前回の一騎打ち襲撃作戦に失敗して、ゼルドナとヤドラを失い、今度はプラーナボムとミラを失って、ルジェロの立場は、極度に悪化することになりました。激怒したアデノイドは、ルジェロを処刑しようとしまして。追い詰められたルジェロは、今一度のチャンスを、というわけで、またまた怪しげな作戦を提案することに。なんでも、解放軍はナトゥーレ王国へ部隊を派遣している関係上、根拠地の警備が、手薄になっているのだとか。その隙をついて奇襲をかければ、根拠地を破壊出来るというわけですね。

 確かに解放軍の根拠地には、大した部隊はいないのですが、それは今に始まったことではなく、ずっと前からそうなのです。で、その穴を埋めるために、魔装機神がいるわけで、このルジェロの作戦、その点を完全に見落としておりますが、さすがのアデノイドもこんな馬鹿な作戦が、成功するとは思わなかった様子。ただ、この人、軍事的な才能は無くとも、政治家としてのセンスはあるのです。一応、神官として兵士の信仰を集めているルジェロを、普通に処刑するのは、政治的に見ていいやり方ではないと気づきまして。ちょうどいいから、戦死という形で処分しようと思ったみたいです。

 というわけで、いっちょまえにアグ・ノイアに乗ったルジェロさん、解放軍の根拠地へと攻撃をかけてくれました。ちなみにアデノイドの命令で、新型機に乗ったマギーアとキャリも同行しているのですが、二人の任務は、ルジェロの援護ではなく、単にその最後を見届けて、もし敗れたルジェロが生き残った際は、それを始末することです。二人とも嫌な任務だと渋っておりますが、命令とあれば、仕方ないですな。

 それで、戦闘が始まったのですが、案の定、魔装機神の迎撃を受けたラガーシュ軍は、たちまち支離滅裂になってしまいました。今回は久しぶりに出て来た水中戦用魔装機ウェバールが、主力になっているのですが、幾多の戦闘を経て、大幅にレベルアップしているケイゴ達にとって、今更、こんな物はただの的でしかありません。戦いは一方的な展開になって、ラガーシュ軍の魔装機は、次から次へと沈没。残ったルジェロもサイバスターの真・天空斬一発で半死状態と化し、ガッデスのハイドロプレッシャーで、あっさりととどめを刺されることになりました。いやはや、楽勝、楽勝、ですな。

 もっとも、ルジェロは乗機と一緒に、何やらわけのわからない呪いの言葉を吐きながら、爆死してしまいましたので、アデノイドの当初の目的は達成出来たわけです。おかげで、マギーアとキャリが手を下す必要は、ありませんでしたが、二人ともルジェロの最後に妙に気落ちしております。明日は我が身というわけですが、どうやらマギーアに惚れているらしいキャリは、マギーアがルジェロみたいになる場面を想像してしまった様子。あんたは死ぬんじゃないよ!などと、マギーアに向かって、真剣に言っております。自分だって、死ぬかも知れないという点では同じだと思うのですが(笑)、それだけ腕に自信があるのか、あるいはマギーアが、大切なのか、どちらかでしょう。


砲声へ進む

真・魔装機神〜PANZER WARFARE〜(PS)へ戻る