俺のDVD! 恐妻家日記

恐妻家日記



2001年

12月31日
あいやー。今年最後の映画はなんと
「殺し屋1」であった(笑)。ヤングサンデーで不快なエネルギーを撒き散らしていたマンガを、三池崇史がわりと忠実(ここがポイント)に映画化。SM哲学をふんだんに盛り込み、アクセル全開のバッド・テイストが炸裂する。CGと特殊メイクで見せる凄惨なシーンの数々にただひたすら笑うばかりだ。そう、とってもおかしいのよ、この映画。浅野忠信の垣原は、けっこう面白かったがもう少し「凄いM」な感じを見せてくれてもよかったか。
同じ列に座っていたアベックの女が、開巻早々「うう」とうめいて顔をそむけさせていた。オイオイ、デートムービーにゃ向いていないだろう。
というわけで今年も終わり。みなさん、いろいろお世話になりましたが、私、今年はホントにズンドコでした。来年こそは幸せになりたいと思います。

12月30日
はいはい、今日も会社。
衝動買いした
「マトリックス リビジテッド」なんてのを見たのはいいが、字幕が雑で驚く。ジョエル・シルバーが450ミリオンって言ってるのに、45億ドルとか書いちゃってるし。でも全体的にはなかなか見ごたえのあるメイキング。さすがはハリウッド。金がふんだんにかかっているのがわかる。やっぱいいものを作るには金をかけないとダメらしいよ。
ところで「仮面ライダー1・2号のDVDボックス」。来年7月に発売。16枚組98話98000円。誰か買う? もちろんジュラルミンのケース入り、とのこと。

12月29日
もちろん会社だ。
「メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ」見終わる

12月28日
まぁもう死んじゃったものとして、とりあえず対処し始める。
会社は一応仕事納め。みんな飲みに行ったようだが、さすがに眠くてパス。
LOOXのXPがどうしても会社のネットに入れなかったのだが、Yさんに頼んだところ瞬く間に開通してしまった。ありがたい。

12月27日
昨晩深夜に担当ゲームのディレクターが緊急入院。あまりの事態に開いた口がふさがらない。明日からデバッグ開始だというのに……。で、もちろん徹夜。

12月26日
某大手マンガ誌のパーティへ。アトラクションでナマ井川遥や小池栄子などを見かける。こういうタレントって昔の仕事を思い出して懐かしいです。それより感動したのはちばてつや先生。お酒で赤くなっていたが、若い者と気さくに話してたりしてたぞ。ちょっといい光景でした。

12月25日
ひたすら仕事。でも夜はデート(笑)。

12月24日
メリークリスマス。個人的に今年は最悪かも(笑)。いいことなんか何にもないもんね。
で、
「ハリー・ポッターと賢者の石」吹き替え版をミラノ座で。祝日の朝一であわてて駆けつけたが、そんなに入っていないじゃん。原作の単なるダイジェストなので、既読の人には単なる確認作業だ。恐れ入るほど忠実な作り。映画としてのエモーショナルなものは全然ない。でも観客の子供たちは2時間半の長丁場をおとなしく見ている。「千と千尋」でも感じたことだが、大衆相手のメジャー作品の強さだね。うちの息子も釘付けだった。DVDも買うんだとさ。もちろんワーナー様のハリウッド・プライス(笑)。見事なまでのキャスティングのはまり方は敬服。あ、ジョン・クリースは“ほとんど首なしニック”なので、見落とさないように。

12月23日
ひたすら仕事。時々気分転換に
「ラマになった王様」(英語音声&日本語字幕で。セリフが早すぎて追いつかない)、「ハムナプトラ2」(家族で吹替えを。これは見やすいぞ)なぞを。さらに「愛の戦士レインボーマン モグラート編」の前半。4週連続鴨川シーワールドリゾート編、ともいう(ウソ)。ミスターKの傲慢ぶりに拍車がかかっているぞ。

12月22日
昼間で寝て自宅で仕事。締め切りを自分で設定して追い詰めるが、遅々としてすすまん。
「ご近所探偵TOMOE」(戸梶圭太 幻冬舎文庫)。軽いタッチの大衆ミステリ。連作を狙っているような設定だが、あまり面白くはない。シャブとセックスが盛り込まれた赤川次郎ってところか。この作家はコンプリするつもりなので、つきあいますが……このままだとヤバいぞ。

12月21日
先月知り合った「年齢高めな超健全グループ交際」の第2回会合(忘年会ともいう)。ハレルヤで辛いもの食ってから、カラオケとかして朝帰り。

12月20日
会社でイジメにあってる、捨てられた老犬のような男がすがってくる。気の毒だがキミを拾うのは自殺行為だ。すまん、自力ではいあがってくれ。

12月19日
「未確認家族」(戸梶圭太 新潮社)。ハイペースで上梓する注目作家の新作。こりゃまたずいぶん邪悪な話ですな。援助交際第1世代(笑)でちんまり主婦におさまったものの、家事・子育てはテキトーにすまし、浮気に精を出す美穂。その夫で一見フツーのサラリーマンでいながら、電車で痴漢したブス女とファックするのがたまらない知弘。その知弘に抱かれたことのあるデブ・ブスの電波系女は自作のファンタジーマンガの中で美穂を殺して知弘と結ばれようとしてる。そして、殺人を犯し、逮捕された際自分に不利な証言をした美穂に復讐しようとする元カレの和也。この和也の出所を機に、和也の父親や知弘の母親、美穂に憧れる青年なども入り乱れての大惨劇が始まる。構成自体はやっぱりタランティーノ的。簡単に言えばレザボア・ファミリー、みたいな感じ。どことなく三池崇史とシンクロしそうな感じだ。誰一人共感ができない登場人物たちの、これでもかと醜い内面が暴かれていく様は、ちょっと人によっては不快に見えるかもしれない。いったいどんな顛末になるのか、と思っていたら、なんともあっけなくポエティックなオチになったのには……これが狙いだとすると……大いに笑わせてもらった。

12月18日
息子がめがねをかけることになった。こういうとアレだが、近眼は一種のかたわだ。特に視力が低く、めがねなしでは生活できない人は、その不便さに泣かされることも多い。それを考えると親としてはけっこうショック。予想より5年早かったか。
超大作
「メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ」をようやく始めてみる。前作は一応クリアしているので、タンカー編からだ。う、うーん、ウワサには聞いていたが……うざいですな。潜入行動中なのに、よくもまぁペラッペラとおしゃべりしまくること。もうやめたいからセーブしたのに、そっから延々お話するのは勘弁してくれよ、ねえジャック。翻訳モノによくあるポリティカル・アクションなのに、出てくる連中が広義の超能力者なんで、なんか違和感がありますえ。しょせんはどれも見たことのあるようなものの換骨奪胎もしくはパクリ。あ、それカッコいいからいただきましょう……ってことらしいですわ。スネーク…だからプリスキンだとか、エメリッヒとか照れもせず出してくる厚顔さには恐れ入る。ゲーム部分は面白いのになぁ。……突っ込めば突っ込むほど、自分に返ってくるのが哀しい。

12月17日
とある仕事が完全に行き詰まる。時間がほしい。うーん、困ったね。
夜、お伴で某声優プロダクションの忘年パーティに参加。そのテのファンなら失神しちゃうんじゃないかってくらいいっぱい役者がいたが、正直顔と名前が即座にわかったのはとある大物女性だけでした。その後フツーに飲み直しのつもりが終電。

12月16日
ビッグサイトで「トレカスクエア」なるカードゲームイベントに参加。俺の関わったTCGが初披露なのであった。むちゃくちゃコアな皆さんが集まって、濃い世界が展開していた。B級アイドルとかも来てたみたいで、ちょっと引き気味。
その後会社に戻ったものの、なんか気持ちが切り替わらないので、新宿プラザ
「スパイ・ゲーム」を。この時期の東宝系は仕方ないんだが、25分近くも予告・CMを見せ付けられるのはツラい。が、本編に入ると、トニー・スコットらしいミュージック・ビデオ演出が炸裂、音と絵の洪水でまったく飽きることはなかった。話自体は先輩後輩の友情話で、CIAの引退直前ベテランに「コンドル」のレッドフォードを持ってくるところがミソ。すっげーオイシい役です。まぁ周囲の連中がマヌケすぎるような気がするが、かっちょよく終わるからいいでしょう。
「忍法忠臣蔵」を読む。赤穂浪士の仇討の裏に、忍者同士の凄絶な戦いが進行していた……という奇抜な物語。女忍者を使って、復讐に燃える浪士たちのモチベーションを下げる…という策略がもうたまりませぬ。まいったな。本気で読み返すか。

12月15日
徹夜明けでウトウトしていたところ、息子の水泳教室の送迎に遅れ、総スカンをくらう。さすがにショボン。
ビデオ時代になってから、ボコボコ現れたのがいわゆるディレクターズ・カットとか、特別版とか名乗るバージョン違いだ。もう、どれがオリジナルだかわかんなくなってるT2とかSW、「未知との遭遇」なんかはいい例だが、この
「バトル・ロワイヤル 特別編」はどうなんだろう。「エピソード1」のDVD用追加製作シーンってのにも驚いたが、こちらも負けじといくつかのシーンを“わざわざ撮影してまで”上乗せして劇場再公開させたものだ。製作者側の真意ははかりかねるが、冒頭の「R指定」は少し笑ったものの、その後はやたらしつこいバスケシーンと、不快な相馬光子のトラウマ、そして映画の印象まで変えてしまうラストの「レクイエム」には正直閉口した。映画という商売をちょっと考えさせる一編。
やのまん製ユニバーサルスタジオモンスターのフィギュアで、中に何が入っているのかを見分ける方法を教わり、半漁人をゲット。会社の机上でマクファーレンのジョーズ、キャラウィールのデロリアンと並べて、ミニUSJ状態(笑)。

12月14日
恐ろしい会社の忘年会。若者をけしかけて“コント”をやらせた1次会はよかったが、夜が深まるにつれ、メンバーは減りつつもなぜかテンションは上がる一方。結局朝までカラオケであった。平均年齢30オーバーの男女が安酒で乱れまくる。ほんっとうに疲れた。

12月13日
徹夜明けでヘロヘロの帰宅。
結局一番!…面白かったのは
「ハンドク!!!」でした。ラス前で暗い話と「その後」をやっちゃってるから、最終回は独立できていて重くならないんだよな。これ考えた人、頭いいです。本筋もよかったが、やはり細かいところまで凝りまくった遊びが笑わせてもらった。リアルでなく、あくまでドラマなんだから、このハッピーな<ご都合>は肯定しましょう。あと、竜雷太の「一生一編集者」には失笑しました。フン、どーせオレはなりきれなかったよ(笑)。

12月12日
仕事たまりまくって徹夜。
「ヘルレイザー/ゲート・オブ・インフェルノ」なんてのを見る。シリーズ5作目といわれてもなんだかね(笑)。今回はデンバー警察の刑事があの「箱」を発見したことから始まる悪夢を描く。まぁなんというか、因果応報……なの?…みたいな話。グロテスクなビジュアル・イメージはあるのだが、なんか作り物っぽさがしっくりハマちゃって(こぎれいな特撮もあって)怖いとこまではいかない。主演はクレイグ・シェイファー。あ、こいつ「ミディアン」の主役じゃん。他にはピンヘッドの人、ジェームズ・レマーなど。スタントのクレジットに日本人の名前が列挙されており、気になったので調べてみたら「パワーレンジャー」や「ガイバー」の人たちだった。そう言えばミョーに技闘くさいところがあったな。

12月11日
「愛の戦士レインボーマン」M作戦編の後半を見る。偽札のおかげで壮絶なインフレになり、人々の生活を圧迫する中、レインボーマン内閣に直訴して食物の配給を実施させ(笑)、自分は死ね死ね団退治に赴く。自分としてはいまだに記憶している万引きした菓子パン2個で1000円、イグアナの豚の鼻などはこのあたりにガンガン飛び出してきて、大笑いさせていただきました。親父=小泉博は、キチガイを連発してあっという間に退場してしまったのであった。

12月10日
LOOX T8/80が届いたので、さっそく開く。このサイズのノートを扱うのは初めてだったが、思ったより大きいな(失敗か?)。
邦題なんとかしろよって感じの
「アウト・オブ・タウナーズ」。レノンの「スターティング・オーバー」で開幕する懐かしいタッチのコメディ。スティーブ・マーティン、ゴールディ・ホーンとせっかくの役者をそろえておきながら、なんとも冴えないムードが濃厚だ。でもよく考えてみると、手垢のついたニール・サイモンのネタを、ややロートルな感じのコンビを使ってソツなく描いているだけじゃん。斬新なデキにはなりようがないでしょ。とりあえずこのメンツなら、そこそこ笑わせてくれる、みたいな無難な企画ってことだ。ホンモノのジュリアーニ市長も出ているし、アイ・ラブ・NYなノリが目いっぱいあるのがちょっと哀しい。

12月9日
息子のクリスマスがレゴのポッター列車に決定したものの、ハンパな金額じゃないので、立川のビックピー館に問い合わせ。すると「たった今3個だけ入荷しました」とあおられてしまい、腹が痛いのに立川へダッシュ。なんとか手に入ってホッ。ついでに携帯電話を変更。手数料込み2700円でF503i。どうしても二つ折りがイヤだったもんで(笑)。
というわけで、近日中に電話番号が変わります。

12月8日
5分間のプレゼンのために往復6時間以上かけて神戸へ。実は生まれて初めて。なのに、駅と会場の往復で終わってしまった。
帰京後会社の若者の結婚パーティ3次会に出ようと思ったのだが、帰りの新幹線内で猛烈に腹が痛くなり、あえなくキャンセル。神戸で食った牛肉なのか……。

12月7日
1年以上かけて仕込んだカードゲームが出来上がる。少しでもいいから売れるといいんだけれど。

12月6日
黒沢清の
「大いなる幻影」。退廃的な近未来。さまざまな国籍の人々が暮らし、信じられない大量の花粉が舞う都会の中で、若者たちのセックスレスな日常を描く“電波”映画。「ねえ、どうしてだれもなにもしないの?」としつこく問いかけ、あげくのはてにビルから飛び降りるキチガイ女とかムチャクチャおっかねえ。武田真治もおっかねえ。ファシスト軍団もおっかねえ。吐き気がしそうな暴力がおっかねえ。以上。

12月5日
オスピーの「Back UP」に Little fats & Swingin' hot shot party! が出ていて驚く。中央線沿線住まいなら誰でも知ってる(笑)ストリート・ジャズ(っていうかデキシー)バンド。三瓶もいいけどね。
「レインボーマンM作戦編」の前半。次々と襲いかかる恐ろしいゴムマスクの怪人(殺人プロフェッショナル)と戦うタケシ。一方死ね死ね団は、偽札を大量にばらまいて、インフレによる日本経済の壊滅的打撃・社会不安を引き起こす「M作戦」を実行する。もうバカ度はヒートアップするばかり。大月ウルフのエルバンダとか。個人的にはみゆきのローソク攻撃がツボであった(→バカ)。嗚呼、淑江さん……。

12月4日
「伊賀忍法帖」(山田風太郎 講談社文庫)を久々に読む。もしかして19年ぶり(笑)。戦国時代。松永弾正が自分の主君の妻・右京太夫に恋をする。彼女の心を我が物にするため、メフィストフェレスこと妖術師果心居士が弟子の根来忍法僧に怪しげな妖術を使わせる。その騒動の中、伊賀忍者笛吹城太郎の妻・篝火が巻き込まれて犠牲となる。城太郎は復讐のため、たった一人で戦いを挑む……。まさにヤマプーマジックとも言うべき講談本。アクションとエロスの中に「純愛」が絶妙に描かれていて感動的な面白さ。

12月3日
相も変わらず、うねるようにいそがしい。そんな中、会社の不可思議な“会議”に出席。その後、同僚と飲む。
「オープン・ユア・アイズ」を見る。奇妙な魅力に満ちたスペイン映画。予想以上に面白かった。緻密な構成を期待すると後に疑問が残るが、ミステリアスな展開と若者のロマンスがうまくマッチしていて好感。ペネロペ・クルスは非常にチャーミングで、トム・クルーズが映画ごと買い上げた(笑)のも無理はない。キャメロン・クロウが同じ素材をどう調理したのか、マジで期待している。

