ミニ化学展 報告
2003年8月1日(金)、2日(土)
札幌市青少年科学館

主催 日本化学会北海道支部
    日本化学会北海道支部化学教育協議会
共催 北海道教育委員会、札幌市教育委員会
    北海道高等学校長協会、北海道小学校理科研究会
    北海道中学校理科教育研究会、北海道高等学校理科研究会

日本化学会125周年記念行事の一つとして、北海道支部ではミニ化学展を開催しました。
8月1日(金)と2日(土)の2日間、新さっぽろ駅そばの札幌市青少年科学館(札幌市厚別区)で行いました。
 一階のサイエンスホールでは、高等学校の化学クラブによるポスター発表が、3階の実験室では、小学生向けに化学実験を行いました。
 

札幌市青少年科学館(札幌市厚別区)

わくわく化学実験

化学実験は小学生高学年を対象として、4つの班に分かれて次のテーマで行いました。
   1.ドライアイスの不思議
      担当(代表)古川 先生(北陽小)
   2.不思議な粒々と色の変化
      担当(代表)青柳 先生(中の島中)
   3.こんな不思議なスライムがあるなんて
      担当(代表)松田 先生(平岡高)
   4.色、いろ、色々七変化の化学
      担当(代表)高階 (北大長田研)
各テーマ毎、30分・4人を標準として、午前4回、午後5回を2日間行いました。
初日(8/1)、どのくらいの人数が集まるのかが、実行委員の心配の一つでしたが、実際に始めてみると、受付には列ができて、うれしい悲鳴となった。科学館では、恐竜展も行っていたので、そのつでに参加していった子供も多いのではないかと推察されました。
2日間で288人を予定していましたが、希望者が多く、1回あたりの人数を少し増やしていただいて320人の子供たちが参加することができました。小学生の高学年が対象でしたが、実際は低学年の子供たち(保護者同伴で)が多く参加しましたが、お母さんたちのほうが熱心に見入っていました。

受付には、順番を待つ列ができた。
小学生低学年の子供は、保護者と一緒に参加してもらった。

真剣に講師の学生の話を聞く子供たち。

何が起こっているのかな?

高等学校化学クラブ研究発表

高等学校の化学クラブによる、ポスター発表もあわせて行いました。協力いただいた高等学校の化(科)学研究部は以下のとおりです。
1.樹木の葉のアレロパシー活性について
   札幌啓成高校 科学部
2.札幌市の大気汚染調査
   札幌丘珠高校 理科部
3.「溶存酸素」は電池反応を支配するか
   札幌北高校 物理化学部
4.振動反応の研究(第2報)
   留辺蘂高校 科学部
5.真空ポンプを利用した水の相変化について
   札幌藻岩高校 科学部
6.札幌市北東部における河川及び沼の水質調査
   札幌丘珠高校 理科部
7.台所洗剤は食器にどれだけ残るだろうか
   旭川東高校 
8.段ボールとリサイクル
   札幌西高校
9.えんぴつ蓄電池
   旭川北高校 理科実験研究部
10.ビンを鏡に変える−銀鏡反応−
   旭川北高校 理科実験研究部
11.アルコールを中心とした電磁波の吸収に
   関する研究−電子レンジと分子−

   旭川東栄高校 科学同好会

ポスター会場では、真空ポンプを持ち込んで水の蒸発(上記5.)の実験は、子供たちの興味を引いていました。
 
熱心にポスターや真空ポンプの実演に見入る子供たち

以上のように、熱心な子供たちと保護者の参加によって、化学展を終了することができました。
ポスター発表に参加していただいた化学系クラブと、後援をいただいた関係各団体に感謝をいたします。

文責 中村 博(北海道大学大学院地球環境科学研究科)