アメリカ合衆国 ユタ州

いざ、アメリカ!

1996年の9月、フィレンツェでの3ヶ月の滞在を終えたあと、アメリカに立ち寄ってから、日本に帰る事に。目的地はユタ!当時ユタの田舎町のカレッジに大学時代の友人が留学していたので、彼をたよりにいきなりユタの田舎っていうかなりディープなアメリカ体験を味わう事に…

アメリカ行きを決めてから、まずはチケットの手配。代理店で「アメリカに行き、日本に帰って、そしてまたミラノに戻りたい」という希望を伝えると、紹介されたのは、ノースウエスト&KLMの「世界一周チケット」これは出発点から東か西に向かって飛び立つと、方角的に(東西)逆戻りしたり、途中同じ空港に立ち寄らない限り、提携航空会社の便を乗り継いで世界をまわっていけるというもの。値段は当時日本円で約20万円(日本で買った方が安いらしい)で1年間のオープン、使いようによってはかなり便利でお得だと思います。まだ、買えるのかな?

さっそくこのチケットを購入、ルートは、ミラノ→アムステルダム→ミネアポリス→ソルトレークシティ→シアトル→ナリタ→アムステルダム(ここは重ねっても問題ないらしい)→ミラノに決定。さあ、次はユタの友人に連絡しなくては…

しかし友人から届いた手紙によると、引っ越しの最中らしく、送られてきた住所の家に住み始めるのはちょっと先との事。そうこうするうちに、ボクもフィレンツェの家を明け渡す事に、出発までの約1週間はミラノのホテルに泊まろうと思ったら、ちょうど見本市がミラノで開かれていて、ホテルが満室、結局ジェノヴァのホテルに宿泊することに。

ジェノヴァに滞在している最中に、友人が新しい家に住み始めたであろう日に。で、さっそく電話をかけてみたのだが、電話に出た相手は同居しているアメリカ人、ちゃんと伝わっているのかどうかちょっと心配になりつつも、とりあえず「到着日、到着時間、フライトナンバー」の伝言をお願いする。まあ、なんとか伝わっていた様なので、「オレもいざとなれば英語オッケーじゃん」などとのんきに考えて、電話を切る。

そして、イタリアを離れる日に、たった3ヶ月の滞在だったけど、ちょっと寂しい気持ちも。ジェノヴァを朝7時に出発、9時半ぐらいにはミラノ・リナーテ空港に到着。約3ヶ月振りのリナーテ、もう慣れたもの。さあ今夜はアメリカだ!!寂しさはミラノに置いて、出発!!!

アムステルダムにて

ミラノを離れてまずはアムステルダム、スキポール国際空港へ。約2時間のフライトでスキポールに到着、それにしても広い!構内にカジノまである!

次のミネアポリス行きのフライト時間まで、そんなに余裕がないので、空港内の見物もそこそこに、とっとと指定のゲートまで。ミラノからここまでは、日本人もちらほらいたけど、そのほとんどはここを経由して日本に帰る人達、わざわざここからアメリカに向かう日本人なんてそんなにいないだろうから、気付けば周りは外国人ばかり、その状況が外国を感じられて、なんだかドキドキ。

それにしても空港の警備員がいかつい、みんな身長180cm以上って感じで、しかも防弾チョッキと機関銃装備、で麻薬捜査犬を引き連れて・・・やっぱりアムスは大麻OKなので、持ち出されてしまう事に相当に気を使っているんでしょうね。だったらやめればいいのにね、なかなかそうもいかないんだろうけど。

搭乗手続きが始まる、ここでも厳重なチェックがされていて、金属探知機をくぐったあと、改めて一人一人のパスポートをチェック。日本人って事で気になったのか、ボクの場合、かなり厳重にチェックされていたって感じ、顔は余裕を漂わせていたけど、内心ドキドキ。ま、でも無事にチェック終了、ホッとして機内に入る。

機内は満員状態、でやっぱりアジア系はボクだけのようだ。ま、関係ないけど。座席はラッキーな事に非常口のソバ、足をのばす事ができる。飛行機は定刻通り一路ミネアポリスに向けて離陸!さあ、次に地面に立つ時はアメリカだ!!!

機内にて、そしてアメリカ

離陸後、しばらく経ってからドリンクサービスが始まる。メニューを見ると「ドクターペッパー」がある。久し振りに飲んでみたくなって頼んでみるが、ボクの発音が悪くて、なかなかスチュワーデスのお姉さんに伝わらない。今思えば、「ドクターペッパー」を指差せば良かったんだけど、この時はミョーにお互いムキになってきてしまって、10回ぐらいやりとりをしてようやく「ドクターペッパー」を飲めました。ちゃんと氷入りでね。

そうこうするうちにゴハンの時間、ボクは機内食、かなり好きな方なんだけど、ノースウエストはまずかった… ミラノから乗ったKLMは美味しかったんだけどなぁ。おまけにこの時スチュワーデスがボクの列だけ飲み物を配るのを忘れやがって、食べ物の怨みは恐いのだ!で、このスチュワーデス、その後見ていたけど、ちっとも働かないんだ、これが。この時はちょっと(かなり?)ノースウエストが嫌いになった…

そして映画の時間、でも当然日本語の吹き替えなんてないから、見てもほとんどわからない、結局寝る事に。朝から早かったからすんなり就寝、おやすみなさい…

その後、何度か食べ物の匂いに起こされ(笑)「マズイ、マズイ」と言うわりには出てきた物すべてたいらげて、気付けばミネアポリスはもうあとちょっと。入国カードが配られるが書き方がよくわからない、おまけに筆記用具も持っていない、スチュワーデスさんに相談したら親切に教えてくれて、ボールペンもくれた(^^)なんだかんだでノースウエスト、イイ会社じゃないか!!(笑)

約、9時間のフライト後、飛行機は無事ミネアポリス到着!ノースウエストのハブ空港だけあって、まわりはノースウエストの飛行機ばかり。飛行機を降りて税関へ、そこをくぐれば正真正銘のアメリカだ!心はドキドキ、飛行機の中で寝たから元気もいっぱい。この後、とんでもない事が待っていようとは夢にも思わず、列に並ぶのでした…

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