12月1−2日
突然親子試写会をもらったので
「ゴジラ・モスラ・キングギドラ/大怪獣総攻撃」を見に行く。冠つきイベントで、いろいろお土産があったりして楽しかったのだが、中野ZEROホールは映画を見る環境じゃないね。特に音が割れまくって聞き取れないセリフがあったし。で、本編ですが、予想通り「平成ガメラ番外編」だった。出演者の「色」がそうしているのかもしれないが、ドラマシーンは「ガメラ」、怪獣が登場してようやくゴジラ映画に見えるってのもね。50年ぶりに現れたGを護国三聖獣が迎え撃つって伝奇話は、なかなか好みではあるんだけど、これまでのゴジラ映画のパターンをまたまたリセットした(連作である必要もないんだけど)のは違和感。また、怪獣の造型がカッコ悪くてビックリ。特にギドラの首の短さ、足の太さはガッカリ。でもなんだかんだ言って好きだ。特に父と娘のドラマは多少強引なところもあるけれど、これまでのゴジラ映画ではなかなか描ききれなかったところ。人が死にまくるのも子供向けとは思えない怖さ(実際場内にはビイビイ泣き声が)があっていい。1万円じゃなかったらDVDもほしいのねん。
その後頼まれて企画した合コン。終了後会社へ行き、翌日まで仕事。


11月30日
会社帰りに雷電氏と飲む。飲み放題に慌てたせいか、終電間際の混雑列車で突然気持ち悪くなる。あと1分あのままだったら、社内は大パニック必至であった(泣)。

11月29日
「エドtv」を見る。公開時「トゥルーマン・ショー」との類似性を取り沙汰されていたようだが、それはあまりに筋違いってもんだろう。主人公がテレビに自ら出ることで巻き起こる悲喜劇と、自分だけが知らないSF的設定の不条理コメディを、同じまな板に乗せてもなぁ。見終わってからの印象があまりに違う。「エドtv」は、テレビ(業界)の悪ノリと大衆の麻痺をカチっと落とそうとするあたりに、ロン・ハワードの生真面目さが感じられ、ちょっと前の「ザ・ペーパー」のような佳作狙いの集団劇になってたのがよろしい。また、役者がとかく豪華なのがなんともいいやね。マシュー・マコノヒーとウディ・ハレルソンの兄弟ってあまりにピッタシで大笑いした。リズ・ハーレイやデニス・ホッパーなどの脇固めもよかったが、やはりジェナ・エルフマン(お気に入りのコメディエンヌ)の不細工ながら記憶に残る存在感がいい。

11月27−28日
これまた忙しくって会社に泊まり。
夜中に
「Rez」を借りてちょこっとやってみる。音と振動を楽しむシューティングってのは、なんかかっちょいいですな。でもあっという間に気持ち悪くなって3面の途中で断念。グルングルンまわりすぎだよ〜。

11月22−26日
いつの間にか38歳になってました。オヤジと笑うなかれ。ブラピも同い年なんだぜ。
更新しない間に会社のPCがぶっ壊れたりして大混乱。見聞きしたものを適当に並べます。
「ノートルダムの鐘」
なんとなく見逃していたのを吹き替え版で。ディズニーの倫理基準に着目するが、結論から言うと、かなり難しいところをつついていてドキドキした。姿は醜くても心は清い……なんて当たり前の決着が重いのなんの。あまり素直に見てしまうのもいかがとは思うが、子供向けにはなりにくい題材をエンターテインメントにねじ伏せる技術には感服。憐れな畸形の恋心はもちろんのこと、「判事がジプシーに焦がれる歌」とかってディズニー的にはショッキングだったりする。翻訳・浅利慶太(!)。
「うっかり博士の大発明 フラバァ」
ロビン主演のリメイクと、だいぶ違う展開があったんで驚き。オリジナルでは教授はフラバァを政府に売り込もうとし、そのために軍隊とかが動き出して大騒ぎになる。こっちのほうがハチャハチャで面白いです。宙に浮くクラシックカーやびょんびょんはねる生身の人間など、デジタル表現より楽しく見えるのはなぜだろう。いろいろ考えさせられました。
「GO! GO! ガジェット」
R1は持っているがオンエアしていたので字幕版を。仕掛けがいっぱいで好き。出し惜しみしていないところがいいです、ラストの「子分更正の会」でチラリと見えるミスターTが悲しい。
「DENGEKI」
セガール映画にしては、話がわかりにくい(キャラがたってない)ためか、今一つすっきりこないけれど、殴りこみアクションとしては無難。セガール自体が何をやってもパロディになってしまうことを逆手にとって、ジョエル・シルバーはうまいことやるよね(エグゼクティブ・ディシジョンも同じ発想でしょ)。ワイヤーまでやらせるのはちょっと驚いたが。ドンパチやカーチェイスなど、派手なところは好みなのだが、時々なにをやってるのかわからない編集があるのが疑問。それまでほとんど着目されてない敵ザコのアップを入れても意味ないんじゃないか。「ロミオ・マスト・ダイ」でも感じたことだが、この監督にはあまり才気を感じられないです。
久しぶりにTDLへ。プーさんのハニーハント、ファストパスに数百人の列。通常待ちはなんと210分。普段誰もいないビジョナリウムも大入りで、パーク内の移動ひとつとっても一苦労。女子トイレやポップコーンに30分かかるなんて信じられるかね。もう健保大会なんて二度と行かないぞ。

11月21日
「大乱闘スマッシュブラザースDX」発売日。ピクミンのときはすんなり買えたのでたかをくくっていたら、ヨドバシはぬぁんと長蛇の列。色違いハードの同発で、待ち望んでいた人がまとめ買いらしい。ソフトとあわせて5万円とか買ってる人がいる。景気がよいねぇ。
昼休みにチョコっと
「正義の味方」をやってみる。「仮面大使タリバーン」と命名(バカ)。イベント発生時間が決まっているので、それ以外をただウロウロするだけなのと、バトルが交互にコマンド入力ってのがどうにもなじめない。ノリはわからないでもないが、パロディにしては今一歩笑えず、バカ度が突き抜けていないので、なんとも拍子抜け。PS「仮面ライダーV3」の方が“ヒーロー的”には正しいんだよな。

11月20日
以前輸入で見た
「ブラボー火星人」を字幕で再見。ディズニーらしいほのぼの感はいいんだけど、のんびりしすぎてて退屈だったりする。でもやっぱりエリザベス・ハーレイのバカ芝居は必見。

11月19日
ずいぶん前に録画していた
「電撃フリント アタック作戦」を見る。いやー、いいねー。やる気がないわけじゃないんだけど、なんともノンキでモッサリした60年代の娯楽映画。アクションといっても、フリントがおもむろに「キエーッ」とか言って相手を殴るだけ。あとはキレイなお姉さんがビキニで出てきてアハーンってなもんだ。この内容で2時間は長いか。
続いてアラン・ルドルフの「ブレックファースト・オブ・チャンピオンズ」を見始めるが、あまりにつまらなくて15分で挫折して、早回しの刑に処す。ヴォネガットの本とだいぶ違うような気がするんだけど……。ハードカバーが実家の物置なので確認できず。

11月18日
仕事がたまってて出社。新しモノ好きなので、本日スタートの「Suica定期」に変更。1枚で全部すませられるコンセプトには賛成だが、広まるにはもう少し時間がかかりそうだな。係りのお姉さんに「今から使えるんですか?」と尋ねたら、「はい、今日からタッチ&ゴーです」と真顔で言われた。
「インストール」(綿矢りさ 河出書房新社)を行きの電車で読む。十七歳の女子高生作家による文藝賞受賞という、ちょっとあざとい匂いはさておいて、エロチャットをモチーフにした小さな物語がデキがよくて驚く。もちろん稚拙な文体(ルール違反も多)だし、「ブンガク」(カタカナのね)な軽さがイヤなヒトは耐えられないだろうが。それより何より写真の本人がかわいいです。そのうち文壇のオジサマ妖怪やミュージシャンに食われちゃうんだろうなぁ。
で、立川シネマシティ21時の回に飛び込んで、待望の
「ムーラン・ルージュ」。冒頭のフォックス・ロゴから爆笑。絢爛豪華なバカ映画(特に選曲の恥ずかしさ!)にして、絵と音の洪水で寄り切る肉食人種のド迫力を堪能。私は全面降伏です。もう、バズ・ラーマンって相変わらず紙一重なんだから。

11月17日
DVD
「スーパーマン」の映像特典ディスクを見る。公開時は高校生だったんで、宣伝をまに受けて見に行った。20年以上経て振り返るこのDVD用メイキングでは、いきなり金の話がバンバン出てきて、イザコザだらけの大作だったんだなーと感心。特に脚本を全部書き直したのに、組合の関係上<クリエイティブ・コンサルタント>を名乗らされたトム・マンキウィッツが泣かせるね。スクリーンテストに出てくる70年代女優(デボラ・ラフィンとか)も懐かしくていい。
続いてデンゼル・ワシントンの
「ザ・ハリケーン」を見る。ちょっと善意が甘すぎる感じはするけど、まじめに作られてるのでキライじゃない。ひところ実在のルービン・カーター本人とのギャップが話題になったが、まぁデンゼルがやるんだから、しょうがないだろ(笑)。145分はやや長いか。

11月16日
多忙。バカばっかでもうウンザリ。

11月15日
ヨガの眠り。

11月14日
死ね死ね団にとっては、レインボーマンのほうがよっぽど狂人…というわけでDVD
「愛の戦士レインボーマン」キャッツアイ作戦編の後半を見る。狂った世界観! 素っ頓狂なキャラクター! 1分に一度は画面にツッコミ! ああ、楽しい。でも一人で見てると虚しくなるのが……。

11月13日
主演のジョン・ファブローが実名で「ソプラノズ」に出演したときから気になっていた
「スウィンガーズ」をようやく見る。タランティーノモドキのギャングものだと思ってたら、ウジウジした芸人(もちろん売れてない)が失恋の痛手から立ち直るセーシュンものであった。なんかウディ・アレンの映画みたいだ。ファブロー(脚本と製作)自体に俳優としての魅力がないのが難。ヴィンス・ヴォーンが親友を演じているが、これもイマイチ。タランティーノは到底スコセッシにかなわない、という話をした直後にこいつらがレザボアまんまのスロー歩いたりするところがファブローの「笑い」なのだろうが、これはいただけないやね。でもオチ、というかサゲのギャグ(ダイナーのヘンな女)はちょっとおかしくて好き。

11月12日
「スティグマータ/聖痕」を見る。テーマや映像は好みなのだが、全体に仰々しいだけの薄い映画であった。製作が99年なので、世紀末ならではの企画だったのだろうが、結局はバチカンの陰謀へと収束していくあたりがいかにもハリウッド調。23歳を名乗るパトリシア・アークエットに苦笑する。

11月11日
結局
「GO」を見る。極めてマトモな映画でよかった。なんだかんだで最後まで押し切る窪塚クンの存在感がいいですな。父ちゃんと母ちゃんはもう巧すぎて笑いました。ラブストーリー部分がちょっとテレビ的で弱いが、着地点としては妥当なところ。
「エピソード2」の予告第1弾“Breathing”に続き、“Mystery”をWEBで見る。なんだよ、もうこんなにできてんのかよ!(笑) ちょっと「ジャッジ・ドレッド」みたいなシーンがあった。
「逆転裁判」を借りてやってみる。とっても懐かしい感じの<総当り・一本道>アドベンチャーに、「裁判」の味付けをしたもの。といっても本物の法律ってわけにもいかないので、“証言を覆すための証拠探し”がゲームになっている。つまんなくはないのだが、やらされてる感が強いので、紙芝居を見てるみたいだった。霊媒やらオウムやら出しちゃうところはマンガっぽいしね。そこそこ売れてるみたいだから、続編もイケるでしょう。なんたってあのスタッフの少なさ(プロデューサーとサウンド入れても8人)は強い。

11月10日
寒いのでゴロゴロ。ADSLの調子の悪さをどうするべーかと検討中。
「エピソード1」の未公開シーン集とメイキングを見る。やはり本編は、追加・削除の<特別編>らしいじゃねーか。ってことは<劇場公開版>LDは捨てられないってことだ。この件はもっと話題になってもいいと思うんだけどな。それにつけてもメイキングの凄さよ。ウチのチーム全員が視聴させてやろうかって本気で思った(笑)。

11月9日
「『2001年宇宙の旅』講義」(巽孝之 平凡社)なんてのを読んでみる。小説=映画両方の局面から読み解いていく、しごくマジメな本。琴線に触れるところはなかったかな。
夜は冷たい雨の中、軽く飲みにいく。はしゃいでないって。

11月8日
う〜さすがに眠い。早上がりさせてもらって、髪切ってサッパリ。その後自宅で「ハンドク!!!」第5回を見る。何が狙いなのか湿っぽい話が多く、本筋はいただけないのだが、いたずらが多くてついつい目が離せない。「レッツ・ゴー永田町(裏番組)っすよ」「てめえ見てんのかよ」がやけにおかしかった。
「EP1」のDVDが届いていたんで、本編のポッドレースのとこだけ見てみる。おいおいシーンが増えてるじゃねーか。ってんで、即座にストップ(笑)。とりあえず爆睡するのであった。

11月7日
締め切りで会社泊。明け方意識を失う。

11月6日
夕方自宅より「息子が体育の授業中平均台から落ちて頭を強打。前後の記憶がないらしい」という電話が入り、何事かと帰宅してみれば本人はケロリ。一応翌日都立病院まで行くことにはしたが、どうもウチは大げさでいけないねぇ。
ダビングを頼まれた「ニキータ」を流し見。ありゃりゃ、LDの画質って、そうとう厳しくなってるね。買い直しは気になるけどビクターの一層じゃなー。冒頭のクレジットはスコープで、それが終わるとビスタになる<気持ち悪い仕様>はDVDも同じなのかしら。
日テレ深夜で
「爆裂都市 Burst City」なんて放映しやがる。20年ぶりに見ちゃったよ。わっかいねー、みんな。あ、平口さんだ…。そう言えば出てたんですね。勢いだけの稚拙な映画なのでどうこう語ることもないが、若いエネルギーで1本撮って、しかもちゃんと公開してたんだから、考えてみればすごいや。それにしてもこの枠はあなどれない。前は千葉ちゃんの「ドーベルマン刑事」とか「殺人遊戯」とかやってたし。秘宝な匂いがプンプンするのはよいですな。と思ったら来週は「スフィア」だって(笑)。

11月5日
「ステーシー 少女ゾンビ再殺談」(大槻ケンヂ 角川ホラー文庫)を読む。グチャグチャのスプラッタ・ファンタジー(だよね)を、奇妙な文体でまとめた小品。まぁ正直どってことないです。高校生くらいの頃に読んでたら、もう少し違う感想かもしれないですが。この著者は「グミ・チョコ〜」がよかった。
録画していた
「マン・オン・ザ・ムーン」を見る。アスミックから出ていたSNLのLDボックスを持ってる人には、あの中で2ネタ(マイティ・マウスとマクドナルド爺さん)登場するアンディは忘れられない(よね?)。一昨年買ったDVD「MIDNIGHT SPECIAL」を見てようやく彼の全容がつかめたが、結局“そんなに面白い芸人ではない”というレッテルを貼って終わっていた。ジム・キャリーによる賞狙いミエミエのこの映画は、関係者を多数からませ、故人にリスペクトしつつこしらえた、ミロシュ・フォアマンらしい辛口評伝。アンディ・カウフマン(字幕ではカフマン)の「仕事」をなぞるだけなのだが、どれもこれも「MIDNIGHT SPECIAL」で見たようなものだったので、なんだか「知ってるつもり」みたいな仕上がりでした。

11月4日
自宅で仕事。「レインボーマン」Vol.1を見終わる。ヤマトタケシの搾り出すような芝居がスゴイ。

11月3日
早起きして
「ソードフィッシュ」に飛び込む。えーーーーー、こういう話だったの? 密かに期待していたんだけど、この設定にはさすがにのけぞった。ジョエル・シルバーって預言者なの? 米政府もミリアスとか呼ぶ前にこいつと話しろよ。映画自体はもっさりしていて仕掛けほど面白くはないが(もっと面白くなってもいい)、ドンパチが派手なので嫌いじゃない。ハル・ベリーの乳も確認できたし。
で、会社に出て作業だ。静かなのにあまり進まない(笑)。
抱えていた「エンプティー・チェア」(ジェフリー・ディーヴァー 文藝春秋)も読了。これまた盛りだくさんのスリラー。四肢麻痺の手術のため、南部の町を訪れたライムとアメリアが巻き込まれる事件。これがまぁ思わぬ展開になるんですわ。“最後まで何かある”このサービス精神は見習いたいもの。ただ、シリーズならでは安心感がそろそろ裏目に出る頃かも。
で、帰りがけにオールナイトで
「エボリューション」を見て驚く。一度も笑えない“コメディ”がこの世に存在するとは……。アイバンに期待する方がバカなんだけど、ここまで頭が悪いと腹が立つ。夢よもう一度と、「ゴーストバスターズ」的な映画にしたかったらしいが、あれの100分の1にも満たない見事な逆進化だ。ツッコミどころさえ与えてくれない点では「FF」以下かも。疲れがド〜ンとたまりました。

