特別企画?Nikon D100 購入までの道〜カメラって何?から始めた一カ月〜
これは、ある一人のカメラ初心者が、一眼レフカメラ(しかもデジタル)を手に入れるまでの葛藤と学習過程を記したものである。
というか発売日に新製品を手に入れるなんて自分にとって空前絶後のことなので、単に自慢したいだけでもある(^_^;) すみません。。
「D100」は2002年6月22日に発売しました。
◎馬が撮りたい
さて。
まず、カメラを買った動機を話そう。
私は仕事上、カメラを使う機会が多い。6年前に入社した当時、会社から与えられたのはニコンのF601という一眼レフカメラであった。
その後、世は急激に変化し、原稿はワープロからパソコン打ちに。カメラも、デジカメなるものが出現、会社はニコンの
「クールピクス950」というコンパクトデジカメを私に手渡した。
カメラに良し悪しがあるなんて、ド素人の私はまったく知らなかったのだが、デジカメの登場で、
「画素」なる言葉を知り、画素が多い方が画像がきれいであることを知った。
私の勤める会社には、専属カメラマンがいる。カメラマンが使うカメラは、レンズが取り替えられるようだ(^_^;)
見た目もなんとなく質実剛健そうで、カッコいい。
ちなみに、社内のカメラが特定のメーカーに偏るのは、カメラ本体を買い換えても取り替え可能のレンズが使いまわしできるから。
だから報道カメラマンや新聞社、雑誌社などは、耐久性の高かったニコンを使う人が多かった。戦争映画に出てくるのはいつもニコン。
最近はキャノンに押されているけれども。
高いカメラやレンズは、サラリーマンにとって高嶺の花。仕事用は会社が買ってくれると助かる。
そうそう、動機動機。
私は馬が好きで(馬好きの動機まで話すと長くなるので割愛(^_^;) )、何度か北海道の牧場に競走馬を見に行ったりしている。
一回目に行ったときは、朝寝坊ばかりして見逃し、ほとんど成果なし(牧場は朝が早い)。
二回目に行ったときは、デジカメを持っていったが遠くの被写体が撮れない。望遠がきかないから。
三回目に行ったときは、会社の一眼レフでたくさん写真を撮った。でも、やっぱり遠くの馬は小さくしか写らない。牧場には柵があるし。
というわけで、馬を撮るには自前のカメラ、しかも望遠レンズがないとだめだと悟ったのだ。
◎どうせ買うなら
職場の同僚や知り合いの中には、カメラ好きがいる。余暇を楽しむ現代人は、多かれ少なかれ誰しも何がしかの趣味を持っているものだ。
仕事で写真を撮っていて気づいたことがある。昔のプリントに比べ、のっぺりした印象の絵が多くなった気がしたのだ。
先輩に聞くと、
「それは会社中がコンパクトデジカメを使っているせいだな」とのこと。
スポーツなど、動きがあって遠くの被写体を撮る(たとえばサッカー)場面を、コンパクトデジカメで撮影するのは難しい。夜はまず無理。
しかし、動きのない昼間の風景写真などはコンパクトデジカメで十分撮れる。
ただし、やっぱり一眼レフで撮った絵とは違うのだ。
「写真やるなら一眼レフを買えよ。仕事でも使えるし、どうせ買うならいいやつを買ってみれば?」(T先輩)
「今度Nikonがまた一眼レフデジカメを出すぞ。それ買え!」(カメラマンの先輩)
2人の先輩からの、悪魔のささやき?であった。
◎被写界深度って??
