好恵との試合に備えて、日々努力を続ける葵と、そんな彼女に協力する主人公ですが、肝心の試合の日程がなかなか決まりません。好恵もクラブやらなにやらで忙しいみたいですが、それにしても日程くらい決めても、よかりそうなものですがねえ。
そう思っていた月曜の夜。いきなり自宅の方へ葵が訪ねて来ました。なんでも話したいことがあるそうで、主人公は葵を連れて公園へ行き、そこで話しを聞くことに。いつになく緊張しているように見える葵ですが、話の内容は単に主人公にこれからもクラブを続けてもらえるのかどうかという質問だけです。当然、これからも続けると答える主人公ですが、それを聞いた葵は、なんだかほっとした様子。ここで主人公が自信無いなどと答えていたら、どうなってたんでしょうか。
それで、その後に、葵から試合の日程が決まったことを教えられまして。なんでも明日の祝日を利用して、午前中にいつもの神社で立ち合うのだとか。随分と急な話ですが、これは当然主人公も、応援に行かなくてはいけません。
というわけで、試合の当日です。葵は2時間も早く神社に到着して、ウォーミングアップも万全。これなら大丈夫と言いたいところなのですが、実はここで厄介な事態が発生しまして。というのも、この葵なのですが、彼女、プレッシャーに人一倍弱いタイプだったのです。今になって、それはないだろうと言いたくなりましたが、本人がそういう性格なのだから仕方ありません。このため、いざ試合を前にして、緊張のあまり体がうまく動かなくなっている始末。これでは、どうしようもないですね。
そこで、なんとか葵をリラックスさせようと、無駄話をして、気分を変えさせる主人公ですが、おかげで葵も多少リラックスできて、これならいけると思いきや、遅れて現れた好恵が、なんと綾香を連れて来まして。これで試合が、単なる葵と好恵の練習試合ではなく、エクストリームVS空手の異種格闘技戦のようになってしまいました。しかも、好恵は葵など眼中に無く、最初から葵をやっつけて、エクストリームの弱さを証明した後で、綾香に闘いを挑むつもりだったみたいです。つまり、葵など単なる当て馬に過ぎなかったわけですね。
畜生、なめやがって!と思うところですが、当の葵は憧れの綾香を前にして、不様な試合はできないとますます緊張してしまいまして。おまけにその綾香が、人がいいのか悪いのか、やたら葵をヨイショして、期待してるわよみたいなことを言うものですから、尚更状況が悪化。もはやプレッシャーで体が震えている始末です。これではなめられて当然。到底、試合にはなりそうもありません。
そこで、慌てて試合開始を遅らせた主人公は、葵を林のかげに連れて行って、必死に気合を入れ直すことになりました。プレッシャーに負けて、見る影も無く弱々しくなっている葵ですが、主人公はそんな葵に、お前は強いと大声で言い聞かせまして。そんなことでリラックスできるなら世話はありませんが、とにかく主人公は必死です。そして、その気持ちが伝わったのか、葵もようやく生色を取り戻しました。これでなんとか闘えそうですね。
それで、試合が始まり、主人公は綾香と一緒に観戦です。葵は好恵を相手に互角以上の闘いぶりを見せ、途中まではむしろ押していたほど。さすが葵と喜ぶ主人公と綾香ですが、好恵もさるものです。軽くあしらえるつもりだった葵の奮戦に、かなり焦ったはずなのですが、そのまま崩れるどころか、強力に反撃してきまして。とうとう葵をつかまえて、連打に次ぐ連打で追い詰め、フィニッシュ。どうやら善戦もここまでのようです。
と思って、もう諦めた綾香ですが、主人公はとっさに大声で葵の名を呼びまして。その声のおかげか、はたまたただの偶然か、フィニッシュにきた好恵に葵の崩拳が炸裂することに。「鉄拳」シリーズではポール・フェニックスの必殺技として有名な技ですが、これをまともに食った好恵は、そのまま吹き飛ばされて、ジ・エンド。試合は葵の逆転勝利になりました。
というわけで、感極まって主人公にとびついて泣き出す葵ですが、この勝利、その後の葵の話では、ただのまぐれ勝ちみたいです。というのも、好恵の連打で追い詰められた葵は、もうどうすることもできなくなっており、自分でも負けを確信して諦めそうになっていたのだとか。それが土壇場で主人公の叫びを聞いたために、消えかかっていた闘志が、わずかに回復。それで、夢中で出した崩拳が、たまたま勝利を確信してわずかに油断した好恵に、クリーンヒットしただけ、というのが、この勝利の真相みたいです。
ただ、真相はどうあれ、勝ちは勝ちです。そう言って葵を励ます主人公ですが、葵は先輩がいてくれたから勝てたと素直に感謝し、これは二人の勝利だと言いまして。主人公、なんだか照れております。おやおや・・・。
その後、修学旅行のために、クラブを5日ほど休んだ主人公ですが、その間葵は随分と寂しい思いをしたようです。お土産のキツネのぬいぐるみを持って、神社へやってきた主人公にしがみついて、泣き出すくらいなのですから・・・。確かにひとりで練習するのは寂しいだろうと言う主人公ですが、葵はそうじゃなく先輩がいないのが寂しいと言いまして。どうやら、いつのまにか、この二人、そういう間柄になっていたようですね。
というわけで、葵の告白に続いて主人公も葵に告白し、二人のストーリーも無事終了です。エピローグではエクストリームに備えて、練習を重ねる葵と、そんな葵のスパーリングパートナーに志願して、KOされまくっている主人公とが描かれて、ハッピーエンド。主人公の恋は、別の意味で前途多難のようですが、まあ、頑張って早く強くなるしかないみたいですね。でないと、葵の恋人を務めているうちに、体が壊れてしまうかも知れませんから(笑)。
神岸あかりその1・・・一緒に弁当へ進む
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