Summer Wine / Presenting Our Fabulous


 ほんと最近の、再発のラッシュはスゴイ! 
 ちょっと前だと、ビリー・ニコルス、トュワイス・アズ・マッチ、はたまた、ミレニウム、サジタリアス等のレア盤再発。そして、このエム・レコードの音源たち!!
 ほんと、気軽にCD、またはLP、で買えるという状態をうれしく思いますよ。

 そして、もう、この辺が好きな人ならお馴染みの、UKビーチボーイズといわれるトニー・リヴァース率いるサマー・ワイン。これこそが、Good Time Musicなんだと純粋に感じるんだ。
 彼らのオリジナル曲のメロの甘さときたらトロケルよ。そして、ラヴィン・スプーンフルのカヴァーをやっているんですけど、これ、こんな洗練されたカヴァーはないッショ、ってぐらいかなりツボにきていますね。

 純ソフトロックファン以外にも聴いて欲しい、ホント名作!! (サタケ)



 エムのレコードと出会いがあってから、ボクのレコード達へのアプローチの仕方を変えてしまった。それまでは、西へ東へと走り回るようにいろいろなお店を巡ってきては、これは、あれは、とガツガツと棚を貪るようにしてレコードを買い求めてきた。それはそれで、良いんだ。これでもか、これでもか、ってくらいに自分にとっては新しくて、おもしろいレコードと次から次へと出会えてとても楽しいから。
 でも、そんな具合に無節操に動いていた手や足が、トニー・リヴァースを聴いた、あの時から、とめられてしまったような気がする。
 
 いま、エムからリリースされた作品も豊富になってきて、もうすでに、みなさんも聴きこんでいるからお分かりだろうが、新たな魅力を付加した音源に、親切で緻密なブックレッドが組み合わさった豪華な作品。
 今までにココまで、濃い作品ってなかった。
 週末には、エムの作品を封切れば、それだけでもう、充分幸せになってしまう。
 せかせか、しかめっ面してレコードをあさる気にはならなくなってしまう。 
 しいて言えば、エムの作品を入手した翌週に、ライナーで紹介されていたレコードを追いかけにいく程度か。
 
 そんなエムの魅力をボク自身が最初に見出したトニー・リヴァースが参加している、サマー・ワイン。
 実に柔らかで甘いメロディーに、トニー・リヴァースとジョン・ペリーから発せられるハーモニー。不親切だけど、ここでは詳細は割愛。だって、あのライナーがあるから、細かいことは述べる気になるわけがないじゃない。
 ただ、封を開けて、一曲目の「Wasn't It Nice In New York City」が掛かり始め、あの親切なライナーに目を落すとき、必ず買って良かったって思えるはず。(D)