さて、5回目のプレイです。今回は当然、前回攻略に失敗したこずえを狙って、ゲームを始めるのですが、前回も最初から選択肢を間違えていたとは思えません。これは前回のデータを流用して、途中から始めた方が、時間の節約になっていいですよね。
というわけで、途中からゲームを始めて、特に前回しくじった可能性の高いこずえの告白場面で、前回とは違う選択肢を選びました。おかげで今回はうまく行き、彼女の好感度も急上昇。これは今度こそ、ハッピーエンドが見られそうです。
で、問題の告白ですが、実はこずえは自分の出生の秘密をネタに、あおいに脅迫されておりまして。あおいがさらさを狙っていることを、知っていながら、誰にも話せなかったのです。ちなみに、主人公も講師の森里みどりから、こずえの秘密については聞いていたのですが、ここでは知らないふりをするのが良さそう。それで、こずえは恩人のさらさを見殺しには出来ず、かと言って、自分が私生児であることをバラされると、この学園にも居られなくなるというわけで、ジレンマに苦しみまして。結果、出した結論が、あおいの犯行からさらさを護るため、彼女の付き人になる、というものだったわけ。つまり、こうすればあおいから秘密をバラされることも無く、同時にさらさを救うことも出来るだろう、と考えたわけですね。
このこずえの考えは、苦し紛れもいいとこで、実際、さらさが劇薬入り化粧品や崩れ落ちたセットにやられて、もう少しで大怪我するところだったことを考えると、あまり有効だったとは思えません。さらさのためを思えば、例え学園に居られなくなっても、あおいが犯人であることを公表すべきだったのですが、考えて見ると、そうまでして、さらさに尽くす義理も無いのですよね。だって、彼女がこずえにしてくれたことと言えば、単に風邪で寝込んだ時、薬とドリンク剤を持って見舞いに来てくれたというだけなのですから・・・。むしろ、その程度の義理で、身を挺してまでさらさをかばったこずえの方が、ちょっとおかしいのかも知れません(笑)。
まあ、あおいは自殺しましたので、もうさらさが狙われることもないでしょう。こずえの方は自分を信じてくれた主人公に感謝しており、何となくですが、好意を抱くようになった様子です。正直、こずえの場合、主人公に好意を寄せるようになった理由が、かなり不明確で強引なのですが、まあ、よそのゲームでは、何の取り柄も無いのに、モテまくる主人公というのは、別段、珍しくもありません。この主人公はなかなか整った容姿みたいですし、一応、探偵としてある程度の能力は持っているもので、女の子に好かれても、滅茶苦茶不自然とまでは行きませんよね。
というわけで、こずえから好意を寄せられるようになった主人公ですが、どうも引っ掛かることがあるのです。いえ、あおいの件なのですが、彼女が自殺した後、あれこれ人から話を聞いているうちに、何だか妙な違和感を感じたのですよ。そこへもって来て、良子から、あおいの部屋には爆弾を作っていた跡が無いことを聞かされた主人公は、集めた証拠と証言を再検討。結果、講師の森里みどりの証言が、おかしいことに気づきました。実は主人公、あおいの死体の下から、さらさの脅迫に使われていた紙切れが見つかったことを、誰にも話していなかったのです。
本来、警察の目を盗んで、証拠物件を持ち出すとは、決して許されることではなく、もしバレたら切腹ものなのですが、今回はこの主人公の無茶が、功を奏しました。みどりはまさか主人公がこんなことをしているとは、考えていなかったらしく、あおいの死体の下から紙切れが見つかったことを、主人公にしゃべっていたのです。しかも、彼女は主人公があおいの死体を見つけた直後に、部屋へと入ってきてまして。主人公は彼女が最初から部屋に潜んでいて、あおいを自殺に見せかけて殺し、そして、主人公があおいの死体に気をとられた隙に、何食わぬ顔をして姿を見せたのだろうと、推理しました。
それで、音楽室でみどりを捕まえて、問い詰めた主人公ですが、間の悪いことに、そこへ、こずえがレッスンを受けに現れたのです。みどりはこずえを人質にとって、最後の悪あがき。ちなみにかおるを自殺に見せかけて、屋上から突き落としたのも、あおいをけしかけて、さらさを襲わせたのも、全て彼女なのだとか。何でも、芸能界に復讐するためだそうですが、この辺り、動機が無茶苦茶で、何だよ、それ?と笑ってしまいました(笑)。どうも犯人を作ることが優先されて、動機までは手が回らなかったみたいですね。
まあ、世の中の大抵のことは、殺人を犯さなくても解決出来るようになっておりますので、動機付けが不十分と言えば、かなりのミステリー作品が、それに該当してしまうことでしょう。個人的には、みどりが以前は有名なアイドルだったという事実を利用して、この学園の理事長江里子のせいで、何らかのトラブルに巻き込まれ(例えば、江里子に言われて出演した映画の撮影中に事故に遭ったとか、江里子の教え子に人気を奪われて、落ち目になったとか)、それが原因で、引退したことにしておけば、それほど無理なく動機付けが出来たように思います。つまり、江里子は自分が一番大切にしていたものを滅茶苦茶にしてくれたのだから、私があの女が一番大切にしているもの(すなわち、この学園)を滅茶苦茶にしてやる!というわけですね。
などと、余談を書いている場合ではなく、このままではこずえが危険。何しろ相手は一種の狂人ですので、何をするかわかりません。どうせ捕まるなら、と、こずえまで道連れにしてしまうかも。これは極めて危険な状況だったのですが、そこへ運良く、さらさが通りがかりまして。後ろからみどりを急襲してくれたのです。これでみどりは体勢を崩し、そこへ躍りかかった主人公が、うまく当身を決めて、KOしました。やれやれ・・・。
こうして、今度こそ事件は解決し、主人公もこずえに告白して、OKをもらいました。この主人公、どうもこずえの付き人かマネージャーにでもなったようですが、歌手としてデビューしたこずえは、たちまち大人気。これでめでたしめでたしですね。
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