【VISTOUS より緊急報告】
Microsoft Office System 2007 Beta 2 Technical Refresh でファイルが正常に開けない問題
2006年9月16日(土)
VISTOUS の管理人がMicrosoft Office System 2007 Beta 2 Technical Refresh(以下、B2TRと呼びます)をインストールしたところ、Nortonアンチウイルス製品を使用しているコンピュータにおいて、Excel 2003形式やテキスト形式などのファイルが正常に開けないという問題が発生しました。
この問題の原因と解決方法がわかったので、ここに緊急にお知らせいたします。
■発生する現象
(1)Nortonアンチウイルス製品を使用しているコンピュータにおいて、Excel 2003形式のファイル(拡張子 .xls)やテキスト形式(拡張子)などのファイルを開こうとすると、以下のエラーメッセージが出て全く開けない。
「ファイルを開くことができません。お使いのウイルス検出プログラムでファイルに問題が検出されました。」

(2)Nortonアンチウイルス製品を使用しているコンピュータにおいて、Word 2003やPowerPoint 2003形式のファイルなど、旧形式のファイルを開こうとすると、以下のエラーメッセージが出て全く開けない。
「ファイル○○○は使用できません。」

■発生する環境(現時点でわかっているものです)
■原因
最新の Office 製品では、ファイルをロードする時に、例外なく常にウイルス検出用のAPI を使用します。
そして、新しく B2TR を提供する時点において、Microsoft は、暗号化マクロのスキャンをサポートしたようです。このため、データ構造の変更をする必要があったようです。
ところが、この変更が原因で、シマンテック社のノートンウイルス検出プログラムは、これが意外なものだとしてエラーを返してしまうようなのです。
現時点(2006年9月15日)では、ノートンアンチウイルス(バージョンにかかわらず)のインストールされた環境で B2TR を使用する場合、ユーザは、Word、Excel
、Access、PowerPoint、Publisher、Project のファイルを正常に開くことができないことが判明しています。
また、この現象は現時点では、シマンテック社のアンチウイルス製品でのみ確認されており、それ以外のメーカーの製品においては、現在確認中だそうです。
なぜ、、シマンテック社のアンチウイルス製品でのみこのような現象が起きるかというと、Microsoftが用意したウイルス検出用のAPI をアンチウイルス製品に使用していると現在確認されているのは、シマンテック社のアンチウイルス製品だけだからです。それ以外のメーカでこのAPIを使用しているかどうかについては、現在調査中だそうです。
■解決方法
以下の「方法1」「方法2」のどちらか一方を実行してみて、障害がなくなるかどうか確認してください。
(方法1)
シマンテック社のアンチウイルス製品には、「Officeプラグイン」というものが使用できるため、これをOffにすることによって、解決できることが、某米国サイトで発表されています。またこの事実は、当VISTOUSサイトの管理人によって確認されました。当管理人は、Excel
2007 においてこの方法で障害がなくなることを確認しました。

(方法2)
使用しているOffice 2007製品のオプションにおいて、「Dynamic Data Exchange(DDE)を使用する他のアプリケーションを無視する」というオプションをOff(チェックの入った状態)にします(図ではチェックは入っていません)。
当VISTOUS管理人は、こちらで試しましたがうまくいきませんでした。
また、この方法を使うと、DDE を使用する他のアプリケーションに影響を及ぼすので、あまりお勧めできません。
他の情報サイトでも、(1)の方法が現時点でベストな回避方法だと述べています。