11月2日
つまみ読みしていた「日活ロマンポルノ全史」(松島利行 講談社)をようやく読み終える。著名な映画記者による【始まりから終わり】までの長い長い回顧録だが、俺にとっては格別の思いがある時代なので、いろんなものがこみ上げてきてしまった。若い頃の目標だったんだけどね……行こうと思ったらなくなってた(笑)。巻末にもかいてあるが、山根さんの「官能のプログラム・ピクチュア」(持ってるんだけど、どこかにいっちゃった・泣)と一緒に読むといい。

11月1日
うわ、もう11月かよ! おわんねーよ!
忙しい時ほど、映画や本が欲しくなるのは、中学生の時から変わってないよな。で、
「漂流街」を借りちゃう。ちょっとだけ見ようと思ったら、最後まで一気(笑)。クレイジーな部分が滅法面白く、まともなドラマ部分が退屈で厳しい、なんとも奇妙な映画だった。困ったな、けっこう好きかも。中でも吉川晃司の存在感が出色。卓球シーンの「そりかえり」が、あんなにかっこいい役者はいないよ。愛に満ちた退場方法も最高だ。


10月30−31日
旧知のI山氏に会ったりするが、基本的には会社の往復。ピクミンと「ハンドク!!!」(!が1個増えたそうだ)をちょびっと。

10月29日
「仮面ライダーSPIRITS」(石ノ森 章太郎/原作 村枝 賢一/漫画 講談社)の2巻を読む。今回はライダーマン、X、アマゾン編だが、だんだん世代がずれてきてわかんなくなってるぞ。それにしてもタイトルどおり「魂」があるマンガなので、キライじゃないです。ヨロイ元帥には笑ったが。

10月28日
「ピクミン」、けっこう手ごわいです。なにより「酔い」がね……。
「愛の戦士 レインボーマン」がついに我が家へ回ってくる。まずは1〜7話。ヤマトタケシがインドの山奥で修行して〜だ。子供の頃欠かさず見ていたはずなのに、すっかり記憶が抜け落ちていたのが不思議だったが、一見してその謎が氷解する。そう、……思い出したくなかったのだ……。もう、とにかくスゴイ世界観。ムチャだ、ムチャすぎる。本音は別にあるとはとは言え、「金と名声がほしい」と吹聴する主人公(暑苦しい)って何? インドもマカオも近所でロケしてるのはなぜ? 黄色人種が大嫌いな平田昭彦や現地の女・鷲尾真知子って……こんな設定がまかりとおった時代が羨ましいね。どうせこの世に生まれたからは……。
借り物DVD
「仮面ライダーアギト PROJECT G4 メイキング 正義の味方を造る者たち」を見る。うーん、本編DVDの特典映像としてならまだしも、この内容で4500円って価格とるのはヒドい。ファンなら黙って買え、ということなのか。中味も公開前にTVでオンエアすればすむようなデキ。スーツアクションも含めた実写撮影のアップだけだし、その後のCGや音楽、編集といった作業は全然見せないので、なんか中途半端で首をかしげる。まぁキツいスケジュールってのだけは伝わってきましたが。

10月27日
出社はしたものの、集中力が続かず、夕方には脱出。
まずは
「ワイルド・スピード」。死ぬほど単純な映画でホッとした。バリバリのエンジン音と音楽をガンガン鳴らしてりゃ、なんか高揚しちゃうもんな。「ハート・ブルー」の焼き直しみたいなストーリーも、ターゲットか実にはっきりしていてよろしい。適度に下品だし。ご贔屓のヴィン・ディーゼルは、出てきたときは凄みがあったのに、なんか途中から人間味が加わって弱っちくなったのは残念。あ、ラストはどうかな〜。
ついでに
「クローン」。水増し映画というウワサは本当でした。主人公にクローン疑惑がかけられる導入部と、もっと早く訪れてもよさそうなオチはけっこういいのだが、その間ずーっとやってる鬼ごっこが薄い。それにしつこいフラッシュバックとスローの多用にはいささか飽きた。「スクリーマーズ」レベルを予想していただけに、妙にお金がかかっていて驚いた。
それにしてもゲイリー・シニーズ。いくら自分のプロデュースだからって、主役はっちゃだめよ。あなたにはもっといい役があるざんす。「V」の爬虫類宇宙人とか。あと、狂言回しだけどヴィンセント・ドノフリオがこなれた芝居をしていて好感だった。
録画した
「FAIL SAFE 未知への飛行」。こちらもジョージ・クルーニー自らプロデュースしているが、出演の方はというと美味しい役とはいえ、出ずっぱりではない。CBSが放映した生放送ドラマで、題材はシドニー・ルメットの映画でおなじみ(「博士の異常な愛情」も同じネタ)。米軍が誤ってモスクワに水爆を落としちゃって、大統領がお詫びにニューヨークにも落とすってのは時節柄ヤバいでしょ。それはおいとくとして、スター俳優たちのいささか舞台調の芝居が見られて面白かった。でもそれだけだな。出演は、リチャード・ドレイファス、ハーベイ・カイテル、サム・エリオット、ハンク・アザリア、ドン・チードル、ノア・ワイリー、ブライアン・デネヒーと豪華すぎ。

10月26日
フォックスの「Behind Enemy Lines」ってむっちゃくちゃ面白そうなんですけど。
「食べ〜られ〜る〜」のCMが耳についてはなれない
「ピクミン」がついに発売。でも表向きは息子の誕生日プレゼントだったりするもんで、勝手にあけられないのであった(泣)。徹夜明けで帰宅すると、当の息子が起きていたんで、1日目だけプレイ。30日で主人公が「死んじゃう」って宿命が哀しいのう。ゲームはまだまだわからないが、奥が深そうで期待です。そうそう、これって小さいテレビの人はツラくないですか??

10月23―25日
主にバカの相手でつぶれました。25日は会社泊。締め切りは守りますよ(フフン)。
かろうじて借り物の
「仮面ライダークウガ 特別編」。1・2話の修正編集版に特典で楽屋オチビデオ「乙彼」と、イベント時のトークショーを収録。このトークショーってのが編集不在のダラけたシロモンで、「ER」ファーストのボックス特典<ノア・ワイリー記者会見>に匹敵するトロぶり。ポっと出の若い俳優さんにマイク持たせても、そう淀みなくはしゃべれんだろうと、妙に納得するものではあったが。MCをもう少しマトモな司会(プロ)の人にすればよかった。相槌打つだけの女なんて…。

10月22日
道はまだまだ険しいようだ。
借り物の「レッドバロン」だが、やはり気が入らず、次々に早回しの刑。あっという間に宇宙鉄面党。歌も新しくなったけど……どーでもいいや。

10月21日
「顔」。ちょっとだけ見ようと思ったら役者の存在感が凄すぎて引き込まれて最後まで。西日本の土着な匂いに満ちているけど、どこかフランス映画みたいであった。でもこれってサイコ女の話でしょ。なかなか共感できないもんで、「痛さ」だけがずっと残る。
「バビル」を読んでると書いたら、雷電さんが「マーズ」(横山光輝 秋田文庫)を貸してくれる。以前読んだのが中学生の頃だったか。ラストだけはなぜか鮮明に覚えていました(当たり前か?)。少年漫画としてはけっこう「SF」なので面白かったです。でも神体が地味だな(笑)。

10月21日
「009」がよかったのは初回だけだったみたい。アジア製のパチモンみたいな第2回に失笑。
立川で
「キャッツ&ドッグス」日本語吹替え版。世界を守る犬の地下組織という発想にとにかく笑う。こういうのは昔から好きなもんで点数甘いです。仕掛けとギャグが満載で、これを動物がやるから楽しさが加速する。書けないけど、ディズニーでは踏み込めない領域があるのがおかしい。日本語版は「のび太くん」とか「牛丼半額」とか、居心地の悪いセリフもあったが、場内の子供たちはけっこう笑ってました。あ、一個所だけツッコミ。少年の「犬アレルギー」が解決していないのだが…どうよ?

10月20日
息子の学習塾の体験授業を参観。お受験にはとりあえず興味はないのだが、今通ってる小学校がエリアでも恐ろしくレベルが低いため、塾にフォローしてもらうためのリサーチ。小学校二年相手にそこまでやるかってくらいハイスピードな授業に驚く。本人は行く気になったようだが(また出費が・泣)、担当講師に「入試に興味がない」と伝えたら、「以前だったらそういうお子さんは迷惑なんですよね」(発言ママ)と言われまたまた驚く。最近は少子化でそうも言ってられないんだそうな(笑)。

10月19日
仕事に追われる。
雷電さん、甘栗さんとちょっと飲むつもりがなんと朝まで。腹が痛い。

10月18日
なんとか光は見えてきたが、ツケはでかい。責任もでかい。
「アンビリバボー 陰陽師対悪霊」(笑った)、「ハンドク!!」(イマイチかも)、「ヒカル」(面白い)、「小津先生」(このままだと萎える)などの録画を見ているだけでおしまい。
スーパーロボット「レッドバロン」DVDがまわってくるが、「マッハバロン」や「アイアンキング」を見た後ではフツーすぎて全然盛り上がらない。主人公が近所の酒屋のお兄ちゃんみたいで魅力ないしなー。牧れいのパンチラくらいでは萌えないよ(笑)。

10月17日
やめちゃおっかな〜というくらいキモチがダウン。とりあえず終わりまでは闘おうと、残った連中と血の誓約。
「ユージュアル・サスペクツ」の脚本家、クリストファー・マッカリー初監督作品
「誘拐犯」を見る。子宝に恵まれないある富豪が、代理母(ジュリエット・ルイス)を雇い入れる。が、出産の直前になって、しがないギャング二人(ベニチオとライアン・フィリップ)が代理母を誘拐、多額の身代金を要求する。ところが大富豪がマフィア関係だったことから、殺し屋たちが動き始める。「ユージュアル〜」の構成を期待すると、あきれるほど肩透かし。いろんな人物を作ってる割にはまとまってないし、演出もモタモタ(特に前半は眠い)。オチだって全然決まってないし。ただ、中盤のモーテル戦とラストの死闘が好みなのでよかった。ペキンパー全般(退屈なトコも含めて)や、フィル・ジョアノーの「ステート・オブ・グレース」(最後のトコだけ)みたいなのが好きな人はOKでしょう。姑息なことやって追い詰められていく若造どもを、叩き潰すのがジジイたちってところが、むやみにカッコイイぞ。あと、テーマ曲もイカす。それにしてもベニチオってブラッド・ピットと同じ顔してると思うんだけど、俺だけ?

10月16日
最低最悪の事態が勃発。やはり俺は呪われているのか。結局多くの人を巻き込むことになったのが死ぬほど心苦しい。

10月15日
歳のせいか懐かしものに食指が動く。リメイクアニメがあんまりだったこともあり、「バビル2世」(横山光輝 秋田文庫)を全巻ぶっ続けで読む。学生服の超能力少年が3つのしもべを従えて宿敵ヨミと戦う、ストレートな冒険SFマンガ。少年時代に夢中になってたのだが、今あらためて読み返すと、その理不尽な展開にちょっと笑う。終盤の市街戦で孤独に戦うバビルを、国家保安局局長と調査員の伊賀野が「フレーフレーバビルー」と応援するとこなんざぁマッハバロンもビックリだ。バンバン人間が死んだり、犬の首跳ね飛ばしたりのドギツい描写は、当時の少年マンガの大らかさを感じるのであった。
「Dressed to Kill (Sp.Ed.)」の特典を見る。見どころはやっぱり「Un-Rated」バージョンでしょう。冒頭のシャワーシーンがボディダブルとは言えヘア丸出しでんがな。あ、赤身も見えた(笑)! 劇場版、TV放映版との比較が全然印象が違うんで興味深い。

10月14日
TVでオンエアしていた
「魔処女」を見る。カナダ製の吸血鬼ラブコメ。トランシルヴァニアに住む処女の吸血鬼カルミーナが、親が決めた結婚に反抗してカナダに住む叔母の家へ転がり込み、そこでもらった特殊な薬で人間に変身(一時的)、ステキな男性に出会う。ところが、彼女の婚約者や両親までもがカナダにやってきて・・・というドタバタ。低予算ながら小ネタがくすぐって面白い。なんと続編もあるそうだ。
新作
「サイボーグ009」第1回。三十路オヤジ感涙の誠実なリメイク。原作そのままなんだもん。今なんでこれを作らなきゃならないのか、全然わかんないこと以外は、甘酸っぱく懐かしくて大いに楽しんでしまった。アクション・シーンもちゃんと“マンガ”しててヨシ。加速装置が「マトリックス」に振り回されなかったのは立派だ。このテンションを継続希望。

10月13日
夜までずーっと会社。まだ終わらないよう。でも風呂に入りたいので帰る。
アメリカアマゾンから箱が届いている。10月5日の発送だ。開けるときにちょっとドキドキする(笑)。
寝しなに
「ドグマ」。追放された二人の天使に、すべての罪が許されて天国に戻れる機会がやってくる。だが、彼らがそれを実現すると、神の存在がひっくり返り人類は滅亡する。そのため、天使メタトロンは一人の女性に彼らを阻止させようとするロードムービー。素材は面白いがイマイチハジけない。宗教ベースの不足と、129分という異様な長さが原因。そもそもこれって誰に見せる映画なのかわからん。作り手だけが楽しんでる感じがある。あ、タイトルどおりだからいいのか。<<ドグマ=1)宗教が信奉する教義 2)独断>>

10月12日
東京ゲームショウ直行。いきなり天敵と会ってしまい、思わず挨拶してしまった(弱気)。あいもかわらぬ続編大作と、アメリカからの「箱」が目玉。いろいろあるけど、「スペースチャンネル5 Part2」と「百獣戦隊ガオレンジャー」かな(笑)。
仕事が山のようにたまってしまい、またも徹夜。終わらないよう。

10月11日
「帝都物語」でその辺の蘊蓄はインプットしたつもりだったので、最近のブームは興味をもてなかったものの、映画もあることだしどんなもんじゃろと思って手にとった「陰陽師」(夢枕獏 文春文庫)。マンガ版はちょこっと読んだことあるが、岡野玲子の絵が生理的に苦手でダメだったんだよな。小説の方は驚いたことに平安京のホームズとワトソン設定にちょびっと“やおい臭”も加えた、極めてキャッチーな大衆小説であった。ちょっとマセた小学生からでも読めそうな軽い文章に、ほどほどなグロと神秘的な呪術などが、好きな人にはたまらないでしょうはず。その軽い文章の肝になっているのが、晴明と博雅のかけあいなのだが、(以下引用)
「……に出かけてみるか」
「おう、いつゆく」
「今夜でもいいぞ」
「今夜か」
「うん」
「ゆこう」
「ゆこう」
てな感じで行数を稼ぎまくるのはいかがなものか(笑)。普通は編集者に怒られます。
期待するほどバカではないが、つい見てしまった
「恋人はスナイパー」。「シュリ」にインスパイアされたと思しきお話に、ワイヤーアクションを入れ込んだもの。主演がウッチャンというところで、いくらがんばってもバラエティにしかならない。だったら思い切ってドタバタコメディにしたほうがいいよ。ヘンな母子の情愛とかじゃなくて、単純に恋が壊れる話のほうが泣けるはず。それにしても偶然って便利だよね。俺も使わしてもらおっと。

10月10日
新中野で仕事。どしゃ降りに泣く。
アニメ版
「ヒカルの碁」第1回。何を隠そう、俺はこの誠実でマジメな原作が大好きだ。アニメも極めて健全、清潔な感じがあってよかった。佐為の口紅はちょっと引くけど。息子様も面白がっていた。
堤幸彦×大石静
「ハンドク!!」第1回。徹底管理された病院に着任したはみだし研修医(長瀬智也)の熱血スタンドプレイを描く、いかにもな感じのドラマ。「ブラックジャック」がそんなにハマッたのか(笑)。遊びをふんだんに盛り込んだ堤演出は、ワンパターンながら安心して見られる。なんかに似てるな、と思ったらマガジンのマンガ「クニミツの政」だ。主人公の暴れ方とペーソスな着地方法がソックリ。

10月9日
「コフィン・ダンサー」(ジェフリー・ディーヴァー 文藝春秋)を読む。武器密売者が自分に不利な証言をする3人の証人を抹殺するために雇った凄腕の殺し屋を、天才科学捜査官ライムとその助手サックスの名コンビが追う。前作同様ハリウッド映画ばりのめまぐるしい展開には興奮するぞ。なにせ、銃撃戦はもちろんのこと、高度が下がると爆発する爆弾を仕込まれた飛行機まで出てくるし(笑)。面白いかと問われればその通りで、万人受けするところは他人にも安心して薦められるのだが、人生を変えるような1冊ではないこともたしか。どんでん返しが恒例になってしまって、もう驚かないのも減点対象(笑)。「ボーン・コレクター」がOKだった人はぜひ。それにしてもアメリアがあんなことするなんてショックだわん。
何気に見たCX
「さよなら、小津先生」第1回に、不意を突かれる。ごくフツーな若者向けドラマの時間帯に迷い込んだ田村正和、という、ある意味野心的な企画。その不変なる存在感の凄まじさ。それに比べて共演者のなんとチャチなこと。そこんとこのギャップを見るべし。

