チョイ悪連珠家認定のためのデータ解析


※ 数字思いっきり間違えてました。。(どうしよう・・・ 傾向も変わっちゃった・・・^^; )
昔のことは忘れてやってくだせぇ・・・。トンデモな事になってました。。。

 巷では「チョイ悪」なんぞの言葉が流行ってます。ワイルドっぽい魅力が何かいいらしいですね。
そこで、流行とは最も離れているといわれている「連珠界」でも、誰が最も「チョイ悪」なのか(それとも、それに一番近いのか)過去のA級リーグを分析して、栄えある「初代 チョイ悪連珠家」を至極勝手に認定してみます。裏のHpの管理人だからこそできる技です。

◆「チョイ悪」の定義

 巷ではワイルドっぽい風貌が「チョイ悪」の定義らしいのですが、こと、連珠に関してはそれをそのまま適応するのは非常に困難です。しかし、連珠にはルール上「第3手目で白と黒を交替する権利」が存在しています。これを強引に拡大解釈すれば「
わざわざ相手が真剣に考えて打った局面(たった3手だけど)を(合法的とは言え軽く拒否をし、あまつさえ自分の好きな攻撃を加えようとするチョイと悪い(我侭な)行動」と、言える事と思います。いや、そう言わないと今からやる計算が無駄になります。3手だからチョイ悪なのです♪。

 と、言う定義の基に現在の開局規定となった第33期A級リーグ戦(1995年)から第43期(2005年)までの全ての対局を、下に掲げる項目を基にカンタンに分析してみました。

【解析項目】

 ●
交替率 ・・・・ 白と黒が入れ替わった対局数/全対局数(個人)
 ●
我侭率 ・・・・ 調査対象者が、自ら「交替してやる!」と宣言し黒白交替して打った率。
          (※指標は成績表の『
後黒(仮後黒番)』です)

 【命名の由来】 連珠のある対局で、相手が白黒を交替した事に対して「ホントにもう、
我侭なんだからぁ(笑)」とコメントされる方がいたもんで、そこから命名しました。

 ●
被害率 ・・・・ 珠型を提示したのに「黒白交替してください」と対戦相手に言われた率。
          (※指標は成績表の『
先白(仮先白番)』です)

 【命名の由来】 とある連珠の大会で、対戦相手が「黒白交替してね」と希望したことに対して珠型提示側(仮先)が「イヤン(はぁと)」と言いつつ黒の碁笥を自分の後ろに隠した方がいたもんで、そこから命名しました。

 ●チョイ悪度率・・ 上の項目を(我侭局数)/(我侭局数+被害局数)で計算しました。
 ●チョイ悪偏差・・ 調査対象のA級リーグ全局数からそれぞれの項目の平均を出し、それを基に独自計算しました。
 

 説明がよく解らないと思いますが、要するに「強い人はどれくらいの確率で白黒を交替したりされたりしてるんだろう」を示すデータです。良い説明文が浮かびません。浮かび次第もっとわかりやすい言葉に書き換えます。

【調査概要】  

1.調査対象局数・・・ 494局(第33期〜第43期 A級リーグ)
2.調査対象者 ・・・ 34名
3.解析対象者 ・・・ 3回以上の出場者(対局数が26局以上) のべ17名
4.調査対象資料・・・ (社)日本連珠社Hpの「名人戦資料」、「資料館」から
5.許認可   ・・・ (社)日本連珠社Hp管理人様から、もらいました^^:

【結果】 個人情報保護の観点から匿名(なんでやねん)

1.基本データ

氏名 対局数 後黒 先白 交替局数計 交替率 我侭率 被害率 チョイ悪度 チョイ悪偏差値
H 89 30 14 44 .494 .337 .157 .682 49.6
M 80 35 12 47 .588 .438 .150 .745 57.3
N 62 12 22 34 .548 .194 .355 .353 45.0
N 53 17 11 28 .528 .321 .208 .607 50.0
I 53 16 19 35 .660 .302 .358 .457 55.0
I 45 7 17 24 .533 .156 .378 .292 42.4
H 45 20 8 28 .622 .444 .178 .714 58.9
K 45 11 19 30 .667 .244 .422 .367 53.1
N 44 13 15 28 .636 .295 .361 .464 38.6
Y 44 13 22 35 .795 .295 .500 .371 61.7
K 36 7 6 13 .361 .194 .167 .538 37.3
O 36 10 10 20 .556 .278 .278 .500 49.1
I 44 8 14 22 .611 .222 .389 .364 49.4
T 27 8 7 15 .556 .296 .259 .533 50.0
K 27 6 8 14 .519 .222 .296 .439 44.9
M 27 14 4 18 .667 .519 .148 .778 63.4
S 27 8 7 15 .577 .308 .269 .533 51.4
                      
九朗理論値           .500 .250 .250    
A級平均         285 .579 .282 .282 .500 50.0

※九朗理論値の概要・・・ 交替率(するかしないか)、我侭・被害(先黒、後黒、先白、後白の4種類が存在するので)
※A級平均    ・・・ 資料館から抽出、交替局数は全対局数 

2.結論

 数字の羅列でわかりにくいかと思います。(考えれば考えるほどややこしい^^; 。)
そこで、今回は上の表にある選手同士が実際に対局すると仮定して、数字の上ではどうなるか考えて見ましょう。

