さて、ゲームの始まりです。まずは我らが主人公ケイゴの最終試験から。なんでも彼は魔装騎士になるべく、訓練を受けていて、今日がその最終試験なのだそうです。これに無事パスすれば、ケイゴも晴れて魔装騎士になれるというわけですね。

 というわけで、張り切って演習場へ向かったケイゴ君。気合入れて一番早く来たのが良かったのか、他の訓練生達に先駆けて、真っ先に試験を受けられることになりました。試験の内容は、実際に魔装機を操って、ダミーのゴーレムを破壊すること。このゴーレム、演習用のくせしてしっかり攻撃をかけて来ますので、油断してるとこっちがやられてしまいそう。まさしく実戦さながらというわけで、確かに最終試験の名に、ふさわしそうですな。

 それで、ミッダストという名前の見るからに格好悪い魔装機に乗ったケイゴは、なんだかピコピコハンマーみたいに見える不細工な武器を振り回して、ゴーレム相手に奮闘することになりました。ゴーレムはパワーもあるし、数も3体と多いので、最初のマップだからと気楽には行きません。相手の後ろに回りこんで、ピコピコハンマーでぶん殴り、今度は相手に後ろに回られてぶん殴られ、さらに相手の後ろに回り込んでぶん殴り、また回り込まれてぶん殴られ・・・を繰り返すことになりました。

 で、何度か殴り合いを続けているうちに、幸い先に相手の方が壊れてくれましたので、なんとか勝利を収めることは出来ました。が、問題はこの後。なんと人が試験中だというのに、ア・ゼルスの人々にとって先祖代々の宿敵「異形のもの」が、来襲して来たのです。この「異形のもの」、なんでもダウスの穴と呼ばれる異世界から、やって来るのだそうで、破壊と殺戮以外に何の活動もしない恐るべき化け物どもなのだとか。そんなのが、何体も出現したのですから、これはもう試験どころではありません。

 というわけで、訓練生達は全員退却することになり、ケイゴも逃げようとしたのですが、ここで思いがけない事態の発生。訓練生の中に間抜けな奴がいて、こんな時なのに魔装機を、動かせなくなってしまったのです。当然、このドジはひとりだけ取り残されてしまったのですが、それを見たケイゴ君、仲間を見捨てて逃げられるか!と、自分も残って、異形のものどもを迎え撃ったのでした.。ふう・・・。

 しかし、まだ半人前の、しかも、ピコピコハンマーしか武器の無い魔装機に乗ったパイロットで、大丈夫なのか?と、思えば、幸いケイゴが戦う必要は、無くなりました。というのも、アルマと名乗る女性が、何やら格好いい魔装機に乗って、救援に来てくれたのです。このアルマ、女ながらとんでもなく腕の立つ魔装騎士でして。ダメージを受けたケイゴの魔装機を回復させるその一方で、襲いくる異形のものを片っ端から撃墜してくれました。結局、来襲した異形のものは、このアルマがひとりで片付けてしまい、ケイゴはただ彼女の尻にくっついて、回復してもらってただけ・・・。これじゃただの足手まといですな(笑)。

 もっとも、アルマの方は、何のつもりか
「いい腕をしてるわね。ご協力に感謝するわ」
 などと、状況を見れば皮肉にしか聞こえない台詞を言ってくれました。まあ、もしかするとケイゴに気を遣ってくれたのかも知れませんが、ケイゴの方は、嫌味な女だと反感を抱いたようですので、やっぱり、皮肉のつもりだったのかも知れません。

 まあ、何はともあれ、最初のマップはクリアしました。これから先、このケイゴが魔装騎士として、このゲームの主役を務めるわけですね。


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