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(C)HUDSON/WESTONE

タイトル
魔神英雄伝ワタル外伝
完成度
5
 古いゲームな為いろいろ抜けている部分は多いが、核となる戦闘システムが良く出来ているため、全体としての完成度もかなり高い。
戦闘
システム
7
 アクションタイプの戦闘。Tales of Phantasiaシリーズと似た感じと言った方が通りがいいでしょうか。特に必殺技があったりもしないのですが、返ってシンプルでプレイし易いです。ファミコン時代のアクションゲームの要素を、上手く取り込んでいます。
 自由にキャラクターを動かせないためにストレスがたまるテイルズに比べると、爽快感は1ランク上でしょう。10年前にこんなシステムが完成されていたとは、驚きです。
移動
システム
4
 別に特徴的な所もなく普通のRPGと同じです。ダンジョンも特に複雑でもなく、あまり迷うこともないでしょう。遭遇率もちょうどいいくらいで、ストレスを感じずに移動できます。
 ワープ屋さんで世界中を移動できるのは便利なのですが、お金がたまりにくいこのゲームでは結構シビアで使い所が難しかったりします。
操作性等
3
 アイテムの数や魔法の種類が増えてくると、少し扱いにくく感じます。そこはちょっと残念な所。特にMSじゃなくて、魔神の数が増えてくると少し面倒。
 それに対し、スタート・セレクトボタンをフルに使って道具や魔法を使い易くしている所は評価できます。
バランス
6
 全体的なバランスはそれほど悪くなく、特に引っ掛かる所もなくクリアできる。若干経験値やお金が溜まりにくい印象を受けるが、その点はアクションタイプの戦闘のため、自分の腕で十分フォローできるので問題無し(かなり硬派な解決法だが)。
 ただ大抵のボスが魔法の連打だけで倒せてしまうのが残念な所。
難易度設定
6
プレイヤーが小学生中心であることを想定してか、優しめの難易度設定。きちんと考えた上で設定していると思われます。
シナリオ
1
どーってことない物語。原作のキャラが全然活躍しないので、ファンは残念に感じるのかな? 
画像
3
機種の制限もあってか、あまりきれいとは言えない画像。特にプレイヤーの操るマシンがぱっとしない。私は原作はほとんどしらないが、おそらく随分と異なるだろうことが想像できるようなカラーリングになっちゃってます。
 だがキャラクターの絵を無理にカラーにしないで、モノトーンで表現することによりイメージを壊さないようにしている心遣いはやっていて気持ちいですい。
音楽
1
 やはりファミコンという機体のためか、音はあまりよくなく曲も単調である。今のゲームと比較するのは酷ではあるが、やはり辛い所。
独創性
8
 やはり独特の戦闘がポイント高いです。もともとのアニメの世界観自体がコマンド入力型よりもアクション型の戦闘の方が向いているので、適切な選択だと言えるでしょう。というか、何でこんなシステム思い付いたんですか?と尋ねたくなる程の内容です。
 当時のキャラゲーとして、ここまでのレベルに仕上げるとは素晴らしい。キャラゲー=クソゲーという図式にあてはまらないという点でも十分独特と言えます。
お薦め度
7
 最近のRPGみたいに何十時間とかかるわけでもないので、是非ともプレイしてもらいたい一本です。ほとんど手に入らないですけど。(汗)
 そんなに機能が高くなくても、面白いゲームは十分作れると言う好例でしょう。やっぱり入手が難しいのがホントに残念。
総合
51
 これを始めてプレイしたのは、原作のアニメが好きな友人の家でした。このゲームは、当時のRPGと言えばDQタイプのコマンド型戦闘という固定観念を見事に打ち崩し、かなりはまった記憶があります。その後SFCの時代も終焉が近付いた頃に、テイルズシリーズがアクションタイプの戦闘としてでてきたわけですが、私にはこのゲームのパクリにしてはいまいちな戦闘だなという印象でした。が、冷静に考えるとこんなマニアックなゲームをパクっているはずもないでしょうから、あれはあれでオリジナルなのでしょう。
 A・Bボタンでジャンプと攻撃、スタート・セレクトで道具と魔法選択に切り替えと言うシステムは、アクションでリアルタイムな戦闘にはシンプルでベストな操作系でしょう。ここらへんの心遣いを、今後のゲームが踏襲してくれることを願いますが、やっぱりこのゲームマイナーですからねぇ…

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