神世界に興味がある人は見て下さいね。 |
||||||||||||
|
【一言】 4行詩の教訓・格言 随想・激励文集 苦悩の青春の闇、放浪体験記 回想文集 |
||||||||||||
|
||||||||||||
| ◎閃き日記 脱会編 22 | ||||||||||||
|
(闇を出よ?…孤立の誓いを果たせ?…)最初は何のことか意味が解らず、遠い言葉に感じた。 (…?)(闇から出なさい…「孤立な道」でも一人で行くと約束した誓いを思い出しなさい…) 久しぶりに、なつかしい言葉が頭の中をかけめぐった。(ハッ…)忘れていた記憶が蘇ってきた。 闇、出る、孤立、道、約束、誓い…あの月夜の砂浜に立つ自分の輪郭が微かに光って現れた。 |
||||||||||||
| ◎閃き日記 脱会編 21 | ||||||||||||
|
単独行動が難しい集団の渦中に巻き込まれ、次の道へと進むという「課題」は遠のいていった。 教団に漂う霊的な柵が包囲していた。闇が体全体を覆ってしまうと何も感じなくなってしまった。 ある日、誰かのつぶやくような気配を感じて、集団から一人離れて、公園のベンチに腰掛けた。 目を閉じた僅かな時間に、内なる心の声が聞こえてきた。(闇を出よ…孤立への誓いを果たせ) |
||||||||||||
| ◎閃き日記 脱会編 20 | ||||||||||||
|
集団の中で(迫り来る闇から出よ)という声は聞こえなくなった。「脱会の決意」が次第に薄れた。 いつの間にか組織への依存的体質に包まれ、「約束」を忘れて背いた自分にも気づかなかった。 教団の中しか通用しない価値観をそのまま受け入れ、有りもしない幻想に判断を狂わせていく。 脱け出す理由も機会も忘れていた。「脱会の意思」が麻痺してほとんど半永久的保留になった。 |
||||||||||||
| ◎閃き日記 脱会編 19 | ||||||||||||
|
大勢の仲間に包まれると、あれほど「決死の覚悟」で誓ったことさえ見失ってしまうものなのか? 孤立してた自分と集団に居る自分の一体どちらの心が正しいのか。静かな渦巻きに吸い込まれ て、行くべき方向を見失い、闇を脱け出す必要性も忘れていた。一人離れて「孤立する道」よりも みんなで渡れば怖くない赤信号と同じ、不法で危険な道でも「滅びの道」が心地よく感じられた。 |
||||||||||||
| ◎閃き日記 脱会編 18 | ||||||||||||
|
(早く脱け出そう)と思っている所に、今まで遠くにいた信者達が親しく近づいていた。兄弟以上 にふれあう心が暖かく感じた。同じ価値観を持ち、共有の目的に向かう仲間の居心地の良さか、 いつの間にか孤立から大勢の仲間の中にいた。慣れてきた場を離れがたくなった。自分から縁 を切るなど思いもかけない位に尊く感じた。「孤立しても構わない…」と誓ったことを忘れていた。 |
||||||||||||
| ◎閃き日記 脱会編 17 | ||||||||||||
|
その頃、教団では「祝福祭典」が近づいていた。その儀式は教祖を中心に、信者同士が家庭 を持ち、生涯捧げることを主に誓う契約だった。理想相手と出会い、互いの意思の結婚観では なく「教祖が決めた相手と家庭を持つ」という押付け的な結婚観に不安と拒絶感を抱いていた。 (これ以上留まると逃れられなくなる…)と焦るような思いが密かに「脱会の時期」を急がせた。 |
||||||||||||
| ◎閃き日記 脱会編 16 | ||||||||||||
|
我が内なる主の声は、新たな「孤独の旅立ち」を促していた。「教義」ではなく「聖書」を通しての 誓い。聖句の奥にある「主の霊」との出会いに、懐かしい「真正のメッセージ」を探し当てた。 いつしか混同した「二つの主」を「仮と本」とに明確に分ける課題は、まだ先に残されていたが ひとまず「仮」を卒業し、「本番舞台」に向けて備えていく孤独な「新しい道」が動き出していた。 |
||||||||||||
| ◎閃き日記 脱会編 15 | ||||||||||||
|
