●日本化学会創立125周年記念講演会 未来への化学・21世紀のエネルギーと環境 報告●
2003年 創立125周年記念講演会実行委員 高橋 行雄 (北見工業大学化学システム工学科)
日本化学会創立125周年を記念して、首記の記念講演会が平成15年度北海道支部夏季研究発表会の翌日である7月20日に北見市芸術文化ホールにおいて開催されました。
今回の記念講演会には多くの会員の皆様方の他に、一般市民、特に市内とその周辺の高校生に参加を呼びかけました。一部の高校の文化祭と日程が重なりましたが、多くの高校生が参加しました。また、あいにく当日は北見ぼんち祭りと日程が重なりましたが、会場が市の中心に位置することもあって約300名という多くの方々の参加がありました。
講演会では著名な3人の先生に下記の演題でご講演をお願いしました。 最初と二番目のご講演においては、多くの市民の方にとって温暖化問題やエネルギー問題が身近な事柄であり、メモをとるなど熱心に聴講されていました。
また、平成13年度にノーベル化学賞を受賞された白川先生は、講演タイトルにあるようにちょっとした現象を見逃すことなく科学的な視野でとらえることにより、それが人類の発展につながるような大発見になることをわかりやすく、しかも懇切丁寧にお話されました。
実施内容>
総合司会 高橋 信夫 (日本化学会北海道支部副会長)
開会挨拶 宮浦 憲夫 (日本化学会北海道支部会長)
座長 常本 秀幸 (北見工業大学長)
1)「温暖化への長期的対応」
茅 陽一 (RITE地球環境産業技術研究機構・副理事長)
座長 庄司 仁 (北見工業大学未利用資源センター長)
2)「海洋メタンハイドレートのエネルギー資源としての可能性と地球環境へのインパクト」
松本 良 (東京大学大学院理学研究科地球惑星科学専攻・教授)
座長 徳田 昌生 (北海道大学大学院工学研究科教授)
3)「こうして導電性プラスチックは発見された-研究における偶然と必然の一例-」
白川 英樹 (筑波大学名誉教授)
今回の記念講演会は、日本化学会本部支援下において北海道支部役員ならびに関係各位のご指導のもと、北見地区高橋信夫実行委員長ならびに実行委員の皆様方のご協力により無事終えることができ、安堵しております。この紙上をお借りして関係者の皆様方に心からお礼申し上げます。また、地元の皆様方にも宣伝などでご支援をいただき感謝申し上げます。

記念講演会においてご講演をされる白川先生

記念講演会が行われた北見市芸術文化ホール