Ferret Proof とは、我が子(または友人)が家の中で事故に遭わないようにする事です。フェレットは狭い所に潜り込んだり、高い所に登って落ちたり、異物を飲み込んだりすることの多い動物です。また、フェレットはお気に入りのものを、椅子や家具の裏の秘密基地に隠しておくのが好きです。 さらに観葉植物の土は穴掘りをしてしまって なくなってしまったり、畳やカーペットを引っかいたりすることもあります。 うちでは以下の点を重点的に改善しました。
これらの改善箇は、日々の彼らの行動を観察し少しずつ改善して行きました。悪戯する場所、彼らの興味が日々変わるものですから(本当にイタチゴッコです)。まあ、何かの参考になれば幸いです。
タンスの隙間、足付き棚などの下にもぐり込まないよう、また本棚、水槽台などの上に登らないようにするために板や段ボールで塞いでいます。ベビーから飼い始めると300 g前後と小さく、個体によっては成獣になっても600 g程度の女の子もいるため2 - 3 cmの隙間は全て塞いだ方が良いでしょう。ただし、もぐり込んでも誤食するものはなく、掃除が行き届いて安全であれば遊び場として提供してあげましょう。ただし、少なくとも週一回は点検を兼ねた遊び場の掃除をすることをお勧めします。うちの場合、備え付けの暖房器具(使っていない)の裏に入り込むのを防ぐため釣具屋さんでもらった四角い段ボールの筒を利用してトンネルを造ってあげました。ベッドの裏と引出しにある金造とモップの第一秘密基地への第3通路として使われています。現在、ほとんどの家具の隙間に設置してあります。もちろんトンネルの上部はベニア板で塞いでいます。
また、フェレットはカーテンを登ったりもします。壁と棚のと間に10cmの隙間があれば垂直に登攀できます。
リクライニングチェアやソファーベッドも危険です。うちでもソファーに穴を空けられ、中に潜り込まれてしまいました。ソファーやベッドの中にはスプリング、スポンジ等フェレットにとって危険なものばかりです。また、そのの下にもぐり込んで遊んでいるうちに、飼い主が気付かずに踏んでしまったという事故も時々耳にします。穴を開けられてしまったソファーは泣く泣く廃棄しました(貰らってくれた親切な人がいました)。
さらに、キャビネットやタンスに潜り込まれることもあります。これはキャビネットやタンスの造り、フェレットの興味にもよりますが、入られたくなければ対策をとらねばなりません。うちの場合、AVキャビネットのフロントドアが開けられてしまうので、赤ちゃん用品コーナーで、キャビネットロックなるものを購入しました(¥600)。なかなかの優れものです。
電化製品は最も危険です。知人宅のプレーリードックは電気コードを齧り、感電してしまったそうです(一命はとりとめましたが)。幸いうちでは感電等の事故は起きていません。しかし、コンセントやコードにはカバーをかけ、さらに先のトンネルの下に這わすようにしています(この場合は丸い筒の方が良い)。また、ホットカーペットも引っ掻いて(ホリホリして)電熱線がむきだしになると危険なので、カーペットを上敷き鋲で止めています。
冷蔵庫は全て隙間を塞ぎ、さらにドアの開閉時に中に入り込まないように常に注意します。閉じ込めてしまうことはほとんど無いでしょうが、冷蔵庫の中にはフェレットの好む食べてしまっては大変な事になるかもしれないスチロール類等(例えば納豆のパック)が沢山あります。
洗濯機も大変危険です。洗濯機は下からもぐり込む事ができるため、洗濯中でなくても十分危険です。一度興味を示すといくら怒ってもしつこく遊びに行きます。うちでは、角材を使って隙間を埋めています。しかし、モップはもぐり込もうとしつこく攻撃をしています。
フェレットにとってのゴミ箱はおもちゃ箱という認識なのでしょうか?
