いつもの朝いつもの様に、いつもの朝を迎える。相変わらず窓を開けると臭い(笑)こころなしかいつもより寒い様に感じる。ま、高原の朝って感じで気持ちいいのだが、臭いさえなければ…部屋を出ると友人と同居人たちが廊下で何やらヒソヒソ話。聞くと新しい同居人がやってきたのだが、彼が完璧なカウボーイとの事。友人や同居人は、いわゆるスケーター系というか、とにかくカウボーイ、ウエスタン系とは対極に位置する派閥。スケーターとカウボーイは激しい対立関係にあるらしく、それでブツクサ文句をたれていたらしい(笑)全米で見ればマイノリティなカウボーイも、ユタ辺りだとまだまだ勢力を誇っているらしい、ま、土地柄でしょうか。 ま、そんなヨタ話もそこそこに、シャワーを浴びてから、食料買い出しにスーパーまで。前に写真の現像も頼んでおいたので、それも引き取りにいかなければ。食べ物と一緒に、増え過ぎてしまったボクの荷物を郵送するためにダンボール箱ももらう。約80cm四方の箱3箱である、まったくボクも何やってるんだろ?(笑) 写真を引き取ってビックリ、サービスという事でだが、同じ写真が2枚づつプリントされていた。なんかどうでもいい写真もいっぱいあったから、正直うれしいというか、かさ張るだけって感じだった(^^;;; 家に戻って、今日は友人が飯を作ってくれた。しかし豪快!冷凍のひき肉をそのまま電子レンジにブチ込んで解凍、肉汁が飛び散ってもお構いなし。鍋に水、スープの粉(ビーフシチュー系)、乾燥パスタ、解凍したひき肉、生トマトをブチ込んで、あとはひたすら煮込む。彼曰くイタリアから来たボクに敬意を表し、イタリア料理を作ってくれたらしいのだが、こんな料理法、イタリアでは見た事ないゾ(笑)しかし美味!友人が即興で入れた生トマトがイイ味を出している。ごちそうさまでした!! 雨家でダラダラする内に昼過ぎ、家を出ていつもの様にプロボにくり出す。安い映画館があるというので、映画でも見る事に。それまではまだまだ時間があるので、しばらくはいつもの様にモール巡り。しかしさすがにここまでモールに来てるとなかなかビクンと来るものもなくなる。と言いつつT-シャツを2枚購入(^^;;;友人はジーンズ選び。今となれば懐かしい腰履きジーンズ、30ドルぐらいだったからボクも買っておけば良かった。 その後、大きな本屋へ。雑誌やスターウォーズ本を立ち読み。当たり前だが英語の本ばかり、何だか良く分らんが適当に写真などを楽しむ。あと「RAYGUN」という音楽雑誌を探すが見当たらなかった。この雑誌はもはや読む事が出来ないのでは?というぐらい凝った誌面が見ていて楽しいのだ。 外がやけに暗くなってきたと思ったら雨だ。乾いた空気、大地がみるみる潤っていく。普段は嫌な雨も、今日ばかりは気持ちいい。 プルコギ映画の時間までは、まだちょっとある。というわけで、先に夕飯を食べる事に。近くに韓国人が経営する焼肉屋があるらしい、久々の焼肉だ!!店内は閑散としていて、焼肉屋というよりは、場末の定食屋といった雰囲気。さっそく「プルコギ定食」を注文。テーブルにコンロが設置されていなかったから、簡易コンロでも出してくるのかな?と思ってたら、すでに厨房で焼かれた肉が皿に盛られて出てきた。ちょい残念、しか〜し、おいおいお〜い!!!骨付きカルビだ!!さらにご飯と小皿に盛られた「キムチ」「オイキムチ」「カクテキ」「ナムル」など、おなじみの料理がぞくぞく登場!!いや〜涙ものですな。 それにしてもウマい!まさに骨までしゃぶり尽くす勢いで食べる!キムチ類も格別の味、考えてみれば最近ファーストフード類ばかりで、こういう飯らしい飯を食べていなかった。やはりファーストフードだけでは生きていけないな、ボク(^^;;;ご飯をおかわりして、二人ですべてをたいらげた。さすがに満腹!!お金を払って(確か、一人10$ぐらい)ガムを貰って(どこも焼肉屋は一緒ですね)いざ、映画館へ向かう。 映画、そして…映画館は町の中心からちょっと離れた所に、四館ぐらいが一つの建物に入っていて、他にゲームセンターなどもある。シネマコンプレックスってやつだ。そこに着く頃には雨も一段落、しかし結構降った様だ、鋪装されていなかった駐車場には水たまりが目立つ。映画館の入り口で見たい映画のチケットを買うのだが、時間的に合うのも、実際見たいのも「ツイスター」って事で決定。ちなみに値段は、なんとたったの1ドル50セント!安い〜。ま、この映画館で上映されるのは、封切られてから時間の経った映画ばかりなので、この値段という事なのだが、それでもうれしい。 館内はガラガラ、3割程度の客の入りか。ま、落ち着いて、好きな場所で見られるから、すいている方がイイけど。お約束というワケでもないが、ポップコーンとコーラを片手に映画を楽しむ。そうそう、日本の映画館に比べて、椅子がかなりチャチかったけど、あの値段だったら文句はありません(^^;;; 映画も見終わり、さあ帰宅、その前にちょっとトイレタイム。手を洗っていたら、先に外に向かっていた友人が慌ててトイレに飛び込んできて一言「大変だ!外が『ツイスター」』だよ!!」「何々?」と、手を拭くのもそこそこに、ボクもロビーに向かい、外を見てみるとビックリ!外はいつのまにか大嵐!!ドシャ降りの雨が強風で横殴りにガラスを叩き付けていた!!さすがに他の客も外の車に向かうのを躊躇っている。 しばらくロビーで待っていると、一瞬、雨が小振りになった。ここぞとばかりにみんな一斉に車に向かう。ボクらも外に駆け出した。なんとかズブ濡れになる事なく車内に駆け込む。しかし、ホっとしたのもつかの間、またすぐ雨は本降りになってきた。それにしても、物凄い嵐、ここ最近続いていた晴天が嘘の様だ。 これがビビらずにいられるか豪雨のハイウェイをイフロムに向かう。あまりの豪雨でワイパーが効かず、前が全く見えない。暗いハイウェイに慣れた友人もさすがにビビっていた。前を走る車のテールランプさえ霞んでしまっていた。ボクは最高にビビっていた…イフロムに到着する頃には雨も止み、星空さえ見えていた。あっという間に嵐は過ぎ去っていってしまった様だ。それにしても町が暗い。家に着いて分かったが、豪雨でどっかの送電線が壊れたのか、停電していたのだ。イフロムの辺りでは停電がしょっちゅう起こるらしい。ちなみに、イフロムの20年分の電力を、ラスベガスは一夜のうちに使ってしまうらしい。 そんな中、ボクは近所のモーテルへ。寂れた田舎のモーテルに泊まってみたかったのだ。ま、結果から言えば、何の変哲もない田舎のホテルだったが、これもイイ思い出。たっぷりのお湯で、久し振りに湯舟につかる、やっぱ気持ちいい!テレビで「NASCAR」の中継を見ながら就寝。それにしても今日の嵐は凄かった、予想外の展開にビックリした。
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