前回の戦闘で、もはやラガーシュ王国との戦争は避けられなくなったわけですが、すぐに大規模な戦闘が、始まったわけでもないようです。しばらくはケイゴ達も国境周辺の偵察と、訓練だけに専念していればいいみたいですね。
と、そんな折、偵察に向かったアルマが、大規模な魔装機隊を持つラガーシュ王国軍と衝突したという知らせが入り、ケイゴ達は早速救援に駆けつけることとなりました。この時、アルマが連れて行ったのは、弱体なミッダスト部隊に騎兵だけですので、強力な魔装機隊と戦えば、ひとたまりもありません。これは急がねば。
というわけで、機動力を活かして、真っ先に戦場へ到着したケイゴですが、アルマはというと、何やら敵の魔装機に攻撃されて、苦戦中。ただ、この苦戦、苦戦は苦戦でもただの苦戦ではなく、非常に妙なタイプの苦戦でして。と、いうのもアルマが一方的に叩かれているだけで、彼女、反撃しようとしていないのです。おいおい・・・。
一体、何をやっているのかと思えば、この時、アルマを攻撃していたのは、以前、彼女を仇呼ばわりしていたミラという女でして。この人、どうやらアルマの妹らしいのですよ。ちなみにこのアルマ、魔装騎士なんぞやってますが、実はバルツフィーム王家の娘だそうですので、ミラも当然、バルツフィーム王家の娘ということになるのですが・・・。王族のくせして、祖国を捨てて、敵国の走狗になるとは、見下げ果てた娘ですな。
ただ、そんな娘でも、一応、妹なのだから戦いたくないと思ったのか、それとも、他に理由があるのか、とにかく、アルマはミラにいくら攻撃されても「話を聞いて」と今更な泣き言を言うだけで、ちっとも戦おうとしません。そして、ミラの方も他の敵には目もくれず、ひたすらアルマのみを攻撃することに・・・。どうもこの二人、過去に何か大きな問題を起こしたことがあるようですね。
まあ、ミラがアルマばかりを狙ってくれるのは、こちらとしては好都合。アルマには閃きを使わせてミラの攻撃をしのがせ、その間に他の敵魔装機を、次々と潰して行きました。で、敵の魔装機をあらかた撃滅したところで、おもむろにミラへの攻撃を開始することに。彼女、復讐に夢中になっていて、周囲の状況が見えていないらしく、自分だけが孤立しているのに、構わず、アルマへの攻撃を続行しているのです。で、いきなり後ろからベウマーに攻撃されて、慌てふためく始末。全く、何をやっているのやら(笑)。
どうもミラにとっては、アルマだけを倒せれば、後のことはどうでも良かったみたいですが、アルマは妹だから手加減してくれるとしても、他の敵はそうはいかないのですから、これは迂闊としか言いようがありません。で、孤立したミラは、ベウマー、フルカス、そして、ケイゴの集中攻撃を浴びて、敢え無く撃破され、退却することに。まっ、おとといきやがれ!てなものですな。
ただ、この場はうまくしのげましたが、このアルマの態度、後々まで尾をひきそうな雰囲気です。過去に何があったか知りませんが、どうも厄介なことですね。
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