1.H九段 VS Y九段 

 実際に何度も対戦しているこの二人に登場してもらいます。基本データ(再掲)は下の通りです。

イ.基本データ

  H九段 VS Y九段 (A級平均)
交替率 .494 .795 (.579)
我侭率 .337 .295 (.282)
被害率 .157 .500 (.282)
チョイ悪度 .682 .371 (.500)
チョイ悪指数 49.6 61.7 (50.0)

ロ.A級平均を減じた数値 (黒字は平均より+、赤字はマイナス)

  H九段 VS Y九段 (A級平均)
交替率 .085 .216 (.579)
我侭率 .055 .013 (.282)
被害率 .125 .218 (.282)
チョイ悪度 .182 .129 (.500)
チョイ悪指数 0.4 11.7 (50.0)

●普通の対局と比べて、どのような傾向にあるかを見ています。

ハ.ロの数字よりのコメント

  H九段 VS Y九段 コメント
交替率 .085 .216 普通の対局より交替する傾向が高い。(合計.131
我侭率 .055 .013 Hさんの方から「交替」する傾向が高い(差が.042
被害率 .125 .218 Yさんの方が「被害」を受ける傾向が高い。(差が.343
チョイ悪度 .182 .129 Hさんが圧倒的に交替する傾向が強い。(差が.311
チョイ悪指数 0.4 11.7 Yさんが「交替」をさせるように仕向けている傾向が高い

●単純に比較しました^^:。

ニ.以上を踏まえて、仮先/仮後のシュミレーションをしてみました。

a.仮先 H九段 VS 仮後 Y九段

  H九段 Y九段 コメント
交替率 (差の合計) 交替する可能性があります
.131
我侭率 - .295 変えてくる可能性は並みにある
被害率 .157 - Hさんの被害はあまりにも少ない
チョイ悪度 - .129 仮後では、Y九段は動かないのか?
チョイ悪指数 49.6 61.7 動く可能性は捨てきれないが・・・
九朗の結論 おそらく、黒白はそのままで行くと思います。

●こんな感じでシュミレーションしてみました。

b.仮先 Y九段 VS 仮後 H九段

  H九段 Y九段 コメント
交替率 .131 交替する可能性があります
我侭率 .337 - 黒白変えますね。絶対。
被害率 - .500 かなりの高さで交替とでています。
チョイ悪度 .682 - ほぼ確実に黒を取りに行きます。
チョイ悪指数 49.6 61.7 Y九段の作戦の可能性も高いので警戒が必要か?。
九朗の結論 ほぼ間違いなく交替するとは思います。しないほうが珍しいです。

※本来は、このデータに「交替勝率」「交替され勝率」「そのまま勝率」などの値を加えればもっと正確な情報を提供できると思いますが・・・。
今、集計していますので、しばらくお待ちくださいませ。

1.O七段 VS K九段 

もう一通りシュミレーションします。基本データ(再掲)は下の通りです。

イ.基本データ

  O七段 VS K九段 (A級平均)
交替率 .556 .361 (.579)
我侭率 .278 .194 (.282)
被害率 .278 .167 (.282)
チョイ悪度 .500 .538 (.500)
チョイ悪指数 49.1 37.3 (50.0)

ロ.対局のシュミレーションをしてみました。(途中の計算は省略)

  O七段 K九段 コメント
交替率 .241 両者とも積極的に交替する傾向は見えません
我侭率 .278 .194 O七段が仮後の時に交替があるかもしれません
被害率 .278 .167
チョイ悪度 .500 .538 基本的にはそのままで打たれるでしょう
チョイ悪指数 49.1 37.3 O七段は交替したいと思っているかもしれません^^:
九朗の結論 動いたほうが不利に・・・?

● やっぱ「そのまま勝率」などのデータが必要ですね。K九段のそのまま勝率が高ければコワイ事です^^: 。

3.さて、本題でもある初代 チョイ悪連珠家は・・・

 偏差値の上では、50.0と見事にピタリ賞を出された
N八段T六段と行きたい所ですが、あくまでもチョイ悪ということもありますので、交替率・我侭率ともにT六段を上回っているN八段に決定します。
偏差値50と平均的な人柄のなかにもちょこっと我侭な要素が垣間見える。また、現在は休珠中ということもあって、それもなかなか良い味を出されている(と思います)。と、いうわけでNさんと決定いたしました。Tさんは、いまのところとても普通に良い人です。ただ、文中にもありますように「そのまま勝率」「交替(してやった)勝率」などの項目を追加して、もういちど検討すると違う結果が出るかもしれません。また、一説によれば節間対局全局(9局)黒番を二回も達成されたH九段(偏差値49.6)が実のところ一番ではないか、とも言われています(後黒+9回で我侭率が相当Upしているのにもかかわらずこの偏差値!)。でも、やっぱりNさんが一番。理想的なバランスです。皆さん、これからはNさんを目指して連珠を打ちましょう!

と、いうわけで

To Be こんてぃにゅーです。
これからがんばっていろいろな値を算出して(社)日本連珠社Hpか連珠世界に投稿します。
没になったら、ここ(九朗連珠)へUpします。

では あでぃおす!


<
注意>
なお、この上のデータは珠型の種類には関係なく解析しています。
個々の作戦によって数字が変動することは当然です^^:
また、このコーナーは、黒白を交替することを否定しているわけではありません。
黒白を交替する事は間違いなく正しく立派な戦略です。お間違えのないように・・