10月8日
退院したオヤジ訪問。とりあえず生きてるみたい。で、メシを食ったりする。その際、脳梗塞の家系なので、今すぐタバコと酒をやめろ、とうるさく言われる。
新宿プラザ
「トゥームレイダー」が予想通りで納得する。見せ場はギンギンのテンションなのに、ドラマになると急にダレて退屈になるバランスの悪さ。MTV世代やゲームマニア相手なら十分水準は保っているのだろうが、ララ・クロフトに思い入れがないとキツいぞ。それにしても、男優陣が地味すぎるのが気になるぞ。もう少し粒を揃えろって。

10月7日
ジャンル映画の王道ともいえる
「ドラキュリア」を見る。ここのところ底抜け大作に辟易としているところだったので、こういう狙いのはっきりした映画に出会えると安心する。ヴァン・ヘルシングとドラキュラの関係を、かなり大胆な解釈でまとめてあるが、この発想をバリバリユダヤなミラマックスが作ってるところが最も興味深かったりして。それにしても、もうワイヤーでクルクル回る女ってのにも、そろそろ飽きてきたなぁ。原題はデータ上は「DRACULA 2000」(米国オリジナル)なのに、この劇場版は「2001」になっている。海外仕様ということか。
続いて
「ロック・ユー」。なんのひねりもない(本当にない)真っ直ぐな映画ってのも久しぶりだ。中世の馬上槍試合(ジュースティング)を取り上げながらも、冒頭から「借りているだけ」なのを隠しもしないもんで、考証がどうこういうヤボもいるまいて。困ったことにこういうスポ根は嫌いじゃないから、けっこう楽しんでしまったのである。ただ、如何せん132分は長い。恋の駆け引きと、オヤジのシークエンスをつまんで、100分くらいになれば完璧だったのに……。ヒロインのシャニン・ソサモンはアンジェリーナ・ジョリーのニセモノのような顔をしている。
「オーガズモ」をオンエアで。ロスにやってきたモルモン教の青年が、ひょんなことからポルノ俳優に抜擢され、絶頂ビームを発する腕を持つヒーロー“オーガズモ”を演じるドタバタ。ちょっと期待していたんだけど、そこそこ笑える程度で、全体的には「映画版サウスパーク」のようなキレがない。漠然とした印象だが、トレイ・パーカーって根がマジメなんじゃないのか? 「アンブレイカブル」も真っ青なオチには笑いましたが。

10月6日
半日寝る。起きてから「赤影」を1本見たところで、昨晩新作アニメ
「バビル2世」第1回を録画していたことを思い出す。あちゃー、これもハズレ。ヘンな美形キャラ出してどうする。学生服の超能力少年や、しゃべる黒豹とかって、もう今の時代にはそぐわないだろ。それをやるなら、かっこつけるんじゃなくて、カッチョよくやってほしい。
「太陽を盗んだ男」の映像特典を見る。84分の
「THE LEGEND IS REBORN 映像証言:太陽を盗んだ男」は、オジサンたちの「あんときゃよ〜」という懐かし話で、特に逮捕覚悟のゲリラ撮影とニャロメのくだりがムチャクチャ面白かった。あいかわらずエラソーなゴジさんは、あれはあれでキャラが立ってるからいいんだけど、ラストの締めくくり方はちょっとイヤかな。20年以上映画撮っていないことに対しては、つべこべ言う必要はないでしょう。黙って撮るか、何を言われても無視するべき。それにしても、ここまで愛されてる日本映画も珍しいだろう。

10月5日
会社でまたもトラブル。俺のせいじゃないのに……。逃げるように社を飛び出し、とあるプロジェクトの打ち上げに。社内の別部署で手伝ったゲームが完成したのだ。朝までワイワイ若者たちとしゃべったが、最後がドッカン。ウワサの○○嬢大暴れの図。すっかり覚めて帰宅すると、今度はかーちゃんに怒られる。

10月4日
朝、「チーズスパイシー」(ブルー)を衝動買い。ヨドバシのポイントでほとんどタダなのであった。さっそく会社でPCカメラとして使用。これはもう監視カメラ(笑)。いかに悪用できるかを、試されているような気がする。
「ヒマラヤ杉に降る雪」。ぬぁんと、製作がフランク・マーシャルとキャスリーン・ケネディだ。凝りまくった作り(特に撮影)の割にはあまり面白くなかった。結局アメリカ映画に於ける日本人の描かれ方はいつも同じなんだもん。開戦後の収容所行き描写とか、もううんざり。サスペンス風な幕開けは期待できたんだけどね。見た目はともかく、工藤夕貴と鈴木杏は役がよかった。マックス・フォン・シドー、サム・シェパード、ジェームズ・クロムウェルにケイリー・ヒロユキ・タガワと、地味ながらも渋いキャスト。

10月3日
夜、後輩のW君と高円寺で飲む。荒廃した会話(笑)。その際、彼が買ったばかりのデジカメ「チーズスパイシー」にハートを鷲づかみされる。この内容で7980円なら買いだろう。
高円寺滞在時刻に偶然にもデザイナーのM氏、富江などもいたことが判明。

10月2日
T嬢入籍の報。ついにその日が来たのか。おめでたいですわん。
横浜のソフトハウス往復で疲労。そこの営業担当プロデューサーが、新型サンチョで辟易。
今年の秋は会社関係も含めてTVアニメがいろいろあるようで、苦手なんだけどかじってみることにする。
まず
「旋風の用心棒」……なんじゃこりゃ。黒澤プロとどういう条件を交わしているのか知らないが、作る必要性がまったく感じられない企画。時代劇でも西部劇(笑)でもない「用心棒」をどうすんのさ。「血の収穫」みたいにでもなればまだしも、しょせんはアニメ絵だもんなぁ。遺恨のあるサミー(工業)がスポンサーなだけに、点数は辛いです。
お次は
「ファイナルファンタジー:アンリミテッド」。ちょっと苦手なんでもう見ないですが、あの「映画」よりはFFしてるんでマシでしょう。……プレイオンラインのCMが恥ずかしくていいぜ。
リー・リンチェイ監督作品
「ファイナル・ファイター 鉄拳英雄」を見る。原題が「中華英雄」ってんだね(笑)。88年だから、リーは25歳か。終戦後の青島で帰還兵ジェット(字幕ママ)が駐留米軍の非道な行為に抵抗して死闘を繰り広げる、まぁなんのひねりもない内容。リーの動きはダイナミックなのはいいんだけど、美しさに欠けるか。

10月1日
うわ、もう10月かよ!
新宿警察から徒歩10秒、とんかつ「弁けい」にて、ウワサの<ジャンボチキンカツ定食>を食す。うえっぷ。味はヨシなんだけど、深田恭子の足くらいあるデカさに負けた。
甘栗さんから回ってきた
「仮面の忍者赤影」金目教編を7話まで見る。うーん、面白いと言うより懐かしいが勝る。ストーリーやアクションも「こんなんだったっけ」ってところ。子供の頃は夕方の再放送が楽しみでした(笑)。ローテクの特撮(というかトリック撮影)が微笑ましい。
東映ついでに(笑)、今一番熱い
「仮面ライダーアギトスペシャル 新たなる変身」を見て興奮する。よくある再編集モノではなく、1時間枠の新作。シリーズも後半、いろいろやりたいことがあるらしくて、楽しそうですな。ただ、今回「特別友情出演」の京本政樹は全然いらないです。バンダイ筋から「俺も出してよ」とムリヤリねじ込ませたような、お邪魔キャラでした。特撮好きなのはけっこうだが、見る側から望まれていないことに早く気づいていただきたいもんだ。映画版に藤岡弘が出てるのとはレベルが違います。
勢いづいて、会社の若者から借りた
「仮面ライダーアギト 3大ライダー超決戦ビデオ」なんてものまで見る。これは雑誌「テレビくん」の全プレ企画(送料込み900円だかなんだか)の撮り下し。「テレビくん」を買ってる社会人もいかがなものかとは思ったが、わずか15分の寸劇ながら、アギト主演の3人(タイプの違う美青年・笑)が子供向けにコミカルな一面を見せてくれるナイスなデキ。お母さんも大喜び。


9月30日
テレビシリーズの映画化って、いわゆる「イベント」みたいなもんで、シリーズが盛り上がっていると、自然と面白くなってしまうものである。
「劇場版仮面ライダーアギト PROJECT G4」を見てつくずくそう思ったね。シリーズを見ていない人はお断り、の突き放し方が、なんか優越感があってヨシ。ちょうど「Xファイル ザ・ムービー」も同じ(チャリ・エンやスパイ大作戦とかはリメイクなので別)。アギトはそもそもビデオ撮りだし、構成は荒いし、ウルフルズの主題歌はイケてないしと、マイナス要因も少なくないのだが、シリーズを見ているものにとっては、「同じ」であることの安心感が最高だ。なんでこんなに誉めているのかと言うと、テレビの方が映画に合わせてなのか、空前のテンションになっていて、これまでバラバラだった3人ライダーが揃い踏みしたのに加え、「オードリー」でタイガー・ウォンをやってた菊池隆則(プロレスのレフェリー、ジョー樋口の実子)扮する木野が、ブラックジャックみたいな医者だったかと思うと、おもむろに変身してアナザー・アギトになってしまう(見てないとわかんねーよ・笑)展開がすごすぎよ。映画はきちんと連動して、テレビの勢いをバックアップしているのが素晴らしいのだ。明日は改変期のスペシャルだし、しばらく目が離せない。
同時上映の
「劇場版百獣戦隊ガオレンジャー 火の山、吼える」は、27分という短さが仇になって、何が何だかわからないが、いっぱい出てくるのでOKらしいぞ(?)。
帰宅後、
「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」。岩井俊二の描く物語って、どれも少女漫画(時にレディコミ)っぽくてダメなんす。結局これも少年のオナニーの話じゃん。文芸色のおかげで“ちょっと不思議でいい話”になってるのが妙に腹立たしい。作り手の薄気味悪いオタク感とロリコンな視点がダイレクトすぎて、なんかキモチ悪いや。
その点、
「ピンクカット 太く愛して深く愛して」は潔くていいね。元々俺は「森田芳光教」信者なので、これも聖典の一つとして崇めているわけだが、久しぶりに見てシビれました。ロマンポルノの定石を踏まえつつ、青春映画としてまとめられている「技」には敬服ですわ(ただ、いくらボカシをきつくしても、成人映画をテレビで流すのはいかがなものか)。 やっぱりホントはこういう仕事がしたかったんだろうか……俺は(笑)。

9月29日
帰宅途中、ちょっとした予感が当たって、京王百貨店にてベイブレードを7点ゲット。息子には小出しにして、エサがわりにしてやる。
家のことをやった後、録画していた「ソプラノズ」などを見ておしまい。

9月28日
今月中に仕上げる仕事があって、久々に会社泊。
明け方、仮眠する前にちょうど持ち歩いていた
「スローターハウス5」を見る。ちょっと前にヴォネガットの話題があって、無性に見たくなったときWOWOWでオンエアしてたの録っていたのだ。最初に観た頃はやっぱガキだったもんで、「SF作家(!)の小説の映画化」という期待がかわされ、なんか見てはいけないような内容だったような気がしていた。だが今見るとビックリするほどよくできた大人の寓話。時間と空間を巧みに交差させて、かつ混乱しない構成はお見事です。小説もまた読んでみようかね。

9月27日
会社帰りに雷電氏と飲む。けっこう語れて良かったのだが、帰りの電車で不愉快な出来事があり、アドレナリン出っぱなしでナカナカ寝つけなかった。
ビリー・ワイルダーの
「恋人よ帰れ!わが胸に」を見る。黒人フットボール選手ブン・ブンにタックルされて気を失ったTVカメラマンのハリー(ジャック・レモン)。ただの脳震盪だったのに、ハリーの義兄で弁護士のウィリー(マッソー)は、半身不随になったことにして、100万ドルの損害賠償請求をする。これにハリーの別れた女房と、責任を感じて落ち込むブン・ブン、仮病を見抜こうと盗聴・盗撮する相手側弁護士などが入り乱れる。ブン・ブンのキャラが重くてコメディとしては厳しいが、シチュエーションと小道具で組み立てられた脚本はさすがの安心マークだ。

9月26日
相変わらずめまぐるしい一日。他人のケツ拭きが多いのがヤです。
帰りがけに今度の仕事に関する打合せを兼ねて、軽く飲む。でも出るのは会社のグチばかり(笑)。
借りっぱなしの
「日本沈没」(テレビシリーズ全26話)を見終える。当時の世相を盛り込んだ歌謡っぽいノリが、現在ではズレまくってて笑いに転じているのが一興。来週沈むのはココだ! とばかりにご当地モノになっていく後半はちょっとダレるが、全般的にはノスタルジックな思いに浸れて面白かった。最近こーいうのばっかり見てるな。次は「仮面の忍者・赤影」に移る。

9月25日
休み明けで多忙。
WOWOWで
「ソプラノズ」の再放送が始まる。カウンセリングを受けながらの回想で、一通りの人物と設定を語りきる切り口が巧い。テレビドラマとしては最高レベルの充足感。

9月24日
五日市のつるつる温泉へ。以前来た時よりもメジャーになってるのか、入場制限が出るほど混んでいる。もういいや。
往復の電車で「ボーン・コレクター」(ジェフリー・ディーヴァー 文藝春秋)を読む。映画化のほうを先に見てしまったことを、後悔している。これは面白いです。事故で首から下が麻痺した科学捜査の専門家エインカーン・ライムと、彼の手足となる巡査アメリア・サックスが、連続殺人鬼未詳八ニ三号(ボーン・コレクター)を追う。ハリウッド映画なみの話の盛り込み方が、突っ込むヒマもなく最後まで展開する、実に巧妙なスリラー。その辺の伏線が表現しきれず、視覚的な部分と主役の二人で乗り切った映画版は、「ひどい」とは言わないけど不完全。

9月23日
「ラッシュアワー2」に頭を抱える。涙が出るほど凡庸で下手なシナリオを、ジャッキーの体技とタッカーの舌技(なんかヤラしい?)で押し切る……。これって、ジャッキー映画の1パターンでしかないので、長年付き合ってる日本人にとっては「中途半端な凡作」、馴染みのないアメ公には「この上なく面白い映画」になってしまうんでしょうな。チャン・ツィイーやジョン・ローンの使い方がもったいないとか言われているようだが、ジャッキー映画ではジャッキー以外はみんなあんなもんだ。それにしてもエンドロールのNGシーンが一番笑えるとはね(特に怒鳴りだすドン・チードル)。

9月22日
彼岸の法事やら親父の隊員祝いやらで終日。
米国四大ネットワークのテロ追悼生番組を流し見。いやー、キラ星のごとくスターが次々に歌とメッセージで募金を呼びかける。電話を受けるのも、もちろんスター。アル・パチーノに当たった人が、ガミガミ怒られたりしたりして。日本からもかけてるバカも一杯いたに違いない(システムの関係でかからないそうだ)。それにしてもこーいう番組は、ショービジネスの凄さを感じる。
ルイージ、あっさり終了。ラスボスは息子と協力して倒した。なんだ、物足りないな、なんてバカにしてたら「Eランク」(笑)。俺はゲームにゃ向いていないや、はっはっは。
キューブリック・ボックスの特典
「A LIFE IN PICTURES」を見る。全13作の映画を振り返りながら、その頑なな完璧主義を関係者の証言で紐解いていく、マジメなドキュメント。まぁ簡単に言うと「知ってるつもり」です。彼の凄さを賞賛しながらも、「二度とやりたくない」という発言もあって愉快だ。それにしても「時間をかけなければいいものは作れない」ってのは痛いですな……。
時間と言えば
「踊る大ソウル線」なんてえのやってたんで見始めたが、あまりにお粗末でお安い作りに愕然としてスイッチオフ。なんか、こう……恥ずかしいです。

9月21日
「めざましテレビの占い」で「心配ごとが解決してスッキリ」とあって朝から大笑いしました。
さすがにバテてたので、早めに帰り、ルイージを(笑)。なんとラスボスまでたどり着く。しかし、これがもうほんっとに勝てなくてフテ寝。

