さて、気を取り直して10回目のプレイです。今回は隠しキャラにして、元気いっぱいの赤貧少女、雛山理緒を狙って、ゲームを進めることに致しましょう。

 一度見たら忘れられない、なんとも珍妙な髪型が特徴の理緒ですが、この子の登場シーンは、かなり強烈です。ある日のこと、主人公は自分の下駄箱で、一通の手紙を発見。なんでも話したいことがあるので、放課後、渡り廊下まで来て欲しいとのこと。差出人の名前こそありませんが、文体から見て相手が女であることは確実。となると、これはまるでラブレターですね。

 というわけで、いそいそと指定された場所へ向かった主人公ですが、この男も決して馬鹿ではなく、これが誰かの悪戯である可能性は、ちゃんと念頭においております。それで、なかなか相手が現れないのを見た主人公は、やはりこれが悪戯であることを確信。相手が隠れて様子を見ていることを考え、「隠れてることはわかってるんだ!出て来い!」とかまをかけました。すると脱兎のごとく飛び出して来て、気の毒に、呂律も回らない状態で、必死に頭を下げる女の子がひとり。それが雛山理緒だったわけです。

 そして、この理緒なのですが、どうやら本気で主人公にラブレターを出していたらしく、いきなり「つきあって下さい」と告白しまして・・・。予想外の展開に主人公は、ただ唖然とするばかり。一体どうすればいいのか、判断に苦しむところですが、とにかく友達としてつきあって見てから、はっきりした返事を、と答えることに・・・。まあ、妥当な返答ではあります。

 ところが、この返答を告白のためにあがってしまっている理緒は、主人公に振られたと受け取りまして。そのまま、逃げるように駆け去ってしまいました。なんだか、えらく忙しい子ですが、人の話はきちんと最後まで聞いて欲しいですね。でないと、自分が損をしますよ。

 そして、この理緒の誤解は、妙なトラブルを引き起こしまして。彼女の弟の良太が、姉ちゃんを泣かせた悪い奴をやっつけてやると、子供のくせして主人公に絡んできたのです。主人公も相手が子供では喧嘩するわけにもいかず、結局、姉ちゃんに謝ると約束して、良太を納得させました。

 その後、理緒から良太の無作法を詫びられた主人公は、良太と約束した通り、律儀に理緒に謝りまして。そこで、ようやく誤解を解くことができました。理緒もまずは友達から始めようという主人公の提案に納得し、とりあえず一件落着ですね。

 それにしても、この理緒ですが、なんだか随分と元気な子ですよね。一緒にいると退屈しそうにないというか、非常に疲れそうというか・・・。この先、主人公は良きにつけ悪しきにつけ、この子に振り回されそうな気がしますな。


雛山理緒その2・・・理緒、バイト三昧へ進む

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