■平成21年度 夢・化学―21 化学への招待

北海道大学化学系への二日体験入学 報告

 

主催 日本化学会北海道支部
共催 夢・化学―21委員会
後援 北海道教育委員会
    札幌市教育委員会
    北海道大学
日時 平成21年度8月4日(火)、5日(水)
会場 北海道大学大学院理学研究院(札幌市北区北10条西8丁目/21条西11丁目)
        〃  大学院工学研究科(札幌市北区北13条西8丁目)
        〃  大学院地球環境科学研究院(札幌市北区北10条西5丁目)
        〃  電子科学研究所(札幌市北区北21条西10丁目)
        〃  触媒化学研究センター(札幌市北区北21条西10丁目)

■8月4日(火)

 入学式

 特別講義

    講義1「ナノの世界での有機物と無機物の出会い」
          小西 克明(北大大学院地球環境科学研究院 教授)

    講義2「新物質を作る-無機機能材料の無限な可能性-」
          吉川 信一(北大大学院工学研究科 教授)    

■8月5日(水)

 各研究室にて実験

 <実験題目>
   1. 高圧下の二酸化炭素(超臨界二酸化炭素)の不思議さを見よう
   2. 薬を作る
   3. 香りのある化合物を作る −有機合成化学−
   4. 固体触媒を用いたバイオマス由来アセトンからのオレフィン合成
   5. 色々なスポンジを作ろう-ポリウレタンの化学合成-
   6. 時計を使ってビタミンCをはかる?!?遅延発色・発光反応の観察?
   8. ナノ構造を作ってみよう!
   9. 磁石材料をつくる  
   10. ひげ結晶を作ろう
   11. 光るガラスを作ろう
   12. 光できれいに-光触媒で汚れを分解
   13. ナノゴールドの電子レンジクッキング
   14. カニ殻由来の多糖キトサンを用いる環境浄化
   15. 水に溶けている酸素の量を測ってみよう
   16. pH指示薬を作ってみよう
   17. 汚染地下水を浄化してみよう
   18. ナノスケールの膜を作ろう!
   19. DNAを取り出して並べてみよう
   20. 分子の形で決まる蛍光と燐光
   21. コンピューターで見る分子の世界
   22. 瞬時に成長する結晶
   23. カラフルな分子―錯体を体験しよう
   24. 二酸化炭素からカルボン酸をつくってみよう
   25. ノーベル賞の化学:生物発光と合成物質を用いた人工発光
   26. 大腸菌の遺伝子(DNA)を増やす
   27. ゲル -生物に最も近い人工物-
   

 卒業証書授与、送別会など

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夢・化学−21「化学への招待」北海道大学化学系への二日間体験入学を終えて

覚知 豊次
平成21年度 夢・化学−21体験入学実行委員長
北海道大学大学院工学研究科

 平成21年度の夢・化学−21体験入学は、高校生の皆さんに化学の素晴らしさを理解していただき、最新の化学や工業の進歩の様子、その面白さと重要性を感じとってもらうことを目的に平成21年8月4日、5日に北海道大学で行われました。 今回は当大学のオープンキャンパスの翌日から開催し、137名の高校生が参加しました。
 1日目は小西克明先生(地球環境科学研究院)、吉川信一先生(工学研究科)により、身近な事柄に例えながら、最先端の化学を高校生にもわかりやすく講義していただきました。2日目は大学の研究や研究室の雰囲気を体験してもらうため、26の実験テーマの中から1つを選択し、各学部の研究室において実験を行いました。初めは少し緊張気味であった高校生も徐々に打ち解けた様子で、実験指導にあたった教員等に質問をしていました。また、化学だけではなく、大学生活や自身のこれからの進路についての質問や相談を受ける場面もあり、指導する側としても非常に充実した時間を過ごすことができたと思います。高校生からは「新しい物質を作る化学の面白さがわかった」、「化学の広大さを知った」等、化学に対する新鮮な驚きと興味についての意見が多く寄せられました。中には「大学内の研究室の雰囲気等、資料では分からないことを実感できて良かった」、「大学での生活について聞くことができ、これからの受験勉強の励みとなった」という感想もあり、化学を通してこうしたコミュニケーションを図ることができ、この体験入学が大変良い機会であったことを嬉しく思います。

 最後になりましたが、高校生を指導していただいた各部局の教員ならびに研究員、学生の皆様に感謝致します。実施にあたり便宜を図っていただきました北海道大学大学院理学研究院及び事務職員の皆様に感謝致します。また、ご協力をいただきました日本化学会北海道支部役員の先生方に深く御礼申し上げます。

 

■一日目


  
特別講義

 

■二日目

 

各研究室で実験