9月20日
「サマー・オブ・サム」。社会派(笑)スパイク・リーが「サムの息子」を題材に、熱気と狂気に振り回される人々(主にセックスと暴力)を描いたサスペンス・ドラマ。「マルコムX」ですっかりキライになっちゃったので、もうどうでもいいかと思っていたが、まずます面白かった……異様に長いけど(142分!)。ジョン・レグイザモの相変わらずヒステリックな芝居がいいね。妻役のミラ・ソルヴィーノと「ファック、ファック」と罵りあうシーンがいっぱいあって楽しい。ホモでパンクのリッチー(エイドリアン・ブロディ)が印象に残る。あ、一応殺人者は現れますが、登場人物と直接からんで事件が起きるわけではないので、これはサスペンス映画じゃアリマセン。

9月19日
疲れてます。でもいくらやっても、報われないのではないかと思うと、なんか泣きそう。
ルイージはテレサ探し。

9月18日
今日もヘロヘロ。ルイージちょっとやって寝る。今エリア4です。カラクリ部屋です(笑)。

9月17日
多忙につき、バタンキュー。
そうそう、忘れないうちにFF(映画風)がイケてなかったところを列挙しときまさぁ。
・シド博士以外はきっと話が見えてないところ。
・なんで尻子玉ぬかれて成仏するのかよくわかんなかったこと。
・ファントムが××なのに×で××できること。
・あの身勝手なヒロインのせいで犠牲がいっぱい出たこと。
・誰に見せたい映画なのか不明なこと。
・薄気味悪いラブシーンがあること。
・ヒロインの相手役がベン・アフレックにクリソツなのに、声がアレック・ボールドウィンなこと。
・これを見たほとんどのゲーオタが「やっぱり『映画』なんかどーでもいいや」と思うようになること。
・なっちゃんの“監修”が意味不明なこと。
・パンフが900円と2500円の2種類あること。
・声とキャラが合わないところ(特にサザーランドとブセミ)。
・胸糞悪くなるエンドロールの“ある謝辞”。
ちなみにワーナーマイカルのシネコンではラルクのPVがオマケで見られるそうだ(笑)。

9月16日
息子の迎えや親父の見舞いで、あまり余裕がなく、自宅待機。自然とルイージといっしょにオバケ退治だ。とりあえず3階まで上がれるようにはなりました。操作は慣れたけど、酔い始めてしまう。こんなんでもダメなのか……。
スコセッシ&ポール・シュレーダーの
「救命士」を見る。想像以上に小難しい作りで、「ER」のおかげで入りやすいとはいえ、どうも心が動かない。途中で早送りしてしまったりして(泣)。キレまくるトム・サイズモアは収穫。

9月15日
いま、いちばんホットな映画
「マーシャル・ロー」。字幕ナシでしか見ていなかったのでちょうどよかった。敵は“アラブ人”という話の流れがヤバいですが、映画としては尻つぼみ。正義の役人をやると、輝くような芝居をするデンゼル・ワシントンがワンパターンだがよきかな。
「ファイナルファンタジー」を初日の新宿プラザへ雷電氏と。金持ち日本人クリエーター(トホホ)の自主映画に、何年間も付き合わされてしまったスタッフの皆さんが気の毒……。ツッコミはいろいろあるのだが、身震いするほど腹が立ってるので、クールダウンしてから書きます。なお、主役の声のミン・ナ・ウェンは「ER」「HONG KONG 1997/ラスト・バトル」などでお馴染みだが、参考までにこんな顔だ。
「INSIDERDVD」なる“ハリウッド発のエンターテインメント情報満載のDVDマガジン”VOL.1を買う。980円で2枚組。1枚目はDVDの予告編が24本、ミュージックビデオが4本(なぜボブ・マーレイ?)と、「ゴッドファーザー」DVD発売を発表時のコッポラの記者会見。……雑誌っぽいところが全然ないんですけど。「エピソードT」のDVD用予告だけが収穫。あ、大事なことを忘れてました。もう1枚のディスクはなんと、映画本編がまるごと1本(!)。ケビン・ポラック主演の「楽してゲット!!」…って知らねーよ。

9月14日
「スリル」(片瀬二郎 エニックス)を読む。あ、隣のビルじゃん、この会社(パート2)。5人の人間が参加した殺人ゲーム“スリル”をめぐる、狂気の心理戦。「バトル・ロワイヤル」や「クリムゾンの迷宮」などを髣髴させます。やりたいことはわかるが、文章が読みにくい(好みでない)のがけっこうツラかった。校正も甘いし。
帰宅するとゲームキューブが!!! 発売日にハード買うのって生まれて始めてだ(笑)。さっそく
「ルイージマンション」を。聞きしにまさる操作の難しさだったが、30分もやれば慣れてくる(息子は苦戦中)。序盤だけなので、まだまだなんとも言えないが、音の演出が素晴らしいかも(イベント会場じゃわからんかった)。早く「ピクミン」出ないかな。

9月13日
あいかわらずワラワラ忙しいところへ、渋谷方面から新たなエネミーが登場。
夜、以前から約束していたデザイナーの二人に、AC4を買いそびれてヒマになってしまった甘栗さんが加わって飲む。軽くのつもりが結局終電ダッシュに。
ビデオで
「うずまき」をようやく見る。こ、これは……(汗)。原作マンガを実写にしようとする努力はあるのだが、脚本に“恐怖”が感じられないのと、プチ大林宣彦みたいなタッチ(特にアフレコ)がムズがゆくてキビしかった。ネットとか見ると「映画じゃない」とか揶揄されてるけど、「発狂する唇」が映画なんだから、これも映画。

9月12日
会社でもテロの話題で持ちきり。そこで、恐ろしいことを聞いてしまう(とても書けません)。
「NANASE」第1巻(筒井康隆原作/山崎さやか画)を読む。別冊ヤングマガジン連載の、ご存知「家族八景」のアレだ。1巻目はプロローグでしかないようで、なんとも言えないですが、雰囲気は悪くないかも。
「悲しいとき」(いつもここから 扶桑社)うひゃあ。10分で読み終わってしまう本って……。この芸人のネタはテレビで初めてみたときから、まとめて1冊にできるな、と思っていたのでちょっと悔しい(笑)。けっこう感覚が近いので好きなのだが、テレビやライブのワンコーナーで十数本やるのと、160本一気に読む(見る?)のとでは印象がかなり異なる。話のタネにどうぞ。
魔が差して
「ピンク・フラミンゴ」を見てしまう。25周年記念リマスター版とか書いてあるが、詳細は不明。初めて見たのは学生の頃だったなぁ。あいかわらずボカシはあるし、ガイキチばっかだし、ウ×コは食うしで、感想は特にナシ。

9月11日
豆乳のスムースな飲み方を発見!
風呂に入りながらチュウチュウすればいいのだ。喉が渇いているから、スイスイ飲めるぞ……ってそれは「家族ゲーム」じゃねえか!20年近くも前に森田芳光は知っていたのだった。あなどれない……。

なんてことを書いていたら米国で大惨事!

映画なんかぢゃないんだ! 凄絶なライブ映像に釘付けになる……。
人間、いつ何が起きるかわからないよね。だから楽しく生きなくちゃダメだ。プログラマが一人潰れたくらいで×××……

9月10日
相米慎二急逝。この人の映画は常に何かを心に残すが、どうしても二度見ができないツラさがあるのが特徴だった。世代的にかなり影響は受けている。ベストは「台風クラブ」と「ラブホテル」。
「コンニショワ〜」……(泣)。ハナから期待などしていなかったが、予想通りつまらなかった
「TAXi2」。でも、思うにこれを“ベッソン”というブランドでもてはやすことが間違っているだけで、フランスのオタクが香港映画のようなノリをやりたかったものと割り切れば、それほど腹が立つわけではない。そう、この映画、構造はまるっきり香港アクション。女に弱いが腕の立つ(この場合は車の運転ね)主人公、マヌケな相棒、強い女、トボけたオヤジ連中、まっすぐな悪役などなど、ジャッキー・チェン映画に置き換え可能なキャラクターが満載。ただ、話の骨格が弱すぎて、30分くらいで息切れする。中だるみしても最後はパワーで押し切ってほしかった。
魔が差して見てしまった
「発狂する唇」。ホラー、悪趣味、ピンク、お寒いギャグ、カンフーと、まさに「全身映画秘宝」。取り立てて責める気はないが、最初からカルトを狙ったモノ作りって、どうしても気分が乗らないですね。三輪ひとみはある意味素晴らしく、女優魂が炸裂するが、こんなとこで発揮しなくてもよかったんではないか、と思った。
「声を聞かせて」(真崎かや エニックス)を読む。あ、隣のビルじゃん、この会社(笑)。“ENIXエンターテインメントホラー大賞短編小説部門優秀賞受賞作”を含んだ短編集、ということらしい。そういう基準の公募なのか知らないが、読んだ限りはジュニア・ノベル。収録された8編はすべて若者が主人公で、主に日常をめぐる恐怖と、そこへの接近、そして終着が描かれる。まぁなんちゅうか、簡単に表現するとテレビの「世にも奇妙な物語」の原作にちょうどいい、といったところ。そんなにひどくはないけれど、エキサイトするほどではなかった。このテのジャンルを読んでいる人には、読み始めるとすぐにネタが割れるはず。各タイトルがよくないこともあるけれど、それをひっくり返すくらい痛快なオチがほしかったところだ。

9月9日
南大沢の室内プールへ親子で行く。
「アイアンキング」を残り10話一気に見る。タイタニアン編に入ってから、主役の二人の関係は男同士だってのにさらに濃密に…。ホッペにチューしたり、腕枕して寝たりするのは序の口。スゴイのはアイアンキングが弦太郎のためだけに闘ったり(その逆もあり)しちゃうもんで、特撮ヒーローものとしては、薄気味悪い雰囲気をかもしだしてきて、もう何がなんだか……。
「ハーシュ・レルム」を最後まで(って全9話しかないんだけどね)。尻切れトンボはやむを得ないとしても、設定を活かしきれないエピソードばかりで、どっちにしろ後世に残るもんじゃないみたい。サンティアゴ将軍VS先住民の長の話とか、引き伸ばせばもっともっと面白くなりそうなんだよな。惜しいです。

9月8日
休みなれど、親父の見舞いなどでつぶれる。
21世紀初の乱歩賞受賞作「13階段」(高野和明 講談社)。ここんところハズレが多かっただけに、もう期待することなんか何もないんだけど、今年はまぁまぁでした。殺人罪で裁かれ、仮釈放中の青年・純一と、死刑執行の経験から職務に疲れた刑務官・南郷のコンビが、記憶を失った死刑囚の冤罪を晴らそうと奮闘する。ちょっと作りこみすぎな感じはするが、それは恐らく枚数のせい。乱歩賞の規定って350〜550枚なんだよね。あれやこれや詰め込むと、どうしても慌しくなってしまうのは確か。色々ツッコミどころはあるけれど、“読み物”としてはOK。作者は映像畑の人らしく、めんどくさいところはサラっと流すところがちょっとおかしい。例えば、日本の死刑執行は、いつ発令されるのか誰にもわからないが、タイムリミットを設定しないと盛り上がらないので、都合よくハンコが押されたりするところとか…。
イマジナリー・フォーシズがバリバリに自己主張するタイトルバックが印象的な
「悪いことしましょ」。イケてない青年にセクシーな悪魔が、願いごとの代わりに魂をいただく契約を持ちかけるコメディ。願い事は七つ。いろいろ失敗しながら主人公学んだものは……。ハロルド・レイミスの得意そうな設定、ブレンダン・フレイザーのバカ演技(ワンパターンだが憎めず)と、エリザベス・ハーレイのセクシー衣装、妙に細かく丁寧な特撮(リチャード・エドランド御大がスーパーバイザー)などなど、色々と取り揃えてある割には弾けっぷりが足りなくて惜しい。けっこう好きな話なんだけどね、さすがに古くさいか。主人公が憧れる“彼女”がとても美人とは言えない(A.I.のお母ちゃんだ!)のも疑問。あれだったら色っぽい悪魔と地獄に堕ちたほうが幸福、なんて思ったりして。
ところで邦題なんだけど、劇場公開時とセルDVDが「悪いことしましョ!」で、レンタル(ビデオとDVD共に)が「悪いことしまし」なのは何故?

9月7日
揉め事解決の糸口はできたので、今週の仕事はおしまい。
帰宅して
「ハーシュ・レルム」の続き。口がきけない代わりに怪我や病気を治癒する能力のある種族の話と、謎の湖が対象人物をスキャンして乗っ取るボディスナッチャー話。前者は退屈。後者はキライじゃないが、短くて物足りなかった。残り1巻はどうなるのやら。
レンタルDVDで
「プルーフ・オブ・ライフ」。ラッシーとメグ・ライアンのホットな関係(過去形)をフィーチャーしたハーレクイン・アクション。ワイドショー・アドベンチャーと呼んでもいいかも。30分も見ればオチまで読めます。こんなに緊迫感のない誘拐ものは初めてだ。特筆すべきはDVD特典のメイキング。過酷なエクアドルの撮影状況(高山病でスタッフがバタバタ倒れたり、こんな開発途上国二度と行くかよ、と語るメグ・ライアン)を綴る10分足らずのプログラムは必見。でも、この苦労が本編に全然活かされていないんだよね。「ゴールデンアイ」のウルモフ将軍が出てる。

9月6日
揉め事、継続中。自分の仕事ができましぇん。

9月5日
揉め事は大いに盛り上がり、周囲も巻き込んで大騒ぎに。逃避のため雷電&甘栗さんと飲む。歌舞伎町の火事現場向かいの店でヨタ話。

9月4日
うんざりするような揉め事が始まる。
人気作家初の文庫書下ろしとして、バカ売れしている(らしい)「R.P.G.」(宮部みゆき 集英社文庫)。300ページにも満たない、いまどきのミステリにしては短いものだが、これがまぁとにかく読みにくいのなんの。週末含めて1週間も持ち歩いてしまいました。この作家の文体とはどうも相性が悪いらしい。二つの殺人事件とそれを結びつけるネット上の“擬似家族”という物語が面白いかと聞かれると、正直なところ否。

9月3日
アメリカ国防省が開発した戦闘シミュレーション
「ハーシュ・レルム」。それは過酷な戦場を体験して逞しい軍人を作るための一種のゲームだ。その世界を乗っ取った狂人サンティアゴ将軍(最高得点者・笑)を暗殺するため、ホッブス少尉がバーチャルゾーンへと送り込まれる、なんか「地獄の黙示録」みたいな冒頭。プログラムの中は現実世界がシミュレートされ、住民はVC(バーチャル・キャラクター)として存在している。また、ホッブス以前にも何十人もの軍人(暗殺者)が送り込まれており、こいつらがサンティエゴに寝返ったり、抵抗したり、逃げ回ったりしていた。ホッブスは何もわからないまま彼らに接触するが、「出口」を知っているのはサンティアゴのみ、という事態にとまどう。この設定にクリス・カーターお得意の“陰謀”が加わって、謎をひっぱりまくる。今回はエピソード1〜4を見る。困ったことに本国では放映トラブル(原作がらみらしいぞ)から打ち切りになり、なんと9回でしり切れてる! 見終わった後のストレスは相当なものだろう…と予想しつつもハマりそうな気配。中でも、登場人物が出揃ってからの第4話「スタート・アゲイン」が面白かった。第2次大戦の米軍とドイツ軍のある橋をめぐる攻防が、「壊れたプログラム」として残っており、この中に紛れ込んでしまった主人公たちが、34日間のループから出られなくなる話だ。まぁ「Xファイル」ギブソンのエピソード同様、クリス・カーターのゲーム感には疑問はあるが、一旦許してしまえばつまらなくはない。あと、主人公の愛犬(デクスター)がむちゃくちゃかわいい。使い方も巧いし。

9月2日
歌舞伎町で
「ドリヴン」を。スポ根系バカ映画らしく、どんなに阿呆な客層でも話を見失わない、レース/段取り芝居/レース/段取り芝居、という規則正しい展開。その中で若手に華を持たせながら実は一番おいしいスタローンの自作自演(こいつけっこうスリザリンなヤツ)。描かれる女たちのテキトーな性格形成など、ツッコミどころがいっぱいあってヒッジョーに面白かった。大味でムチャなんだけど、レニー・ハーリンなんだからしょうがないじゃん。そうそう、ハリウッド映画にしては珍しく、黒人キャラクターが一人も出てこないぞ。
野次馬とマスコミでごった返す例の火事現場を見学。ナマ木村優子を見たぞ。それにしてもジェスパ(現場の向かいにあるよく行くパブ)が心配です。シート貼られて近寄れなくなってるし。

