ラテンの車が何をくれたか?

大袈裟なタイトルをつけましたけど、あくまで私がどう変わったかを 書いて見ます。

感覚性能と絶対性能

ラテンの車は、何かが違うと言う話は前から聞いていました。でも 乗る機会もないし、カタログを見るとエンジンはショボくて、70PS とか せいぜい 120PS とかだったりします。正直言って、よほどの物好きか ヨーロッパかぶれが乗る物だと思っていました。

しかし、ちょっと乗ればわかるんですね。車は馬力だけじゃないって事が。 何かが、確かにあるんです。運転していて楽しくなるような、車と 一緒に動いているような、そんな感じがして来るのです。実に不思議です。 一体何なのでしょうか。

私の車は 1240kg もあるくせに、トルクが 15.6kg/m しかありません。 馬力も6000rpmも回してたったの 100PS です。はっきりいって、シグナルGP とか登り坂ではカローラ GT にもあっさり置いていかれます。 でも、運転している時の楽しさは、個人的にはロードスターより上です。 峠ではロードスターの方がちょっと面白いかもしれないけど。

その辺の段差を何気なく乗り越える柔らかい足なのに、コーナーでは 粘るし、120km/h を越えたあたりからビシっと安定します。その上、 常に「運転してるのは自分」という意識を与え続けてくれます。 まぁパワーはあるに越した事はないけれど、パワーと足回りとどっちを 取るかと言われたら、やっぱり足を取るなぁ。

性格まで...

AWに乗っていた頃、私は遅い車が嫌いでした。道路標識の通りに走るのは 悪い事じゃありませんが、遅い車は制限速度を守っているわけではなくて、 単に下手だから遅い場合が多いんです。

だって、遅い奴に限って、黄色信号を無視して行っちゃうでしょ。後ろで 我慢していた車が信号に捕まるわけですよ。回りが見えてない証拠です。

ともあれ、AW の頃はすぐにプンプン怒っていたのです。ところが、 今の車に替えたら、ま、遅くてもいいか...と考えられるようになりました。 あ、それまでトロトロ走ってたくせに、前の信号が黄色になるといきなり キックダウンして信号無視でいっちまう奴は今でも嫌いです。でも 全体的に、運転中の性格がすごく丸くなりました。

なんでかなーと考えて見ると、やっぱりスピード出さなくても 運転が面白いからかな、という気がします。 目を三角にしてつっ走っている皆さんには、是非 ラテンの車に乗って頂きたい。心が平和になりますよ。


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