私が従うべき「主」は仮の主人ではなく、「闇に留まらず次へ進め」と示す「本来の主」だった。 私は大切な教訓を得た。組織で用いる「神の目的・命令」は、訓練の仮舞台のセリフであって、 本番舞台ではない。虚しい嘘つきの物売をしにきた訳ではない。真理を極める為に来たのだ。 私は暖かく包み込む「主の気配」を感じた。「あなたは卒業し、信じる道を貫いて行きなさい。」 |
||||||||||||
| ◎閃き日記 脱会編 14 | ||||||||||||
|
暗闇を通過したのは、やがて「真正の主人」を迎える時に必要な「光の道の備え」の為である。 いつか「本番舞台」が来た時には、教義に隠された本当の「選民の備え」の雛形が必要となる。 「完全投入せよ!」という性急な仮の主人の言葉に惑わされ、備えるべき力を今、出し尽くして はならない。今はそのまま受け取らず、来るべき本番の舞台で発揮する為にしまっておくべき。 |
||||||||||||
| ◎閃き日記 脱会編 13 | ||||||||||||
|
私は、主が用意された卒業試験、暗闇の主と決別する、「迷いの戦い」に勝利したのだろうか? 「主の訓練」とは、組織の教義を踏まえた上で、次の「新しい道」が待っていることを示していた。 月と星空の薄暗い道に、夜明けの光が仄かに射し、やがて橙色に輝く暖かい曙が照らしていく この光景は私の記憶から一旦封印されたが、後々、新たな段階での「出発の印」となって蘇る。 |
||||||||||||
| ◎閃き日記 脱会編 12 | ||||||||||||
|
「私はこの道を離れます。決めました…承諾下さい」その時、左側の主がフッと消えた。「!」 伏せた頭に仄かに主の光が照らし始めた。組織を超えた遥か高い次元にその主の霊を感じた。 「出よ。ここでの訓練は全て終わった。あなたはここを出て、次の備えられた道に進みなさい。」 組織への決別を示した時「卒業」と答があった。後で判るが、これが「主の訓練」の意味だった。 |
||||||||||||
| ◎閃き日記 脱会編 11 | ||||||||||||
|
(今の闇を卒業できるなら、私は孤立しても構いません。たとえ一生涯、孤独でも受け入れます) 「…」(主よ、答えを聞くまで、いつまでもここを去りません)「…」(どうか答えて下さい) 「…」決死の覚悟でいくら問いかけても「答」はなかった。長い沈黙の時間が虚しく過ぎていった。 夜明け前になり、失望と空腹、疲れで目眩が起こり、薄暗い砂浜に崩れ落ちるように突っ伏した。 |
||||||||||||
| ◎閃き日記 脱会編 10 | ||||||||||||
|
||||||||||||
|
夜空に向かって祈っていた。(毎日「嘘つきな物売り」で闇を歩くことが主の訓練なのですか?) (私はもうこれ以上一歩も進めません。「主の訓練」を重んじる「意味」が判らなくなりました。) (教えて下さい。この組織を去ることをどうかお許し下さい)私の脳裏に左右二人の主が現れた。 (決して訓練を拒絶する訳ではありません。私だけ特別に他の「訓練の道」を行かせて下さい。) |
||||||||||||
| ◎閃き日記 脱会編 9 | ||||||||||||
|
入教する時は「教団」を、神の用意した「訓練場」と確信して献身したが、中で活動している内に 「主」が地上の教祖に降臨して、「神」自ら率先して訓練してくれる感覚になっていた。自分を導く 「主」と、教祖を導く「主」の二つを混同して、いつしか「訓練」の意味を取り違えていたのだった。 |
||||||||||||
| ◎閃き日記 脱会編 8 | ||||||||||||
|
(主よ、私はもうこの「主の訓練」が喜ばしく思えなくなりました。目を閉じても開けても、全て 深い悲しみの闇しか見えません。この道がやがて、鍛えられし者に「平安な義を」結ぶなどとは 到底思えません。この組織での「主の訓練」は、今の私には不義と不安しか生み出しません。) |
||||||||||||
| ◎閃き日記 脱会編 7 | ||||||||||||
|
「聖書のみ言葉」から伝わってきた、強いメッセージ。全身に電撃が走る「使命感」を思い出した。 (私は「主の訓練」を受ける為、この「教団」に入らなければならない)…と直感的に閃きを感じた。 あの閃きは一体何だったのだろうか? あの頃感じた「新鮮な喜び」は、今はもう消えてしまった。 |