しかし、ゴミ箱も誤食(異物摂食)しそうなものの宝庫となる可能性がありそうなれば立派な凶器となります。うちでは居室のゴミ箱には極力ゴミを捨てないようにして、台所に置いてある蓋付きのゴミ箱に入れるようにしています(アパート暮らしなもので狭いから苦になりません)。これは室内を荒らされたくないからでもあります。
観葉植物等の鉢物も大好きで、格好の遊び道具になってしまいます。しかし、観葉植物やその他の植物(食用も含む)の中には有毒・有害植物(アレルギーを起こす)ものも多くあります。もちろん薬品の混じった土も危険です。
(参照:獣医診療指針)
その他、たばこや薬品にも注意しなければなりません。薬品類は、一カ所にまとめて(薬箱)フェレットたちの手(口)が届かないところに保管しています。たばこの吸い殻(特にフィルター部分)は子供の頃には噛み心地が良いのか、よく灰皿から持って行かれました。しかし、非常に危険なものであるために、犬・猫のしつけに使うビターアップル(舐めると苦く、嫌なにおいがする)をたばこの消火に使用し、たばこは苦いものだということを教えました。現在ではたばこに全く興味を示しません。
玄関等のドアまでフリーゾーンになっている場合は、ドアの開閉にも十分な注意が必要です。また、引戸の場合にはさらに注意しなければなりません。

これからの季節、窓を開けて網戸にすることが増えてきます。網戸は破壊されて脱出される可能性が大きいです。網戸や窓のタイプに合わせて工夫する必要があります。網戸をステンレス網に変えることも考えましたが、うちでは飛びつけない十分な高さがあり、体当たりしても壊れない、圧迫感が無いという理由で粗大ゴミから拾ってきたガラステーブルのガラス部分を使用しています。ガラスの上部には黄色い反射テープを張り、人間の目につきやすいようにしてあります。また割れると危険ですから防災用品のガラス飛散防止用シートを張っています。最初は1mm 厚の透明アクリル板を採用していましたが、あっさり動かされてしまいました。
現在、使用しているケージはGB社製レクタングル3200F(L:1050@、W:560@、H:760@)です(フェレット用は品番の末尾にFと表記)。しかし、網のケージは多くの危険をフェレットにもたらす可能性をひめているため早期に改造する必要があります。網の上を直接歩いていると肉球が荒れてカサカサになってしまうようです。そこで、一階の床網の上には通気をよくするために両端を約5Bづつ空けてカーペットを敷いています。カーペットは毎日掃除機をかけ、週に一度カーペット交換しています。交換したカーペットはカーペットクリーナで掃除しています(フェレットはウンチをした後、カーペットでおしりを拭きますので結構しつこい汚れです)。また、床網の下にはペットシーツ(ウォータボトルがある側)と新聞紙を敷いて、こぼれた水・餌によって床(プラスチック)が直接汚れるのを防いでます。
二階部分はあまり汚れないという理由で、金網に切り売りカーペット(¥600/1m)をハンドミシン(テント等の補修用)で縫いつけました。スロープも同様に縫ってあります。
現在、ケージの出入り口の段差をなくし、彼らが飛び越える必要がないようにスロープを制作中。
フェレットたちが遊ぶ場所の総点検をする必要があります。
ゴミ箱、観葉植物の項でも触れましたが、遊び場にスポンジ、消しゴム、輪ゴム等のゴム製品、発泡スチロール等はありませんか?他に紐の切れ端、湿布、絆創膏、タバコ(フィルターやパッケージ)、キャンディーの包み紙、耳栓、パッキン(ビニールやスポンジ)も必ず取り除きましょう。また、絨毯やタオル類も点検してみてください。囓られた跡があるようなら取り除きます。ウンチに混じって排出されれば良いのですが、腸閉塞や胃腸障害を起こすものもあります。さらに、ウンチの観察(毎日)も大切なことです。もし、何か異物が混じっていたらそれが何で、どこにあるものかを探す必要があります。ウンチに混じった異物の点検には竹ぐしが便利です。時には何でこんなものを!?という時もあります。
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