そもそも、一般のフィルムカメラとデジタルカメラって、どこが違うのか。
なにしろ、カメラは素人の私。機種選びを兼ね、雑誌を買いこんだりして知識を集めた。
撮影した映像を、フィルムに記録し、現像―プリントするのがフィルムカメラ。
フィルムの代わりにCCDという撮像素子を通し、コンパクトフラッシュなどのメディアに記録するのがデジタルカメラだ。
そのくらいはなんとなく分かっていた。
だが、「被写界深度」なんてのになると、てんでダメ。だいたい、被写体の背景がぼやける方がいいカメラ(写真)だなんて
ぜんぜん知らなかった。なるほどその方が被写体だけが浮き上がって見え、強調できる。
うーん、奥まではっきり見える(被写界深度が深い)方がいいじゃん、なんて思ってた私はやっぱり素人だったのか。
現在、一般の一眼レフカメラと呼ばれるカメラの大半はオートフォーカス(AF)で、マニュアルフォーカス(MF)は少数派なんてのも
知らなかった。オートフォーカスってのは、ピントを自動で合わせてくれるってやつ。今のカメラは、シャッターボタンをただ押すだけで
誰でも失敗なく撮れるようになっている。素晴らしいが、味気ない気もするな。
カメラ屋さんの店頭にずらりと並ぶいくつものメーカー、機種に戸惑う私。どれがいいのかしらん。
◎清水の舞台から…
もともと、「カメラを買うならデジカメと」ほぼ決めていた。以前、やはり会社の先輩に、
「これから買うならデジカメ。プリントはその辺のラボでできるようになったし、銀塩(フィルム)と比べて遜色ない画素まできてる」と
聞いていたからだ。200万画素もあれば、じゅ〜〜〜ぶんすぎるほどきれいなプリントになるのは知っていた。
いろいろな人から話を聞くと、考えが整理されることもあれば、迷いが生じることもある。
「キャノンはオートフォーカス速いですよ〜〜〜♪」(M氏)
カメラマニアは自分の使うカメラを自慢したがる。うぅむ。キャノンかあ…。
でも、会社としては完全にニコンユーザー状態。もし仕事でも使うとすると……。ニコンに決めた。
さて、次は機種。
ニコンはD1HとD1Xというハイスペック一眼レフデジカメをすでに出している。
ちなみに、Hが連写のきく(5コマ/秒)タイプ、Xが高画質(600万画素)タイプ。
「どうせ買うなら、いいやつ買いなよ」とT先輩。
あああぁ、迷うなあ(^_^;)
値段も高いし、じっくり考慮。
デジカメは日進月歩の世界。「少しでも新しい方が使いやすくて安定性が高いはず…」というのが決め手となった。
清水の舞台から飛び降りる気持ちで、新製品のNikon D100を予約。発売日(6月22日)のちょうど一カ月前だった。
◎「カメラは病気」
収集癖というのは、どうも男に多い性質らしい。他人からみればくだらないようなものでも集めてしまう。
まして、カッコいいものとなればなおさら集めたくなるのが人情だ。人は何かを集めてどうするのか?眺めるのだ。
D100、クレジットカード2回払いで購入。ボーナスはまだ支給されてない(-_-;)
ともかくも、ながめる。
うっとり♪(。-_-。) (爆)
まだ、これといった被写体には出会っていない。これからが楽しみだ。
また、これまでの学習で「カメラはレンズ」ということがなんとなく分かってきた。
本体も重要だが、レンズがいかに「明るい」かが勝負なのだ。
単純に言ってしまうと、絞り値(F値)が開ける(値が小さい)レンズほど、描写力が高い。被写界深度が浅い、背景のボケが得られる。
「K君もだんだん分かってきたね。ところでサンニッパ(3・2.8。300ミリ望遠のF2.8のレンズ)欲しいだろ〜〜?」(Y氏)
欲しい(笑) 持ってるからって自慢するな(^_^;)
今持っているのは、特売していたF4.5の80―200ミリズームのみ(60%OFFの7800円はお得だと思うが)。
けど、競馬場で撮った馬のレース写真を載せたホームページなんかを見ると、レンズによって描写がぜんぜん違う。
「なるほど、こういうことだったのか」とあらためてうなずく、きょうこのごろであった。
バリバリ働いて、今度はレンズを買うぞ!
最近、カメラで撮影するより他人が持っているカメラがどんな機種かが気になってじーーっと見てしまう。
「カメラは病気」という言葉があるという。カメラにのめりこんだが最後、その世界から足を洗えなくなってしまうのだ(^_^;)
レンズ収集病になる日はそう遠くなさそうである(^_^;;;;;;;;;;
(おわり。)