さて、3日目の夜です。今晩も楽しいお仕事。一般的にタクシーの運転手というのは、1日勤務の1日休みというシフトが多いのですが、この会社では夜勤専門の運転手を雇っているようですね。

 それで、本日は湖沿いの道を流しまして。夜中にそんなとこ流して客が来るのかという疑問も湧きましたが、ちゃんと客が来てくれました。それも、ちゃんと怪談つきでです。その怪談が、「重い水」。水は確かに空気に比べて重いのですが、そんなのんきな話ではなく、池で溺死した幼女の死体にまつわる気味の悪い話でした。

 そして、本日はその後、酔っ払いの乗車を拒否したところで、あっさりと終わってしまい、怪談はひとつだけしか回収できませんでした。なんともつまらない晩でしたが、その分明晩に期待すると致しましょう。


4日目・・・黒い足&犬鳴峠へ進む

稲川淳二 真夜中のタクシー(PS)へ戻る