和歌山県

全般的にいくつかの中堅蔵元がシェアを押さえていて、なおかつそれらの最安価帯商品は糖類入り、という傾向が強い?。
和歌山市の祝砲酒造(株)の蔵元前にあったレトロ自販機。どちらのデザインも素晴らしいが、残念ながら使用できなかった。
天長
和歌山市の市街地に蔵(というより工場)を構えている。
特筆すべきはここの蔵元(道路はさんで自販機あり)から徒歩5分くらいのところに和歌山競輪場があること。茨城県のところでも書いたが、本来なら自販機まわりは競輪オヤジにとってパラダイスになるはずなのだが…残念ながらそうはなっていない。
理由は2つ。(1)南海和歌山市駅から競輪場への導線とは反対方向に位置していること(2)場内で日本酒が売られていること。 関東では考えられないことだが、関西の競輪場の多くは場内でアルコールを売っている。まあいわゆる『裏メニュー』的扱いなところがほとんどなのだが、ここ和歌山では堂々と食堂で売っている。しかし場内で売られている酒の銘柄は不明。三増の可能性も強い。それなら「天長」のカップ酒でも買いこんで乗り込む方がいいってもんだ。
黒牛
あの「黒牛」ですよ。
ラベルも1升・4合のやつと全く同じなので面白みには欠けるが、味はまさしく「黒牛」である。もともと燗よりも冷やの方が旨い酒(と、個人的には思う)なので、カップ酒として売り出すのは案外悪くないかもしれない。
こんなのが手に入るのも地元ならではだな、とほくそえんでいたが後日船橋東武で売られているのを発見。がっかり。
※実は和歌山市内では結構売られていたりする。しかし、オリジナル銘柄の「菊御代」のカップ酒を本当は飲んでみたいのだけど(ホームページ上では存在が確認されているが、見たことない)。
通宝
その「黒牛」の蔵元でも見てこようと和歌山からバスに乗り『黒江』停留所で下車。バス停の目の前にあった酒屋で売られていたのがこれである(190円!)。
もともと蔵元は海南市でも山奥の方にあるのだが、酒屋の名前も『通宝酒店』だったので、たぶん親戚筋だろう。
思わぬ形でレア物と出会うことができた。味もやや端麗ながら後口は良かった。これで190円なら大満足である。
※2002年12月、件の『通宝酒店』を再訪するも、店はあとかたもなく、跡地はコンビニになっていた。一応店内覗いてみたが、「通宝」銘柄は全く置いてなかった。現コンビニの経営者は通宝とは関係ないのかも。
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