この「To Heart」はプレステでも非常に高い評価を受けた、かなりの傑作です。PCからの移植作であるために、どうしてもインパクトなどは弱くなってしまったのですが、そうでなければ、プレステギャルゲーの中でも、代表作のひとつと呼ばれるほどのポテンシャルは、優に持っていたと思われます。

 それほどの傑作であるこの作品ですが、その魅力に関しては、今更私ごときがとやかく書き連ねるまでもないでしょう。すでにあらゆる場所で、論じ尽くされた感があります。ファンサイトも大量に存在しますしね。

 そして、この作品は単に人気作になっただけではなく、後の同種のギャルゲーにも絶大な影響を与えております。この作品が無かったなら、今のギャルゲーの状況は、相当変わったものになっていたことでしょう。

 実際、この「To Heart」以降、PCではエッチゲームでありながら、エッチシーンがほとんど無いという、ある意味笑ってしまうような作品が続出してますし、プレステでも明らかにこの作品に影響されたと思われる、ノベルタイプの感動的なギャルゲーが、いくつも発売されております。最近のギャルゲーにおける、ゲーム性よりもストーリー性を重視するという流れを決定づけたのは、この作品と見て間違いありません。

 そういう意味で、画期的としか言いようが無いこの「To Heart」ですが、この作品に関しては、まあ、これくらいでやめておきましょう。正直、何を論じても、誰かの意見の二番煎じになりそうですし・・・。私がこれまで書いたプレイ記録の中で、この作品が一番分量が多いのですが、それだけの時間を割く価値は十分にあった名作。私はそう思います。


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