9月1日
うわ、もう9月じゃん!
一応休みだったが、病院に行ったりしてバタバタ。
借りっぱなしの
「怪奇大作戦」から「氷の死刑台」「オヤスミナサイ」「幻の死神」「死者がささやく」を見る。いいねえ、30分ものは。物足りないくらいがちょうどいい。そう言えば長尺の代表「タイタニック」が地上波でオンエアしてるなぁ。そこへタイミングよくT嬢(幸福一直線)から電話で「若手タレントの吹替えはどうよ?」と聞かれるが、見てるわけないっしょ。実は裏のWOWOW「ハリウッド・ミューズ」を見てたのよ。アルバート・ブルックス監督・脚本・主演のハリウッド内幕コメディ。引退勧告を受けた脚本家が、藁をもつかむ思いで紹介してもらった「女神」(シャロン・ストーン)。彼女のひらめきは多くの映画人に奇跡を与えてきた、という触れ込みなのだが、この女が超タカビーでワガママなおかげで、主人公が振り回される。セレブが本人役で登場するのがアクセントで、突然ジム・キャメロンが登場して「タイタニック」ネタで笑わせたりする(奇妙な符合だね)。ところどころはおかしいが、終盤の急展開とオチが弱くて、盛り上がらずに幕となった。


8月31日
「湾岸リベンジャー」戸梶圭太 祥伝社)で、今のところコンプリート(笑)。交通事故で恋人を亡くした元ラリー・ドライバー野島が、同じ事故で孫を失った実業家・美濃部から奇妙な依頼を受ける。事故の原因は湾岸の“走り屋”の可能性があるので、彼らの中に潜入して犯人を突き止めてほしい、と。引き受けた野島は、美濃部の出資で車やパーツを買い、“走り屋”らしくカスタマイズしていくうちに、車オタクとして目覚めてしまう。一方、生きることに意義を見出せない“走り屋”の一人・灰原は、得意の運転技術を使って、犯罪者を逃がしたりして小遣いを稼いでいた。野島と灰原それぞれのエピソードを交錯させながら、クレイジーなストーリーが展開してゆく……。今回のツボは何と言っても「車オタク」。国産車をベースにパーツを買い漁り、徹夜で改造して高速道路に集合して見せっこしている連中を、イキイキと描いているのが楽しい。時々挿入されるサブカル・ネタ(マッドマックスとかチャリ・エン)に画像とかを使用しているが、これはちょっと中途半端かも。ある女の手紙(手書き)は笑わしてくれました。バイオレンスとセックスはあいかわらず点呼盛り。「ワイルド・スピード」が早くみたいです(笑)。

8月30日
夜中に借り物の
「リトル・ダンサー」を観て、一人で大泣き。英国北部の炭坑町に住むビリー・エリオットは、炭鉱夫の父と兄、それにボケ気味の婆ちゃんと暮らしていた。ある日、ビリーはバレエのレッスンに紛れ込んだところ、それがすごく「気持ちのいいこと」に気づき、夢中になるのだが、「男のやるものじゃない」と反対する父と、どうしようもない貧困が立ちはだかる……と、まぁむちゃくちゃベタな話です。しかし、ストレートだからこそ、万人に訴えかけられる力強い映画であった。まぁ俺の場合どうしても父ちゃん気持ちになっちまうでよ。甘くなるのは仕方ないです。
舞台で活躍していたスティーヴン・ダルトリー(第1回監督)の演出力は相当なもので、地味だが達者な役者を巧みに動かす。もちろん、成功の核となったのは、豪華な音楽とあの踊り(うまいのかヘタなのかわからん)にあることは確かだが。あと、ビリーが持つバレエの才能を、最初に発見するジュリー・ウォルターズが絶品。

8月26−29日
親父の騒動で会社を休んだりしたため、予定が大幅に狂う。この数日間に見聞したものを並べておく。
アンソニー・ミンゲラの
「リプリー」。ウソを隠すためにウソをつき、もたなくなると最後は殺しちゃうサイコ青年の話。「太陽がいっぱい」よりもイヤ〜な感じの話になっていた。ジミーちゃんは華がなくて、もう限界に思えるのは俺だけか。フィリップ・シーモア・ホフマンとケイト・ブランシェットが出ているとは知らなんだ。
見舞いの帰りに病院から歩いて5分の立川シネマ・シティで
「キス・オブ・ザ・ドラゴン」を見る。トンチンカンなロマンスを盛り込んで失敗したジョエル・シルバーよりも、ファンが見て喜ぶものだけで構成したリュック・ベッソンの方がかしこかった(製作・脚本にリー本人が参加していることも大きい)のは確か。麻薬密売に関わる中国人ギャング逮捕のため、フランスを訪れた北京警察捜査官リーが、パリの悪徳警官チェッキー・カリョの罠にはまって、殺人犯に仕立てあげられてしまう。逃げるリー、追うカリョに、なぜか巻き込まれるブリジッド・フォンダ(子持ちの娼婦・笑)が加わって、壮絶なアクションが展開される。バイオレンスも凄まじくて、俺は嫌いじゃないんだけど、カンフーと「鍼」というアジアン・テイストのリーが、あまりに強すぎて劇場内は途中から笑いに包まれていました。「無敵の童顔」の使い道は、あいかわらず難しいようだ。11月全米公開予定の「THE ONE」では、ダブル・ドラゴン&マトリックスみたいな感じが期待できそうだが、どうかしらね。
老けたブリジッド・フォンダはちょっとガッカリ。あと、娼婦街のど真ん中にある海老せんべい屋のくだりが、ものすごくベッソンくさいのには苦笑。
輸入DVDで
「Roughnecks - The Starship Troopers Chronicles - The Pluto Campaign」 を見る。タイトルは長いが、要は「スターシップ・トルーパーズ」の3DCGアニメ。「宇宙の戦士」のアニメ化とは言えないところがツボ。リコらが所属するラフネック小隊の活躍を描くものだが、いろいろと凝ってる割には面白くなかった。激しい戦闘シーンの連続という構成はわかるんだけど、ゲームのムービーみたいのが延々続くだけで、こればっかりでも飽きちゃうんだよね。また、音楽がチャカポコと軽すぎてせっかくの素材も興ざめ。好事家以外はオススメしません。
「なぎら☆ツイスター」戸梶圭太 角川書店)。中途半端な田舎・那木良町で問題の多い化学会社の工場建設話が持ち上がる。この話を仕切っていたのは東京のヤクザに、セコい地主が土地代とは別に現金1千万円を要求。これを届けに行った若手ヤクザ二人が金ごと失踪してしまい、兄貴分の桜井が真相を探りに町へ乗り込むことに。ところがここにはイケてない地元ヤクザ、脳みそカラッポのヤンキー、失業オヤジグループ、スベタ女という、ネガティブな田舎人種しかおらず、さらには謎の殺人者も登場して、事態は大混乱してしまう……。「闇の楽園」「溺れる魚」でも突出していたヤクザ描写(キャラ設定)は、さらに磨きがかかっており、笑いと暴力、それにセックスもヒートアップ。真犯人探しの興味も入って、一気に読ませる。同じシーンを登場人物ごとに視点を変える手法はトリッキーだが(「ジャッキー・ブラウン」か?)、前半の人物描写はまだしもアクションシーンはちょっとクドいかね。また、時制で疑問が一つ。中に出てくる医者がガン患者に向かって「裸の銃を持つ男」のDVDを薦めるシーンがあるのだが、これの国内版って今年の8月に発売されたばっかりだ。医者は過去に何人もの患者に見せてきた、という話なので、どうやらこの小説は少し未来の設定ってことになる。
全体的には悪くなく、この作家への好感はかわらないが、帯の“和製ガイ・リッチー”は恥ずかしいです。
瑞典映画
「ハミルトン」を見る。ロシアの核兵器がテロリストによって国外へ売却される事件が発生。CIAの依頼を受け、スウェーデンの特殊部隊が核の奪還と犯人の殲滅を依頼される。ハミルトン中佐はこの任務を遂行するが、部下のミスで事態は悪化、国際規模の大事件に発展してしまう……。何がスゴイって、このハミルトン中佐がピーター・ストーメアってことだ。冒頭、核を盗んだテロリスト(実際はただのこそ泥集団)をハミルトンの部隊が射殺、電動ノコギリでバラバラにして燃やす、というゴア・シーンがあり、これは「ストーメアのサイコ将校物語」かな、と思っていたら、「ピースメーカー」のジョージ・クルーニーばりの大活躍なのには驚くぞ。だってお世辞にもそういうキャラじゃないでしょう、この人。さらに敵のアメリカ人にマーク・ハミル! ハミルトンの奥さんにレナ・オリン! セリフも英語吹替えだし、何が何だかわからぬうちに終わってしまう。監督は「ジュエルに気をつけろ!」のハラルド・ツワート……これもビックリじゃん。

8月25日
昨日行けなかった任天堂スペースワールド2001へ息子と。「やっぱ『ピクミン』は買いだな」なんて思ってたところへ自宅から電話。親父が緊急入院したとのこと。とりもなおさず引き返し、見舞いへ。元々体に爆弾のあるヒトだし、入退院は何度もあったので、それほど驚くことではないのだが、今回はちょびっとシリアスな匂いも。うーむ、ちょこっと困ったかな。
妻が見逃していた
「Xファイル シーズン7」をまとめ借りしてガンガン見ている。ちょっと時間的に全部つきあえないのは残念だが、ウィリアム・ギブスン脚本(2回目)のエピソード「ファースト・パーソン・シューター」だけは見る。ゲーム会社が開発した体感バーチャルゲーム(ゴーグル装備して実際に体を動かして敵と戦う仕組み)のテストプレイヤーが、仮想空間の中に現れた美女に殺される。ゲーム内のはずなのに、実際に死んでしまう、という怪事件。どうやらプログラムに存在しないはずのキャラクター(女戦士)が犯人らしい。……とにかくゲーム業界を面白おかしくとりあげているのが笑える。「MUSASHI」という名の世界的なゲーマーが出てきたり、モルダーの友人であるローン・ガンメンの連中がこの問題のゲーム会社になぜか勤めていたり(目的はゲーム完成後のストックオプションですと・笑)、殺人犯のプログラムは元々ムチムチセクシー・ダンサーの女をキャプチャーしたものだったり、といった設定が楽しい。「ゲームに夢中になる男はガキね」と無関心のスカリーがオトすのは痛快。もっともこのゲーム、あまり面白そうでないのが難か。

8月24日
仕事が集中した金曜日。ゆとりなくヘロって帰宅。

8月23日
テレビでオンエアの
「ドーベルマン刑事」を見る。深作欣二監督、千葉真一主演の東映作品。この頃の邦画はけっこう見ていなかったりするので、スッポリ抜けていた。気持ちいいくらい原作無視した、ほとんどオリジナルと言ってもいいような内容。なにせ主人公は沖縄から歌舞伎町にやってきた田舎刑事(かわいい子豚連れ)で、マグナムなんか持っていないし(途中で人のを借りるけど)、大体「貝占い」で捜査って何? 唐突に出るエンドマークは何? オチが理解できない俺って何? シャブ漬け歌手のジャネット八田(吹替えは弘田三枝子)、その事務所社長でヤクザの松方弘樹、ストリップ劇場主に拓ボン、ストリッパーに松田英子、目玉のおまわりさんに室田日出男(すぐぶっ放すのよ)、上司の刑事に藤岡重慶、暴走族に岩城晃一と小林稔侍、ゲイでサドのヤクザに成瀬正隆と、今にしてみればすっごいキャスト。千葉ちゃんも若くて、足がよく上がってます。

8月22日
朝が土砂降りだったので、ゴム長靴で出社。ところが台風は午後には外れてしまい、ちょっと恥ずかしいカッコで帰宅したのであった。
ロブ・ライナーの
「ストーリー・オブ・ラブ」を見る。離婚危機にある夫婦が、子供たちが夏休みキャンプに行っている間、いろいろ回想しながら人生を見直す辛口のコメディ。結局「子はかすがい」という結論しかないのだろうか。ブルース・ウィリスの髪型がたまらなく不審。「恋人たちの予感」をひきずったような構成があまりよくないが、語り口が巧く、最後まで飽きることはない。

8月21日
台風が近づいてるせいか、サンチョが大はしゃぎ。「どうせなら屋根とかが吹き飛ぶようなでかいやつが来ないかな」だと。あんた、不謹慎だよ。
会社の若者が衝動買いした
「妖怪大戦争」DVDを借りる。そう、バビロニアの吸血妖怪ダイモンと、日本妖怪たちが対決するアレだ。ノスタルジー以外にどうって感想はないのだが、なぜ「さくや」が迷ったのかが、何となくわかったような気がする。DVDの画質が妙にいいのは収穫。

8月20日
久々に出社。諸々の揉め事はまだ解決していないのであった。あー、めんどくせえ。
「デトロイト・ロック・シティ」をようやく見る。「抱きしめたい」のKISS版という括り方は、まぁその通りなんだけど、78年という時代が俺にピッタシで、笑える個所が多かった。あと、妙にインディーズ映画っぽいところもヨシ。ご都合よろしい展開にも目をつぶっちゃえる、ノスタルジーに満ちた佳作。カルチャー・シーンを一気にまとめるタイトルバックが秀逸。本物KISS登場はご愛嬌。

8月19日
母方の祖父の十三回忌で世田谷の寺に親族大集合。知らない親戚が増えてて驚く。まぁ従兄弟が結婚しただけのことなんだけど、式とか行ってないんで会うのが初めてであった。気まずくて辛かった。
「クロウ・天国への階段」第1回を見る。コミックというより、ブランドン・リーの映画版をテレビ・シリーズにした感じ。雰囲気は悪くないが、主演のマーク・ダカスコスが胡散臭くてガックリ。「クライング・フリーマン」とかでも主役を張っていたが、どう贔屓目に見てもヒーローとは言いがたいお顔立ち。

8月16−18日
家族で岩井海岸へ海水浴。貧乏なので民宿に泊まったりしてみる。シーズンも終盤で人も少なく、わりとゆったりできた。
もちろん持参したのは
「不眠症」スティーヴン・キング 文藝春秋)。不眠症のジジイが体験する不気味な現象が起こるまでが、ちょいと退屈だったので不安だったが、途中からテンポが上がりだし、後半はアクション(なのか?)へとヒートアップ。ジジイとババアの恋愛まで盛り込んで、なかなかの娯楽小説にはなっていた。「老人版IT」のふれこみは、まぁ確かに表面上はそう。でも含有されている「○○の○」シリーズが、残念ながらまったく読んでいないので、わからんところもあったのは確か。敬遠しつづけたバチがあたったようだ。
キングが思いのほか早く読了してしまったので、
「梶原一騎伝」(斎藤貴夫 新潮文庫)に取り掛かるが、これがもうイッキ読み。信者とは言わないまでも、子供の頃から作品の数々を読んできたし、出版人として相応の影響も受けていた人物だけに、その生き方の凄さにはため息が出る。ジョーや飛雄馬のキャラだけ借りて稼ぐ企業の皆様もぜひご一読を。

8月15日
すっかりジブリづいた息子様がこの二日間で、「トトロ」「もののけ」ついでに「パンダコパンダ」を見るのに付き合う。

8月14日
立川昭和記念公園のプールへ。サンセット割引と言うヤツで、午後2時から半額だ。夕方になるとすっかりダレていて、監視員のお兄ちゃんが、ビキニのお姉ちゃんをナンパしたりしている光景が微笑ましい。あと、刺青禁止のはずなのに、ものすごくゴージャスな彫り物の夫婦が歩いていたるのもスゴイ。ちなみにここは国立公園です。
「パッセンジャー57」のケビン・フックス監督の
「ブラック・ドッグ」を見る。人身事故を起こして逮捕、仮釈放中のトラック野郎パトリック・スウェイジが、家族の幸せと借金返済のために、不法な銃器移送を引き受ける。しかし、途中で謎の一味に襲われ、事態は深刻化。さらにFBIと銃取締局が追っていることもわかる。ステレオタイプのキャラクターと、曇り一つないストーリー展開、CGに逃げない実写のトラック・アクションがぴたっとハマって、……なんつうか、見事なまでのB級。パトリック・スウェイジの俳優としての居場所がピッタリしていたのも大笑いだ。悪役にミートローフ。

8月13日
家族で
「ジュラシック・パークV・日本語吹替え版」を見る。なんだ、こんな単純な話だったら、英語のままで大画面の新宿プラザにしておけばよかったよ。そこに恐竜がいるのはわかっているんだから、理由の説明が不要なため、前の2本より30分も短くなってる(笑)。手に入れたアイテムは、ここでこう使うのだ、というアドベンチャー・ゲームのような作り。映画というよりはアトラクション。アッサリしたオチが笑いを誘っていたようだが、○○の夫が政府の仕事をゴニョゴニョ、という苦し紛れのセリフがあったのがカワイイ。前から歩いてくるプテラノドンと、「ピーターパン」のワニのようなスピノサウルスが役得。
続いて
「RED SHADOW 赤影」。WOWOWの紹介番組で、中野裕之は「『グリーン・デスティニー』や『マトリックス』のワイヤーで人が重力に反して飛び回るのは、見ていて恥ずかしいので赤影はもっと凄いことをやってやる」とかなんとか(うろ覚え)ぶち上げていたが、その回答が「着地してヨロッ」、とか「頭ゴツーン」だったかと思うと、そいつは恥ずかしいや。でも、ゴージャスな撮影・美術・音楽・衣装・配役(ゲスト含め)と、カッコいい立ち回りが惜しみなく散りばめられていて、娯楽映画としては水準以上だった。圧倒的にダメなのは脚本。面白いところとダレ場の差が大きすぎ。何とかならんのか、と見ていて歯痒いです。「また会おう!」と去っていった布袋君はもう出ないし、麻生久美子の退場の仕方も頭をひねる。あれは琴姫と赤影をとりあう展開にせねばウソ。藤井フミヤの悪役も、かなり良かっただけに、赤影と決闘させないのってどうよ。定石をわざとはずして悦に入ってるんだろうか。そういう展開って、カッコ悪いんだろうか? ちょっと考えさせられました。
「SF/サムライ・フィクション」が好きな人ならだいじょうぶ。あ、予想通り麻生久美子はキましたね。

