ウィーン旅行記

通貨統合前の旅行なので、文章内での通貨単位はユーロではありません。また、文章内の価格は旅行当時のものなので、必ずしも現状と一致しているとは限りません。

ミラノからウィーンへ

1998年の11月の下旬、急遽オーストリアへ行く事に。今回はさらにウィーンからハンガリーのブダペストに行くのが一番の目的。いろいろめんどくさい事がありまして…

ハンガリーって事は観光目的でもビザが必要と思い、まずはミラノのハンガリー領事館へ。「すぐに発給されれば」なんて思いながら領事館で尋ねると、日本人は97年からビザが必要ないとのこと。あ〜良かった。

で、次はチケットの手配。飛行機か列車だが、今回は列車で行く事に。なんだかんだで飛行機ってなんか恐いんです。時刻表を見ると、ローマ発ウィ−ン行きの夜行列車が走っている、ミラノからだったら途中のヴェネツィアから乗り込むのが一番楽そうだ。

さっそくミラノ中央駅に行って、ウィーンまでのチケットを買って、さらにクチェッタ(簡易寝台車)の予約。ちなみにミラノ中央駅の切符売場は込んでいる事が多いのだが、駅構内の旅行代理店で、国内、国外への鉄道の切符を買う事ができ、そこは比較的空いていて便利。場所は駅正面に向かって右側の駅出入り口付近、水色の看板が目印です。

往復のチケットの値段は約25,000円、寝台込みでこの値段だったら、まぁ安いもんですね、出発は明日の夜だ。

ヨーロッパの夜行列車

夜行列車のヴェネツィア発が深夜1:06、余裕を持って11:00にはヴェネツィアに到着。ちなみにヴェネツィアといっても今回はイタリア本土側のヴェネツィア・メストレ駅。余裕があるのはいいが、さすがに到着が早すぎた。夜行列車の方が遅れた事もあって、結局3時間近く待たされる事に。夜風が身にしみたぜ(笑)

1:50ぐらいに列車も無事発車、列車に乗ったら車掌さんが丁寧にボクの寝台まで案内してくれた。ちょっと酒臭かったのは気のせいか(笑)今回は国境を超えるのでパスポートチェックが必要、寝台車の場合は車掌さんにパスポートを預けておけば代行してくれて、就寝中起こされる事もない。と思っていたら「別にいいよ」との事、結局チケットだけ持って去っていった、なんだか拍子抜け。

今回乗ったクチェッタと言うのは、日本のB寝台の様なもの。ちょっと違うのは、一応個室になっているのと、しかし寝台にカーテンがない事か。しかも3段ベッドが2つで1部屋定員6人、やはりちょっと窮屈だったな。

部屋に入ると真っ暗ですでに先客が一人就寝中。起こさないように気を使うけど、ボクの寝台は一番上、やっぱり起こしちゃった、ゴメンね。

夜の車窓とかを楽しみにしていたけど、先客は寝ているのでなかなか好き勝手にするのも気が引ける、ウィーン到着までしばし就寝。

どんより、雪ですな〜

やっぱり落ち着かず寝たり覚めたり、そうこうするうちに朝、車掌さんに起こされた。窓の外を見ると空はどんより、一面の雪。そうだここはオーストリアなんだ、いつの間にかに国境を超えていたんだな〜。

朝食として、コーヒーか紅茶、パン、ジャム、バターの簡単なサービス。寝台料約3,000円でこのサービスはうれしいな。起き抜けのコーヒー、おいしかった。

列車は予定より30分遅れて、9:10にウィーン南駅に到着、外は寒そうだ。しっかり着込んで列車を降りたが、う〜んやっぱり寒い!駅の温度計を見たら0℃だった、そりゃ寒いわな。

情報収集

とりあえず情報収集って事で街の中心にあるインフォメーションに向かう、なんとか地下鉄の駅を見つけ、切符を買って構内へ、なんだか近未来SFチックだ。オーストリアの地下鉄もフランスと一緒で乗客が自分でドアを開けるタイプ、これなかなかおもしろいんですよね。

インフォメーションでウィーンのパンフレット(日本語版)を貰い、さらにオペラ座近くのハンガリー専門の観光センターでブダペストのパンフレットも貰う。いやしかしビックリ、そこでもちゃんと日本語の観光案内や街の地図などを用意しているのだ。ハンガリーの知識なんてまるでなかったから随分助かりました。

ハンガリーへは船でドナウ川を下りながら、ってコースで行ってみたかったのだけど、既にシーズンオフで欠航中。電車かバスのどちらかだけど、値段が少し安かったバスに決定、ウィーン、ブダペスト往復で470シリング(約4,700円)片道3時間ちょいの旅だ。

バスのチケットもなんとか購入、次はホテルを探さなきゃ。その前にちょっと腹ごしらえ、気付くと12時ぐらい、お腹も空きます。手軽にソーセージスタンドでホットドッグ、ホットドッグと言っても、めちゃめちゃデカい!20センチは超えていた。しかもドイツ文化圏だからソーセージもウマイ!!満足満足 (^^)

気分一新、ホテル探し。でも飛び込みじゃなかなかダメ、5軒当たった所で断念、駅のインフォメーションセンターへ。するとすぐに見つかった、初めから素直にここに来てれば良かった。(笑)

指定されたホテルに行くと、ビルの2階が受け付け、ホテルよりもランクが落ちるペンションだったが清潔だし、ホテルの人も親切、希望通りバスターミナルの側で、すぐに気に入った。部屋もダブルの部屋をシングルの料金で貸してくれて、余裕の広さです。

ちょっと一眠りしてから夜のウィーンを散策、夜の7時だけど店も大体閉っている。 寒さも一際厳しい、でもクリスマスのイルミネーションや、公園でのクリスマスセールなど活気はあった。まだオーストリアに慣れないので夕食はマクドナルドで「てりやきバーガー」のセット。それと日本食レストランで「にぎり」をテークアウェイ、ミラノより日本食屋を多く見かけました。

ホテルに戻り、「にぎり」を食べて、シャワーを浴びて早めに就寝。明日はハンガリー、朝も早いのでしっかり休んでおかなきゃ。やっぱ夜行列車、落ち着けなかったから疲れも残っているのかすぐに熟睡でした。

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