さて、2回目のプレイです。と、言ってもこのゲームはエンディング分岐と言う概念がほとんど存在しないみたいですので、2回目だからと言って基本的な展開が大きく変わるとは思えません。ただ、初回とは違ったルートを辿ることで、まだ見ていない話を見ることが出来ると言うだけですね。
それで、ゲームの方ですが、第1話と第2話は固定ですので、初回プレイと同じ。変化が生じたのはそこからで、どうも第1話で別な選択肢を選んだせいで、その次が第5話になってしまったのです。要はこんな調子でまだプレイしていない話を全部埋めていけばいいわけですね。
で、第5話ですが、主人公はアランです。前回はここでティの脱走事件が起きてきりきり舞いさせられたアランですが、今回はそれとは別な少女にきりきり舞いさせられることに。事の発端はモーリスからの依頼で、アランは次なるターゲットとして、アントニオ・ロカッティなる人物を消すことになったのです。ちなみに、このロカッティは軍人あがりで、それなりに腕も立つらしく、ターゲットとしてはかなり難しい部類に入りそう。さらにこ奴は今イタリア中を騒がしている「ヴェーロ・イタリア」と言うテロ組織の幹部だと言うのですから、ますますもって片付けるのは厄介そうですな。
もっとも、モーリスがまだロカッティの所在をつかんでいないため、今すぐアランに出来ることはありませんでした。その代わり、アランはティが冷蔵庫を開けっ放しにして、せっかくアランが作り置きしていたミートソースを腐らせてしまったことから、ふと隠れ家の存在を思い出しまして。そう言えば、あの隠れ家にもう何ヶ月も帰っていないが、冷蔵庫の中身は大丈夫だろうか?と妙なことが気になって、様子を見に行くことになったのでした。
それで、モーリスがもしもの時のために用意してくれた隠れ家に行って見たアランでしたが、そこは意外や意外、綺麗に片付けられていて、もちろん冷蔵庫の中身も問題無かったのです。これにはアランも驚いておりましたが、モーリスが気をきかせてくれたわけではないことは、一目で看破。と、なると何者かがアランの隠れ家を無断使用していることになりますね。
というわけで、アランは相手が誰なのか確認することになり、折りよく隠れ家に帰って来た相手をナイフで脅して縛り上げたのです。で、相手を見ると意外や意外、まだ少女と言っていい年齢の女で、かなりの美人。ちなみに名前はレプレですが、アランは彼女の名前を聞いた途端、彼女が「ヴェーロ・イタリア」の黒兎と呼ばれている凄腕のテロリストであることに気づきました。
結局、アランにとって都合のいい隠れ家は、レプレにとっても都合のいい隠れ家だったと言うわけで、これは単なる偶然に過ぎません。それを知ったアランはレプレを解放してやったばかりか、隠れ家をこのまま使用することまで許可してやることに。レプレはアランの意図がわからず困惑しておりましたが、別にアランに深い意図があったわけではなく、これは彼一流の面倒臭がりの所産ですな。
もっとも、アランもただ追い出すのが面倒だからレプレに隠れ家を貸したわけではなく、一応、彼女の口から「ヴェーロ・イタリア」に関する情報も聞きだそうとしております。無論、ロカッティを始末するための探りと言うわけですが、レプレはアランの思惑がわからず困惑しつつも、結構それなりに世間話の相手くらいにはなってくれた模様。で、そうやって何回かレプレに会っていたところ、妙な事態が発生することに。なんと「ヴェーロ・イタリア」でスパイ騒動が起き、レプレがその犯人にされてしまったのです。要はモーリスが潜入させたスパイのした行動が、レプレのせいにされたわけで、彼女もとんだとばっちりですね。
というわけで、隠れ家へ赴いたアランは、そこでレプレを殺しに来た「ヴェーロ・イタリア」の連中と鉢合わせすることになりました。全くアランもえらい目に遭うものですが、ただ、アランにとって好都合なことが一つあり、それはレプレを殺しに来た3人のうち、リーダー格がロカッティだったことです。つまり、ここでロカッティを仕留めてしまえば、今回の仕事はあっさりと終わるわけで、これは話が早くて助かると言うものでしょう。
ただ、そうは言っても3対1では形勢は不利。レプレはアランを連れて廃屋へ逃げ込みましたが、相手は確実に二人を追い詰め、とうとうどこへも逃げられなくなってしまったのです。アランはレプレが自分を囮にして、その隙に逃げるだろうとふみ、そうなったらこの娘を見捨てるしかないな、などと思っていたのですが、レプレの選択は意外なことに、彼女自身を犠牲にして、アランが逃げる時間を稼ごうというものでした。
そして、こうなるとアランもレプレを見捨てられなくなり、やむなくロカッティ達と対決することに。アランはレプレに捕まった無関係の一般人を装ってロカッティ達を油断させ、その隙に銃撃を加えて、ロカッティともう一人に致命傷を負わせました。さすがに殺し屋だけあって、銃さばきは堂に入ったものですが、残る一人はレプレがナイフで片付けたため、もう何も問題はありません。結果的にレプレのおかげで仕事が手っ取り早く済んだわけで、まずはめでたしめでたしですね。
第8話 空に響く願い人の歌へ進む
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