さて、今度はレーニエの番。とは言っても、今回は彼女の出番はろくに無く、それよりもパレルモが中心になった話でした。
で、話の内容ですが、街で買い物をしていたパレルモとレーニエが、爆弾事件に巻き込まれてしまったのです。幸い、レーニエはパレルモがとっさにかばったおかげで怪我は無く、パレルモもごく軽い怪我で済みましたが、それにしても物騒極まりない話です。ちなみに、犯行声明を出したのは、例によって「ヴェーロ・イタリア」でして。どうもこの連中、政治目的を達成するために、政府関係者だけを狙うテロから、一般市民を巻き添えにする無差別テロに、宗旨変えしたようですね。
しかし、そうなると連中と因縁のあるパレルモ達にとってはますます厄介な事態になりますが、そこへニコラから仕事の依頼。今回は要人警護と言う、普段とはちょっと違った仕事でしたが、そこはなんでも屋の彼らのこと。別に戸惑うことはありません。ただ、問題なのは、警護対象を狙っているのが、どうも「ヴェーロ・イタリア」の連中らしいと言うことで、やつら、すでに街中で爆弾事件を起こすほど狂い始めているのです。これはただ警護するだけでは、仕事にしくじるかも知れず、それより一歩進んで、こちらから連中に攻勢をかけた方がいいでしょう。
というわけで、パレルモは「ヴェーロ・イタリア」の手がかりを求めて、連日街を徘徊することになりました。無論、いくら裏の世界に通暁しているパレルモとは言え、連中のメンバーなりアジトなりを突き止めるのは並大抵のことではなく、なかなか手がかりをつかむことは出来なかったのです。それどころか、パレルモは彼を探偵か何かと誤解した「ヴェーロ・イタリア」のメンバー、恐らくはレプレに逆襲され、かえってのされてしまう始末で、どうもうまくありませんな。
もっとも、そのおかげでレプレの姿を垣間見ることに成功したパレルモは、諦めるどころかさらに熱を入れて、捜査を進めることになりました。そして、ついにレプレを見つけることに成功。その後をつけたのですが、ここで予想外の事態が発生し、なんとレプレが別な犯罪組織の連中に捕われてしまったのです。で、パレルモは少し迷ったものの、結局、レプレを助けることにし、彼女に気をとられていた犯罪組織の連中を閃光弾を使ってやっつけてしまいました。
ただ、ここでレプレと対峙したパレルモは、先日の爆弾事件は彼女達の仕業ではなく、別な犯罪組織がやったことだと聞かされて、ちょっと驚くことになりました。しかも、レプレは自分たちに罪を着せた問題の組織について調べ上げており、ここで見逃してくれたらその資料を渡すというのです。パレルモは少し迷ったものの、結局、この取引に応じることにし、資料の代わりにレプレを逃がすことに。ちなみに、今回パレルモ達が警護していた人物を狙っていたのも、「ヴェーロ・イタリア」ではなく、この組織だったようで、おかげで警察に資料を渡して、問題の組織を潰滅させたパレルモは、今回の仕事そのものも自動的に終了させることが出来ました。何だかレプレのおかげで得しましたが、彼女は彼女で自分たちに敵対していた組織を一つ潰せたわけですからねぇ。まあ、この辺りはどっちもどっちというところでしょうか。
第13話 地下水道の夢へ進む
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