マギーア隊を蹴散らした魔装機神ですが、そこへ現れたのが、アグ・ゲブラとかいう名前の超魔重機です。この魔重機、やたらでかく、攻撃力も抜群。アデノイドはこれさえあれば、魔装機神など恐るるに足らんと自信満々ですが、そこでいきなり出力ダウン。なんでもこのアグ・ゲブラ、まだ出来たばかりで調整が済んでおらず、1回主砲を撃っただけで、たちまちメインエンジンが停止、補助動力に切り替える羽目になった模様です。この状態では、戦闘力は当初の35%にダウンするのだとか。おいおい・・・。
しかし、こんな調整も出来ていない機体を出すとは、なんて常識を知らない、と言いたいですが、実際の戦争でもこういうケースは、稀に存在します。1941年5月。ドイツ戦艦「ビスマルク」の大西洋進出に直面したイギリス海軍は、まだ出来たばかりで調整の済んでいない戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」を、そのまま実戦に投入しました。当時のイギリス海軍は、深刻な軍艦不足に悩んでましたので、敢えてこういう非常手段をとったわけですね。
もっとも、所詮、調整の済んでいない兵器というものは、いくら外枠だけが完成しても、実戦では通用しないのです。この時の「プリンス・オブ・ウェールズ」も「ビスマルク」と戦って、散々な目に遭いました。なにしろ、ろくに戦わないうちから、10門ある主砲のうち、8門までが故障して使用不能になったそうですので、これではどうしようもありません。幸い、「ビスマルク」が逃げてくれたから良かったようなものの、そうでなかったら、沈められてしまったかも(余談ですが、この「プリンス・オブ・ウェールズ」は、それから半年後、マレー沖で日本軍の陸上攻撃機に捕まり、沈められました。どのみち、沈む運命だったというわけで、最初にけちのついた船というのは、得てしてこういう結果を辿るみたいです)。
それで、補助動力しか使えないアグ・ゲブラと魔装機神との対決です。アデノイドはこの状態でも魔装機神に勝てるつもりのようで、実際、鉄壁などという厄介な精神コマンドを使って、防御力をアップさせてくれます。この鉄壁が効いている間は、攻撃してもロスが多いので、こちらはその間、ひたすら守勢に回って、プラーナの温存に努めました。で、アデノイドが精神ポイントを使い果たした頃合を見計らって、攻撃開始。各魔装機神にそれぞれの必殺技を、いずれも熱血つき(アルマだけは魂つき)で、食らわせまくり、最後はサイバスターのアカシックドライブで締めて、アグ・ゲブラを撃墜しました。アデノイドは何やら叫びながら、アグ・ゲブラもろとも爆死。これで、戦闘終了ですね。
こうして、王都を占領していたラガーシュ軍は全滅し、戦争の帰趨は決まりました。ラガーシュ王国もアデノイドが死んで、戦意を喪失した模様ですので、戦争が終結するのも時間の問題ですな。
宴の始まりへ進む
真・魔装機神〜PANZER WARFARE〜(PS)へ戻る