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ブラジルより
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 命の重さは?
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これまで、私は医師として、国内外の様々な地域で働いてきましたが、人の命は地球より重く、すべての命はみな平等、というのは理想でありながら、人の命は木の葉よりも軽く、差別と不平等が甚だしい、という場面に多く直面してきました。現在、私が滞在しているブラジル東北地方は、南米大陸の植民地時代の遺影を今だに残し、大農業制および大土地所用制度による貧富の差が著しい地域です。近年の旱魃被害により貧しきものは更に飢えと病苦に倒れ、生き残るために都市に流入し、ファベーラと呼ばれるスラム街や路上での生活を余儀なくされています。そこでは、本来、予防出来るはずの感染症や慢性疾患が、医療資源の不足により、多くの人々を襲い、命を奪っています。社会経済状態によって、診療は天と地の違いが生じ、命の重みも金次第との感が否めません。似たよな状況はアジア・アフリカにも多く存在します。しかし、日本は例外でしょうか。
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世界を考え地域で実践!
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 つづき
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日本にも未だに病気になっても容易に医療を受けられない人々が沢山います。健康問題を抱えながらも、十分なケアが行われないケースも増えてきました。山谷における訪問看護ステーションそれもNPO法人格取得の訪問看護ステーションが誕生するなら、この「命の不平等」の是正に一石を投じてくれるのではないかと、私は大きな期待をしております。私の好きな言葉に”Act locally, think globally”すなわち「世界のことを考えながら、地域で実践せよ」というのがあります。これは、世界や人類の未来を真剣に考えるなら身の回りの問題に真剣に取り組むことの大切さも伝えています。
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痛みの中より感動を!
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 つづき
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今、総会に出席して下さっている皆さんは、この言葉を実践されている方々ではないかと思います。そのような皆さんならわかって下さると思いますが、この言葉の実践には、苦痛も伴いますが、喜びと多くの学びも待っています。私自身、これまでの活動を振り返って、多くの感動と喜びを与えられ、大きく成長させて貰いました。是非とも皆様には、末永くこのムーブメントにご参加・ご協力頂き、地域の病める人々に手を差しのべていただきたいと心より願っております。
私も、来年の帰国後、微力ながら、皆様と共に歩みたいと思います。
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