家族の公認ももらい、もはや主人公とレミィの仲は確固たるものです。どうやら、一波乱あると思ったのは杞憂で、レミィのストーリーというのは、笑わせることを主眼に置いたものだったみたいですね。
そして、その直後には駄目押しとばかりに、迷子の面倒を見ていたレミィを主人公が手伝うイベントが発生しまして。ここで主人公は以前迷子(タカミツ君でしたっけ?)を助けた時、その一部始終をレミィに見られていたことを知りました。その時、何時間もかけて一生懸命タカミツ君の母親を捜し続けた主人公を見て、レミィはひどく感動。それで、主人公のことが好きになったのだとか。主人公にしてみれば、迷子を助けた行為から、レミィのような美人に惚れられたわけですから、これはまさに瓢箪から駒ですな。
ただ、それはいいのですが、この時主人公はタカミツ君の母親を見つけるのに何時間もかかっています。ということは、レミィもまた、主人公の後を何時間もつけていたことになりますが、これはどうなんでしょう?いくら主人公が迷子の世話で忙しかったとはいえ、レミィのように遠目にも目立つ女の子が、何時間もくっついて来てりゃ気づきそうなものですが・・・。まして主人公はタカミツ君の母親を捜しているのですから、それらしい人はいないか、周囲に気を配る必要があったはずなのに。この主人公、一体どういう目をしてるんでしょうかね(笑)。
まあ、それはともかく、ここまで来れば話は終わったも同然です。後は適当にハッピーエンドを迎えるだけと思ったのですが、実はこの期に及んで、ずっと危惧していた波乱がやっと発生しまして。というのも、レミィがアメリカに帰ることになってしまったのです。実はこれは必ず起きるだろうと予測していながら、全然起こらなかった事態なのですが、もうラスト前になって持ってこられるとは思いませんでしたよ。
結局、レミィの家でお別れパーティをすることになり、あかりや志保、それに雅史も誘ってレミィの屋敷に行った主人公ですが、レミィの家族は相変わらず陽気です。あかりや志保もすっかり打ち解けて、楽しく和やかなパーティになりましたが、主人公の気持ちは到底楽しいなどと呼べる状態ではありません。いくらまだつきあってから日が浅いとはいえ、自他ともに認める恋人になりかけていたレミィと、こんなにも早く別れなくてはならないのですから・・・。
ただ、それにしてはレミィの態度がどこか不自然です。確かに寂しそうなのですが、泣いて別れを嫌がるとか、固く再会を誓うとか、当然やりそうな行為は一切せず、主人公との別れもどこか他人事のよう。主人公が自分がアメリカへ行けば会えるね、みたいな話をしても、なんだかずれた回答が返ってくるだけでした。
そんなこんなしているうちに、お別れパーティも終わり、主人公はレミィの家族と別れの挨拶です。これでもう当分の間、レミィに会うことはできません。翌日は学校で気の抜けたようにぼんやり過ごす主人公ですが、別れて自分がどれほどレミィが好きだったのかを、再確認した形ですね。
それで、すっかり悲しくなった主人公は、廊下で見たレミィの幻を相手に、自分の気持ちを告白する始末です。そんなことをしても詮は無いのですが、なんだかこの幻の様子が変。いきなり主人公にとびついてきまして。驚く主人公は、そこで幻に見えた本物のレミィから、帰国したのは家族だけで、自分は最初から日本へ残る予定だったのだと聞かされて、愕然。全ては主人公の早とちりだったわけですね(笑)。
確かに言われてみれば、家族が帰国してもレミィまで帰国しなくてはならない理由は無いのですから、こういう展開もありでしょう。結局、勘違いから大恥をかいた主人公ですが、なんにせよレミィに告白したことは事実です。それで、大喜びしたレミィと抱き合って、ハッピーエンド。誤解が二人の関係を大幅に前進させたわけで、これまた瓢箪から駒ですな。
しかし、考えて見ればこの二人の関係は、偶然に偶然が重なって発生し、且つ進展したものですよね。でもまあ、いったん恋人同士になってしまえば、その後の楽しい関係は必然でしょう。こういう話もいいものですよね。
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