8月12日
なかなか見に行けなかった
「千と千尋の神隠し」をようやく。チキショー、あのジジイにしてやられた。シャッポをぬぐ大傑作であった。マンガ映画の面白さ、先の読めない設定と展開、そして何より必要以上に「説明しすぎないこと」の効果。「何故」とか「実は」という部分を廃したことで、見終わった家族に会話を生み、さらにリピートさせちゃう……そこまで狙っていたとしたら、この作り手たちにはかなわないです。ムチャクチャな大ヒットも含め、これはもう培って来たブランドの完全勝利。これまでジブリに興味を示さなかった息子様に、質問攻めにされたことも驚きの一つ。ヤツの心にも何かが残ったらしい。あえて突っ込めるのは、やや音楽が前半過剰だったことと、ハクはやっぱり塔矢アキラくんだったことくらいか(笑)。
それにしても立川シネマシティで、朝8時の回を見ようと、7時20分に行ったらもう立ち見ってどうよ。結局夕方の席を確保していったん帰宅しましたよ(笑)。今日の時点で600万人が見てるんだってさ。
川島雄三の
「幕末太陽傅」を何十年かぶりに見る。展開のテンポ、会話のリズム。軽妙洒脱にしてイキな登場人物たちと、「芝浜」などの落語ネタ。エネルギーあふれる邦画の基礎体力がここにある。やっぱ明るくなきゃダメだ。

8月11日
少し二日酔い。家の都合で予定が狂う。自宅で仕事。
借り物の
「青の6号」を見始めるが、ゲームのムービーのような「絵」にどうしても馴染めず、1巻でギブアップ。すまん、雷電。代わりに「アイアンキング」3巻に逃げる。不知火族のあっけない最後に続き、今度は独立原野党と闘うぞ。
野球メロドラマ
「ラブ・オブ・ザ・ゲーム」。球団の身売りをきっかけに、引退かトレードを迫られた国民的名ピッチャーのビリー・チャペル(ケビン・コスナー)。5年間付き合った恋人(ケリー・プレストン)にも去られ、最低のキモチで迎えた試合で、彼は半生を振り返りながら、完全試合の機会を迎える。なんというか、ベタベタな映画。コスナーは「さよならゲーム」や「ティン・カップ」の流れというよりも、「ナチュラル」をやりたかったようだ。「俺もそろそろランクはミスター・アメリカ」とでも言いたげな傲慢さ。レッドフォードとは格が違うんじゃないのか? 単純明快な展開と、甘すぎる着地点には苦笑せざるを得ない。最大のオチは監督がサム・ライミということだったが。

8月10日
来週から会社が夏期休暇のため、片付けごとに追われる。結局宿題で持ち帰り。夜は会社の人と飲む。
帰宅するとポラロイドカメラが当たっていた。ラッキーストライクのキャンペーンだ。どうやらジッポーははずれたらしい(笑)。それにしてもゴツいオモチャで、使い道がなさそうだね。

8月9日
「唐沢なをきのうらごし劇場」(メディアワークス)を一気に読む。「怪獣王」に続いてのツボヒットなマンガコラム。「B−CLUB」と「AX」の連載をまとめたそうだが、そんなもん読んでるわけがないのでまったくの初見。今回は特撮とアニメと必殺ネタ。オタクな中間たちによる解説も可笑しく、なんともやり放題なツクリが羨ましい。文中筆者が「ガンダムに乗り遅れたことで味わう疎外感」と書いていて、涙が出そうなほど共感(笑)。よかった、俺だけじゃなかったんだ。

8月8日
「ダーク・エンジェル」のパイロットを見る。ドルフ・ラングレン扮する刑事が凶悪な宇宙人と闘う……ってそんなの誰も見てねえよ。じゃなくて、近未来を舞台に謎のバイオ・ソルジャーの娘が、人助けをしながら自分の運命に挑む、ちょっとベタな感じのSFテレビドラマ。でも、ぜーんぜん目新しくないんだよな。いつも何かしら映像的なショックを与え続けてくれたキャメロンとは思えぬ緩さ。15年も構想を温めてると、錆びついちゃうのか(笑)。まぁホントに“登場編”でしかないので、意地悪言ってもしょうがないすね。ヒロイン・マックス(ジェシカ・アルバ)は、50倍カレーを食っちゃったみたいな腫れぼったい唇が印象的。演出はまたもやデビッド・ナッター。

8月7日
実写版の
「あしたのジョー」。監督が長谷部安春、ジョーには石橋正次、段平さんには辰巳柳太郎。ジョーとおっさんの出会いから少年院入り、力石、少年院での試合、ジム開設、力石の減量、そして試合までを80数分で一気にやってしまうウルトラC調映画。ヘナヘナのクロスカウンターには笑いました。あとすっげー弱いウルフ金串もドカン。石橋正次がなかなかいい筋肉をしていて感心。キリヤマ隊長も出てるぞ。
「不眠症」が重くて持ち歩けなかったので、
「銀河帝国の弘法も筆の誤り」(田中啓文 ハヤカワ文庫)。落語のサゲのような落とし方ばっかりなので、1編でも読めばもう見切れます。しかもダジャレなんだもんな。ろくでもねーよ。と言いつつキライじゃなかったりして。往年の筒井康隆とか好きな人なら大丈夫。

8月6日
うわっ、朝から大変なことに! 外部とのトラブルならともかく、グループ内の事業所同士でもめるって、何ともお恥ずかしいお話。しかも発端は俺なのに、もうケンカの土俵からはずされてる。
夜は「元後輩男子3人組」と飲む。おごってもらっちゃったーい(笑)。もろもろ業界話で盛り上がる。

8月5日
ウワサのスープカリイに挑戦。薬膳カリイ本舗 TONZI でチキンヤサイカリイを食す。小麦粉皆無のスープに野菜と肉がゴロゴロ入っている。上澄みは赤くてかなり辛いのでよく混ぜるように、とお店の人に注意される。ターメリックライスをスプーンにとり、汁に浸して食べる。……辛! しかしうまい! 汗だくになりながら一気に飲み尽くしてしまった。しかも食後がサラサラしてて全然残らないんだよ。ちょっと驚きの新食感。……後で調べてみたら、札幌の有名店の系列で、国立のこの店は東京で唯一なんですと。
「フリーズ・ミー」。高校生のときに、3人組の男にレイプされた主人公・ちひろは東京へ逃げ、新しい生活を送っていた。だが、ある日彼女の居場所を突き止めたレイプ犯どもが、自宅に上がりこんでくる。騒げばバラす、と軟禁状態の生活に彼女の精神は病み、男を惨殺して凍らせる。わざわざ業務用冷凍庫を買い込んで……。石井隆のやりきれない不幸のどん底女シリーズ。タイプの異なる男たちが順番に訪問してくるところが面白かったが、空間的な広がりがなく90分もたすのは厳しい。レイプ犯に北村一輝、鶴見辰吾、竹中直人。北村は椎名桔平の代役のようなポジションであったな。一人暮らしの女性にはかなりコワい話。
「最終絶叫計画」。見ているとどんどん頭が悪くなるタイプの映画。「ケンタッキー・フライド・ムービー」の昔から、基本的にはキライじゃないので、なんとか応援しつつ笑ってやろうと努めるが、どおうにも寒々しくてダメでした。

8月4日
息子様がサマーキャンプでいないので、自宅でDVD&ビデオ三昧。
「ラストサマー2」。ブラジルの首都はリオじゃない! ……あまりにオツムの弱いシナリオに脱力。ケビン・ウィリアムソン不参加の続編。前作で生き残った主人公が、田舎町を逃れて大学へ。そこで偶然バハマへの旅行招待をプレゼントされ、のこのこ行ったはいいが、何者かに命を狙われる。別に前作がよかったわけじゃないが、無関係な人がショッキング演出のためだけに殺されていく脚本がレベル低すぎ。13金的連続スラッシャーで、ポップコーン片手にキャーキャー言うための映画。もしくは巨乳好きに捧げる。
「go」。リスペクトでもオマージュでも、アダプテーションでも、どんな言葉で表現してもかまわないが、彗星のごとく現れたタランティーノの感覚は素晴らしかった。あのブームは数々のエピゴーネンを生み出す事になったが、これはもう、なんというか、見ていて恥ずかしい「パルプ〜」のパクリ。同じ発端から3つの話を展開し、それが結びついていく。最初思いついたときダグ・リーマンは「俺って天才!」とか思ったんだろうな。警察官の謎の副業とか、ゲイの俳優コンビとか、可笑しいところはそれなりにあるんだけどね……残念ながら手放しでは喜べない。
「ザ・セル」。ハリウッド映画の殻をかぶった悪趣味。期待以上に濃密な映像が気持ち悪くて気持ちいい。ビジュアルにとどまらず、話のベースにあるSM的な部分がけっこう笑えた。ただし、娯楽映画としては退屈な部分が多くて残念。ジェニファー・ロペスはすっかりスターの顔が定着した。ビンセント・ドノフリオはサイコ役ばっかりだな。
「ワン・ツー・スリー ラブハント作戦」。西ドイツのコカコーラ支社長ジェームズ・キャグニーは、いつか東側にコカコーラを広げてヨーロッパを制覇しようとする野心家。そんな折、アメリカ本社の社長から、欧州を遊びまわってる17歳の娘がドイツに行くのでしばらくを預かってほしい、と頼まれる。ところがこの娘がエラい奔放なコで、東ドイツのレジスタンス貧乏青年と結婚・妊娠してしまう。そこへ社長が彼女を迎えに来ると連絡が入り、事態は急転。キャグニーは貧乏青年を貴族に作りかえるため、あの手この手を尽くす。脂の乗り切ってる時期のワイルダー&ダイヤモンド脚本で、マシンガンのようにギャグが炸裂する傑作。キャグニー最後の主演作でもある。テンションは最後まで落ちることなく、唯一ペーソスというか、主人公の努力が意外な形で決着するラストは拍手。

8月4日
時々テレビで国内のチアリーディング選手権をやってると、ついつい最後まで目が釘づけになる。凄いのは演技ではなくてそのお姉ちゃん達の「体型」だったりするもんだが、本場アメリカだとこんなにイカしたコばっかりなのかとついつい顔がゆるむ
「チアーズ!」をシネマライズで初日第1回で。配給会社やスポンサーがらみの動員がかかっていて、ほぼ満席。初日プレゼント(コロンの試供品と手帳)までもらっちゃった(ウフ)。それにしても、いつの時代もこのテの映画は変わらないねえ。「メジャー・リーグ」でも「クール・ランニング」でもいいんだけど、スポ根青春コメディはなんだかんだで大好きなので、点が甘いですぞ。今回は、サンディエゴの高校の名門チアリーダー部を舞台に、全国大会優勝をめぐる部長の奮闘を描くもの。いみじくも劇中のセリフにあるんだが、体操とダンスをミニスカのお姉ちゃんがやるってだけでOKでしょう。問題はキルステン・ダンスト。私は昔からご贔屓で可愛くてしかたがないのだが、正直美人とは言い難いヘチャムクレ顔だよね。このコが苦手だとけっこう辛いかも。展開がけっこう都合よいし、お上品すぎる感じもするが、音楽とダンスで逃げ切られてしまった(笑)。きっと日本でドラマになるよ。「GO!GO!チアガール2001」とか。

8月3日
ケンカ用に作った書類が辛すぎたので、修正命令(笑)。半日が過ぎてしまった。マジ疲れ。
「アクターズ・ラブ 舞台は恋のキューピッド」。ジョナサン・デミ監督、スーザン・サランドン、クリストファー・ウォーケン主演による56分の中篇。出処はよくわからないけどテレビ映画らしい。田舎町の素人劇団を舞台に、人付き合いの苦手な若者男女が芝居を通して恋に落ちる。「欲望というの名の電車」を巧みになぞる構成が面白い。原作はカート・ヴォネガット。

8月2日
ハプニング発生で書類作成に追われる。売られたケンカは買え、という上長の命令に従う。

8月1日
うひゃあ、もう8月じゃん!
カラーゲームボーイの
「風来のシレンGB2」をやってる。まぁ正直いつもといっしょなんですが、64より辛くてやりがいあります。カラー専用になったのはいいけれど、細かすぎてモンスターの形状がよくわからないのはマズいのでは。あとイベントで挿入されるアニメ風のバストアップが気持ち悪い。
久しぶりに
「デスレース2000年」を見る。昔見たときは暴力的で笑うところまでいかなかったが、今見るとけっこうマトモで驚く。記憶なんてあいまいなものだと再認識。最近の映画のほうがよっぽどバイオレント。それにつけても、フランケンもマシンガン・ジョーもキャラがメチャクチャだねー(笑)。


7月31日
早起きして人間ドック。社長&某監督も同じ時間帯でビックリ&イヤーン。バリウム処女だったため、どうしても飲めなくて涙を流す。
レンタルDVDで
「ふたりの男とひとりの女」を見る。「マスク」以来のジム・キャリーの多重人格モノ(笑)。ラブコメの器に悪趣味なネタを詰め込んだ、「メリー」と同じ構造。ハリウッドの王道パターンを踏襲しつつ、好きなことやって、きっちり数字も残すファレリー兄弟のスタンスはなかなかいいね。本作はストーリーが全然面白くないんだけど、個々のギャグで爆笑インジケータが振り切れるものもあり、お下劣好きは必見です(オチも含めた牛ネタが俺的にヒット)。キャリーの渇く口元と、かっこだけでテンて弱っちいボクシング、いつのまにかスターになってるレニー・ゼルウィガーのポワポワ感がよかったです。あと、クリス・クーパーが使い切れてないのが残念。

7月30日
自業自得で超多忙。寝不足で吐きそう。

7月29日
今日の動物映画は
「ラマになった王様」日本語吹替え版。立川のシネマシティだ。「千と千尋」が朝から晩まで全回超満員なのに対し、午前中2回しか上映しないこっちはガラガラ。ムーチョ・ヒデキじゃ客は来ないぞブエナ。吹替えも含め、このテのローカライズは成功したためしがないだろう。ヘラクレスの工藤静香とかフミヤとか。さらに、今回の愚行は「吹替え版」のみ、というシステム。まぁ確かに大人だけの客は極めて少ないでしょうが……。短くキビキビしたギャグ(特盛り)&感動(並)がうまくハマっていて、メチャクチャおもろいデキなだけに、いろいろ疑問が残る。
「洗脳/狙われたハイスクール」。「Xファイル」「ミレニアム」などの製作・監督でおなじみのデビッド・ナッターが手がけた劇場版。でも中身はモルダーが出てこないだけでほとんどいっしょ。兄に自殺され傷心の主人公が田舎町の高校に転校してくる。そこではエリート学生集団、マッチョ、落ちこぼれなどがそれぞれグループを作っていた。エリート連中は、時々感情が押さえられなくて凶暴化、理不尽な暴力をふるうが、大人たちは彼らを守っている。主人公は、そいつらにどうも馴染めず、はみだし者の友人ができる。友人はエリートの一人がGFを惨殺し、警察がそれを隠蔽したことを目撃していた。町ぐるみで何かが起きている。そして昨日までまともだったクラスメートが、ある日突然エリートの仲間入りをしていく……。なんか、クーンツみたいな話です。予定調和のシノプシスなので、あまり驚きはない。むしろホラーにありがちな強引な展開で、アラが目立ってしまうのはお気の毒。解決方法とか、もうちょっとていねいにやれよ。

