ごあいさつ

 
は現在裁判所で裁判所書記官という仕事をしています。裁判所内部では、裁判所書記官は公証官なのかあるいはコートマネージャーなのかということがいろいろな場面で問題とされます(もちろん現在では前者を基本としつつ後者の役割が大いに期待されるというのが有力な理解の仕方かと思います)。

 
マルガムのような・・・、いまやっている仕事(裁判所書記官)は二つの違った面が混沌とあります。まず第一には、裁判所書記官もひとつの法律家なのだということ。これは私のプライドです。もう一つの側面として、肉体的にも精神的にもストレスのたまりやすい職業であるということ。裁判所にいて裁判官に顕著だと思うのですが、法律家という職業は得てして後者の本音を出さないのが美徳という側面が強いのではないかと思うのです。そういう意味で私は敢えて声を大にしていいたいのです。裁判所書記官も労働者である、と。

 接法律職のみなさんもよろしく!裁判官、検察官、弁護士以外にも法律で仕事をする人はたくさんいます。司法書士、行政書士、社会保険労務士、企業の法務担当者もそうかもしれません。今回の司法改革審議会では、「隣接法律職」としてこれらの仕事についても、議論がなされようとしています。もともと裁判所書記官もたまたま公務員なだけで、こういう法律従事者と交流することも良いのではないでしょうか。げんに現大東文化大の江藤教授は、準法律家というカテゴリーで裁判所書記官も含めて考えておられます。

 
交流!そんなわけでここでは、在野の法律従事者と交流をつためのフォーラムを持ちたいという願いからLLクラブというページを設けました。これから各種準法律家の動向を紹介してみたいと思います。試行錯誤となりますが。また、あまり表だっては話題にしにくい私たちのストレスの素を私なりに分析してみたいと思います。

 

裁判所書記官の仕事についていろいろ聞かれることが多い。最高裁のHPにも仕事の紹介がでていたり、あるいは法学書院からも主に受験生向きの本がでている。そういう中で、やや異質ではあるが「法曹会」からでている本の紹介をしてみる。、

タイトル:「裁判所書記官等の組織と執務について」
最高裁判所事務総局編


内容
裁判所書記官制度の沿革
裁判所書記官等の執務組織
裁判所書記官等の一般執務についての指導監督
訟廷事務
付録として 関係法律、規則、規定、通達等  書記官実務関係参考資料目録


実はずっと前に水道橋の丸沼書店で見つけて買った(古本だった)が、どうやらいまでも絶版ではないようだ。霞ヶ関の法曹会館で売っていたから。
もともと最高裁判所訟廷執務資料第54号として出された本である。はっきり言っておもしろい本では全くないが、書記官をやっている人が自分でときおり振り返ってみるためにはよいのかもしれない。初版の昭和59年から改訂されておらず、通達等もだいぶかわったとは思うがいまでも参考になるであろう(2000.11.21)。





4月16日日曜日


このページも久しぶりの書き込みとなりました。さいきんは日記の部分を毎日更新しているので、そちらの中でも普段仕事をしながら感じたことを書いてます。だからこちらに書くのは、たまたまここを書くことで「いちおう他の部分も更新しています」ということを示しているだけかも知れません。
仕事について考えると、やはり大切なのは、パートナーである裁判官といかにうまくやるのかということが大事なのだと思います。そもそも裁判官とはどういう人たちなのか。どういう考え方で行動するのか。書記官に何を期待するのか。ということを自分なりにシビアーに考えてみることなんでしょうね。
すこし視野を拡げてみると、司法制度改革のからみで、裁判官についていろいろなことが言われています。当たっていると思うこともあれば、そうでないこともあります。あまり十把一からげに裁判官とはどういうものだと断定的言ってはいけない気がしますが、その職業柄共通したの思考や立ち振る舞いはあるかも知れません。判例タイムスに出ていた、瀬木裁判官の文章は、裁判官のメンタルヘルスのみならず、書記官がお仕事上接する上でも大変考えさせられました。

3月18日土曜日

いよいよ異動のシーズンとなりました。この時期は、まず間違いなく仕事が忙しくなります。かくいう私も、同じ裁判所の中とはいえ、異動があるようです。後10日間ばかが勝負だ。
それにしても、この4年のあいだ、いわゆる民事立会の仕事をしました。その間、どれだけ自己啓発というものに取り組めたのか、いろいろ反省するところ大です。今年は書記官7年目でもあり、書記官総合研修というものをうけました。この研修を終われば、一人前の書記官になるといわれ、現実にそのように位置づけられている研修です。ただ、研修の中身は、法律実務云々もさることながら、組織における役割という類のものも多かったかと思います。
ところで、最近の悩みは、もう少し仕事の正確性を身につけるにはどうしたらいいだろうか、ということです。これは、自分の場合、労働組合の役員もしておりどうしてもそちらにも神経を使わざるを得ないということもあるのです。しかし、やはり仕事が基本、ということは十分に分かっているのです。いろいろ考えたことをメモしていきたいと思います。


以前から展示してあった文章

ここでの話は、これから裁判所に勤めてみようと思う人には難しすぎるかも知れません。また、かなり個人的な感想です。









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