||||||||||||
| ◎閃き日記 脱会編 6 | ||||||||||||
|
冷淡に拒み続ける私に、根気強く、聖書の言葉を引用しながら入信を勧める手紙が送られてきた。 固く閉じた心を少しづつ開かせる、不思議な力の手紙が彼女から更に送られてくるようになった。 (あなたと一緒に、この道を歩む日が来ることを楽しみに待っています)という「誘惑の言葉」と共に この「聖句」が書き添えてあった。これが主の訓練の出発点で心を揺さぶる衝撃的な言葉だった。 |
||||||||||||
| ◎閃き日記 脱会編 5 | ||||||||||||
|
||||||||||||
|
私は以前、左翼思想に被れて両親や周りの人たちに、落胆と迷惑をかけたばっかりで、これ以上 心配をかけたくなかった。「入信」を勧める電話や手紙が頻繁にきていたが、あえて冷淡を装って、 胸の高まりを抑えながら、曖昧な対応をして答えを避けていた。講義は何度かは受けてはみたが、 まだ内容はよく判らなかった。(そんなに簡単に「真理」に出合える筈が無い!簡単に信じられない) |
||||||||||||
| ◎閃き日記 脱会編 4 | ||||||||||||
|
||||||||||||
|
(聖書?神?悪魔?)当時、唯物論思考の洗脳の頭に、突然、新たな幻想の霊がかけめぐった。 (確かに…暴力ではなく、愛で世界平和に導く方が正しい…)一瞬に左翼洗脳が解けてしまった。 教義に偉大な力を実感した最初のきっかけだった。「復帰摂理史観」は、唯物史観に遥かに勝る、 神の救済意志を示す、法則的聖書史観だった。その後、彼女から勧誘の手紙が来るようになった。 |
||||||||||||
| ◎ひらめき日記 脱会編 3 | ||||||||||||
|
||||||||||||
|
私は20歳前に、聖書の「神の言葉」に出会ったのだ。当時、駅の街頭でフラフラと彷徨っていた。 左翼活動が原因で、鉄工所を辞めて進路を迷っていた頃に、ある教団の女性伝道師に出会った。 「個人から世界の問題まで全てを解決できる真理を聞いてみたいと思いますか?」私は「はい」と 答えて修練会に連れられ講義を聞いた。「共産主義は悪魔の思想」というタイトルが貼ってあった。 |
||||||||||||
| ◎ひらめき日記 脱会編 2 | ||||||||||||
|
●あなた方は訓練として耐え忍びなさい。神はあなた方を子として取り扱っておられるのである。 いったい、父に訓練されない子があろうか(ヘブル書12‐7) …あの時、自分への言葉に感じた。 ●全ての訓練は、当座は、喜ばしいものとは思われず、むしろ悲しいものと思われる。しかし後に なれば、それによって鍛えられし者に、平安な義を結ばせるようになる(同12‐11)(ああ、そうだ…) |
||||||||||||
| ◎ひらめき日記 脱会編 1 | ||||||||||||
|
||||||||||||
|
初心に戻って考えてみれば、そもそも献身の動機が「主の訓練」を受ける為にこの組織に入る ことを決意したことを思い出す。伝道師からの手紙にあった「私の子よ、主の訓練を軽んじては ならない。主に責められる時、弱り果ててはならない。 主は愛する者を訓練し、受けいれる全て の子をむち打たれるのである(ヘブル書12‐5〜6) …この聖句で主の訓練の日々が始まった… |
||||||||||||
| ◎ひらめき日記 脱会編 | ||||||||||||
|
||||||||||||
|
(ここは、もしかしてクズ達の集積場なのか? ならば、ここでの主の訓練の意味とは何だろうか?) これから先も、虚しい物売りの日々をいつまでも続けて、果たして自分の人生が輝くのだろうか? 闇の中で自分の未来を想像して浮かべても、そこには底知れない深い暗闇があるだけだった。 私が通過した、若き日の苦悩のテーマ (主の訓練とは一体何なのか?)…という課題であった。 |
||||||||||||
|
||||||||||||