春休みが終わって、新学期。主人公は相変わらず、芹香と親しくしていて、最近では微妙な表情の変化から、無表情な彼女の感情を読み取れるようになっています。こういうのも慣れればなんとかなるものなのでしょうね、やっぱり。

 そして、ある日の休み時間のこと。主人公は中庭で何かを探している芹香を見かけまして。聞けば最近学校に住みついた黒猫を探しているのだとか。主人公は芹香に協力して、その黒猫を見つけてやりますが、その後が大変。なんと、芹香はこの黒猫を儀式の生贄にするつもりなのだそうです。これにはちょっと参りましたね。

 考えて見れば魔術に生贄は付き物ですし、医学の実験にもモルモットやら猿やらは必需品なのですが、それにしても芹香のような女の子が、そういうことを言い出すとは予想外です。思わずひるんでしまう主人公ですが、結局、芹香はこの猫が可愛くなって、生贄は中止。そのまま飼ってやることになりました。おやおや・・・。

 そうかと思えば、主人公が眠気に悩まされているのを見た芹香が、眠気覚ましの薬をプレゼントしてくれまして。喜んで飲んだ主人公ですが、これが芹香の手作りだったものですから、大変。いきなり幻覚を見て、そのまま気絶する羽目になりました(笑)。やはり、芹香の魔術には、かなり問題があるみたいですね。

 まあ、そんなこんなありまして、ますます仲良くなる主人公と芹香ですが、残念ながら彼女には執事が常に付き添っているため、一緒に帰ることさえできません。やはり、大金持ちの娘と一般庶民の息子とでは、なかなかつきあうのも大変ですね。この辺りのところをどう処理するかが、今後の課題になりそうですな。


来栖川芹香その4・・・執事と対決へ進む

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