7月28日
夏休みと言うこともあって、動物映画をハシゴだ。
「PLANET OF THE APES/猿の惑星」を朝イチで。これはまいりました。とりあえずスタッフを集めて、脚本通り撮ってつないだだけの、愛のない超大作。監督がポール・マイケル・グレイザーなら、文句はつけないが(笑)。レイティングがPG−13なので、合戦のシーンなどもおとなしくて弱い。「グラディエイター」や「パトリオット」を見た後だと、どうしてもパンチに欠けてしまう。猿人間たちの芝居はチンプで、しぐさだけ獣っぽくされてもなー。……バジェット的にはAクラスなのに、テイストはB。前作をしっかり意識した(しすぎた?)どんでん遊びが、楽しそうではある。おかしかったのは、終映後背後のバカップルが「ハッピーエンドじゃないんだーー」とブーたれてたことか。作るのをあわてすぎたのかもね。マーケティングし直して、再編集したらどうですかね?
家族と合流して
「ドクター・ドリトル2」を日本語吹替え版で。毒気を洗濯してしまったエディ・マーフィにはそろそろ慣れてきたのでいいんだけど、今回の主役は完全に動物たち。ドリトル先生は狂言回しで奔走するだけだ。キャラを改めて説明する必要がないから、ノリで押し切っちゃう感じ。なんかこういう続編って多くありませんか。前作同様アニマトロクスと合成が素晴らしくて(きっとオリジナルの声優もね)、最後まで退屈せずには見られた。擬人化対決は猿より熊の勝ち……。

7月27日
仕事に追われる。巻き込まれた新企画で案の定イケテない葛藤が発生。

7月26日
例の事故の代車騒動や、大将からの頼まれごと、ブーの暴走などでヘトヘト。キングの「不眠症」を読み始めているが、これがまたゆっくりペースで、読了はいつになることやら。

7月25日
サンチョ&ブー・フー・ウーで綾瀬のソフトハウスへ(もちろん僕はマジメで努力家のウーだ)。とあるマンガ原作の企画について話をしていたのだが、ソフトハウスの担当者に向かって「究極のキャラゲーを作りましょうよ!」と熱弁を振るったブーが、当のマンガを全然読んでいないことが後で判明、非常に恥ずかしい気持ちになる。
その後雷電、Xオヤヂと歌舞伎町で一杯。気が置けなくて安心さしてもらいました。

7月24日
「シーズ・オール・ザット」。こりゃまたベタだね。イケてる生徒会長ザック(フレディ・プリンゼ・Jr)が、ステディの彼女(ジョディ・リン・オキーフ)をテレビスター(マシュー・リラード)に寝取られ、あっさり振られてしまう。悔し紛れに彼は学園内でキモいとウワサのメガネっこレイニー(レイチェル・リー・クック)を、プロムの女王に改造できるか友人と賭ける。ところがこの女がメガネをはずすとエラいキュートで、彼は図らずも恋に落ちてしまう……。世相・風俗・モラル、そして音楽が多少違うだけで、いつの時代でもこういう映画はなくならないんだよな、とちょっと安心する映画。個人的にはメガネをしたままで水着で寝そべるレイチェルに萌え。どこかで見たような若手俳優が目白押しで、改変期のスペシャル・ドラマのようであった。制作はMTV。サラ・ミッシェル・ゲラーがカメオで出ている。
ドン・シーゲル版
「ボディ・スナッチャー 恐怖の街」を。…あれ、ちゃんと見るの初めてだったぞ。町が淡々と侵略されていく様がジワジワとこわい。特殊造形のチープさをもカバーする、モノクロの持つ「力」に圧倒される。後年のリメイクはいずれも「凡」だな。

7月23日
事故の件を上長に報告。「いやー、また掘られちゃってすっかり目覚めてしまいました」などとチャカそうとしたが、カミさんのギプス姿や、パニックで泣きわめく息子の顔、平謝りの犯人へのやりきれない怒りなどを思い出すと、正直シャレにはならないのであった。ボスからは「お祓いに行け!」という命令が(?)。
そんなダウナー気分のときに
「サウスパーク/無修正映画版」など見て、笑えるわけがなかろう(笑)。人を傷つけて嘲笑う作り手の志があまりに不愉快……とはいえデキはすこぶるいいなぁ。TVシリーズは過激なセリフの応酬なれど、チープな絵と表現が単調で飽きてしまうため、連続視聴がどうしてもできなかった。映画版はその欠点をミュージカルという手法で乗り切る。数々の仕掛けが狡猾なまでにヒット。バカでは絶対作れないよね。一部で話題の「関西弁吹替え」は、WOWOW版にそれほど思い入れはないので、ひどいとは思わないです。それより何より問題は、夏休みで夜更かししている息子が最後まで見てしまったことか(!)。……オナラプーで笑ってただけだが。

7月22日
八ヶ岳からの帰り、午後12時25分、中央高速の大月インターを越えた辺り(岩殿トンネル前)で……

またも追突事故

をくらう。幸い渋滞で車は停車していたが、突っ込まれた衝撃でカミさんの頭がガクっとなり、救急車を呼ぶ事態に。犯人は市原に住む25歳の無職Kで、同乗していたGFが車内で何かを落とした瞬間、よそ見をしたんだそうな。おまわりの指示で大月インターの料金所横の警察で調書をとり、その後大月中央病院へカミさんを引き取りに。案の定クビに大袈裟なギプスをまいていたのであった。とりあえずKには人身と認めさせて、あとは警察と保険屋にまかせる。愛車はボロボロでトランクが開かない(泣)。前がちょうど1ヶ月前。ウチって呪われているのか?

7月20〜21日
家族&父母で八ヶ岳。まぁ、わりとゆったりはできた。
「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」(J・K・ローリング 静山社)を一気読み。「秘密の部屋」がある意味ルーティンだったので、この先どうなると思ったが、謎の脱獄犯に命を狙われるハリーというツカみから、本格ミステリなみのフーダニット、そして××ネタのクライマックスと、息もつかせぬ展開に脱帽。単純に面白いストーリーに感心させられた。

7月19日
得体の知れないビデオドラマ
「D」を3話見る。ロシア製のコンバットスーツを着た狂人ヒーローが新宿で大暴れ。それがいつのまにか国家に不可欠な存在になる……。やりたいことはわかるけど、技術、芝居、演出がどれもイケてないぞ。最も有名な俳優が清水宏というのもスゴい。

7月18日
腕のいい泥棒が警察署に自分で隠したダイヤを取り返すため、ニセ刑事になって署内に潜入するが、経験と知識がうまくハマって名刑事にまつりあげられてしまう
「ブルー・ストリーク」。マーティン・ローレンスのノリがすべて。なんか、構成が「ビバリーヒルズ・コップ」に似ています(ドンパチだけシリアスなとことか)。ブルー・カラー向け大衆コメディと言えば差別的だが、知的レベルは低い映画じゃん。

7月17日
体調悪く(多分夏バテ)でダウン、会社を休む。この回復力のなさは年齢のせい(にしてしまおう)。
というわけで、妻子もいない静かな環境で「勝手にウィリアム・キャッスル映画祭」
「ティングラー 背すじに潜む恐怖」。恐怖の研究にとりつかれたキチガイ医者(ビンセント・プライス)が、人間の戦慄すると脊柱に発生する奇怪な化け物“ティングラー”を作り出してしまい、大事件に発展する。ギミックは劇場に仕掛けた電流だったため、ビデオでは効果なし。「ブキミ」なホラ話として楽しんだ。中途の悪夢のシーンでパートカラーになる「血」がいい。
「戦慄の殺人屋敷」はうってかわってコミカル・サスペンス。ロンドン郊外の奇妙な屋敷に軟禁されたアメリカ人の異常体験。屋敷の住人がガイキチばかりで、主人公は命を狙われます。まぁなんちゅうか、笑いはスベりまくりますが、目くじらたてるようなモノではないか。
「血だらけの惨劇」は大スター、ジョーン・クロフォードを主演に、ロバート・ブロック脚本で描くサイコスリラー。夫と愛人を斧で首チョンパした主人公が、20年ぶりに精神病院から戻る。再会した娘と人生をやり直そうとするが、周りの人物が次々に惨殺される……。まぁ「サイコ」を髣髴とさせる(っていうかネタバレ?)話で驚きは薄いけれど、ラストに登場する「仮面」は怖かった。低脳で下品な雇い人にジョージ・ケネディ。最初誰だかわからなかったよ。
「マッハバロン」に端を発し、わが会社中にブームを巻き起こした懐かしテレビのDVDたち。いろいろ見させてもらっていますが、まさか
「アイアンキング」に到達するとは……。で、Vol.1を借りて見る。小学4年くらいだっけか、「石橋正次」「浜田光夫」「水、水!」「弱っちいヒーロー(っていうか敵を倒すのは人間)」「1分間しか戦えない」といった断片的な記憶しかなかったのが、一挙に甦る。ちきしょう、甦らなくてもよかったかも(笑)。日本先住民族である不知火一族が、二千年の恨みをはらすため、巨大ロボットを送り込んでくる。それを阻むのが国家警備機構の静弦太郎。彼に協力するお調子者・霧島五郎はアイアンキングに変身! ってよくある特撮モノの設定なんだけど、「大を倒すためなら小の犠牲はしょうがない」とヒーローが言い切るスゴいシーンを皮切りに、ムリな展開の連続で頭は混乱するばかり。でも麻薬のように次を見ずにはおれないのであった。きっと子供の頃は石橋正次の爽やかな笑顔にだまされていたに違いない。
いまパッケージを見て気づいたのだが、「MADE IN JAPAN」が「MAID IN JAPAN」になってるぞ。ニューマスターというにはちょっと厳しい画質。

7月16日
FFM、コケちゃいましたね。チャレンジャブルなプロジェクトだったので、がんばってほしかったですが…。それはともかく、あきれたのは日本版限定前売り券。7枚組セットでビジュアルがそれぞれ違うものにプレスシートをくっつけて9100円(2000セット)。これは一種の宗教だ。信者は黙って買え、ということらしい。
「ER」のオンエアに釘付け。先週ガイキチにメッタ刺しにされたカーターとルーシーを、カウンティが総力を上げて救命しようとする。それだけで45分。すさまじいカット割とハイテンションな芝居で、これまでで最も「熱い」エピソードになっていた。ベントンとカーターはもちろん、各キャラクターの関係性が、6年分一気に噴出す。これはテレビドラマじゃないとなかなかできない。

7月15日
なぜか朝から江ノ島へ行き、さんざんぱら海遊び。顔真っ赤です。
レンタルDVDでエメリッヒの
「パトリオット」。うわっ、これは劇場で見ればよかったと後悔。独立戦争時の民兵のヒーローが、家族を守るために闘うドラマってことで正直食指が動かなかったのだが、戦闘描写が残虐なスプラッタの連続でスゴイ。民族的に魂の入れようがないドイツ人監督のモチベーションは、こっちなんじゃなかったのかと訝る。この疑問は特典のメイキングを見れば納得。「大砲」は爆弾じゃなく鉛の弾が飛んでくるとか、銃剣の切っ先はカミソリのように鋭い、なんて話をスタッフは楽しそうにしゃべるぞ。家族を守る=国を守る、という強引な論理のすりかえが恐ろしい脚本はちょっと驚くが、「感動&愛国」じゃなくて「復讐&暴力」の映画として見れば全然OKなのであった。子供はバンバン撃ち殺しても、女は全然犯されないってところが、ちょっと甘いが……。
これまでの出演作の中で、もっともバイオレントなキャラといってもいいメル・ギブソンは、「オレは英雄だ!」と米国旗を振りまくる。だいたいアンタ、ナニ人だよ(笑)。英国に恨みを抱くボランティアのフランス人将校を演じるチェキー・カリョは良かった。メルの引き立て役なれど、時々オイシイ芝居で得をしている。この映画が成功していれば助演男優賞くらいとれてたかも。

7月14日
歴史的背景やイデオロギーとかはうっちゃって、単純に娯楽映画として見た
「パール・ハーバー」だったが、とりあえず中盤の真珠湾奇襲は“燃える”でいいでしょ。お金をたっぷりかけたドンパチってのはハリウッド映画の本領ですわ。やられたらやりかえせって展開も、敵が宇宙人だった時は拍手喝采だったわけじゃん。ただ、あまりにも先の読めるたわけた脚本なので、これは笑うしかない。シナリオ作成ソフトに要素入れ込んだら出てくるような、なんというか作り手の温もりをまったく感じないお話でした。ジョン・ボイトやアレック・ボールドウィンはともかく、トム・サイズモアやダン・アイクロイドといった隠しキャラがうれしかった。
持っていた前売り券が松竹系のやつだったので、新宿ピカデリーに行ったのだが、「A.I.」がどいてくれてなくて(笑)、地下のピカ2&3なのであった。両館で「パール〜」を時間ずらしてかけるってのは、悪いアイディアではないが、ピカ1で見たかったよ。
帰宅してから今度は息子と立川へ
「劇場版ポケットモンスター セレビィ時を超えた遭遇」「ピカチュウのドキドキかくれんぼ」を。セレビィが「ときわたり」ができるため、「バック・トゥ」なみの時間旅行モノを期待したが、対象年齢的に複雑にはできなかったらしく、拍子抜けするくらいサラリと描いている(ただ、ひとつだけパラドックスの仕掛けがあり、これは悪くない。息子は気づかなかったけど)。「森の精霊」と「奇跡」というこれまでの中では小粒なファンタジー設定なれど、ポケモンらしいアクションとギャグが随所に散りばめられていて、場内はけっこうウケていたので、企画は大成功ってところでしょう。併映の方が沸いていたけど。

7月13日
ご贔屓の作家の新刊が出ると、とにかく買ってしまうこのクセだけは治らん。というわけで
「野性の正義」フィリップ・マーゴリン 早川書房)。連続誘拐拷問殺人事件、麻薬中毒の外科医、臓器売買、犯罪組織、そして新米の女弁護士。これらが複雑かつハーレクイン・ライクにからみあう得意のサスペンス。だが、これまでに比べると、謎(というか真犯人)がバレバレなのと、ちょっと「ハンニバル」っぽいキャッチーなところが、“照れてなくて”イヤだったかも。文庫だったら許せるレベル。

7月12日
Amazonからヘンリー・セリックの壊滅的大コケ映画
「MONKYBONE」が届いたのでさっそく観る。ティム・バートンの残り香がプンプンするけれど凝りに凝りまくった美術はスゴイが、生死・トラウマ・悪夢を扱ったブラックなストーリーに、正直笑っていいものか戸惑うデキ。展開はけっこう退屈なのだが、途中目が離せないシーンが盛りだくさんで興味をつなぐ。特に後半クリス・カッテン登場からはスゴイです。「おいおい、いいのかよ」と一瞬ヒキました。きっと全米が引いたんでしょうな(PG-13も微妙)。ブレンダンはやはりオバカでした。特典見たら追記します。

7月11日
「アクターズ・スタジオ・インタビュー ロバート・デ・ニーロ」を見る。キャリアの長い俳優なので、デビューからスコセージ作品、そして監督作の「ブロンクス物語」あたりしか触れられず、慌しかったが、とにかく創作はねばれ、というアドバイスに会場の後輩たちは目を輝かせていたのが印象的。「タクシードライバー」のあのセリフをやってくれとリクエストされると、笑いながらも「絶対やだ」と断ったのには笑いました。

7月10日
レンタルDVD
「TATARI タタリ」を見る。ウィリアム・キャッスルの「地獄へつゞく部屋」(1958)をCG満載でリメイクしたもの。狂気の人体実験を過去に行っていた元精神病院が舞台。ジェフリー・ラッシュ扮する絶叫テーマパークのプロデューサー(名前がプライスだって!)が、妻(下品なファムケ・ヤンセン)の誕生日に客を集め、恐怖の一夜を過ごせたら100万ドル差し上げる、とぶちあげる。ところが集まったメンバーは見知らぬ者ばかりであった。そして唐突に惨劇の幕は開くが……というお話。冒頭プロデューサーが作ったジェットコースターの描写(凝っていて面白い)がこの映画のすべてを象徴している。とにかく、音と絵をバンバンたたみかけて怖がらそうと言うアトラクション型映画だ。一見「ホーンティング」に類似しているようだが、実際は「ツイスター」みたいな感じ。そのようにくくれば悪くはないが、ホラー映画として怖いか、と聞かれたらノー。
ヒロインのアリ・ラーターはどっかで見たことがあると思ったら「ファイナル・デスティネーション」のあの娘なのであった。同じ招待客役のブリジット・ウィルソンと顔が酷似しているので双方とも損している。SNLのクリス・カッテンが神経質な家主の末裔、残酷精神科医のバナカット博士には「死霊のしたたり」のジェフリー・コムズ。監督のウィリアム・マローンは、85年のB級エイリアンモドキ「クリーチャー」の監督。それにしてもゼメキスは会社まで作ってウィリアム・キャッスルを追っかけてるが、大丈夫なのか?
知人のT嬢から携帯メール。え、にゅ、入籍するんすか? 早速返信したら、5分後に電話が。地上3cmくらい浮いた感じの会話を30分も。ま、お幸せにネ。

7月9日
録画しようとした「ER」が、ウィンブルドン決勝のおかげで放映時間がずれる。いつ始まるかわからないので、テニスの試合なんか見てしまった。優勝したクロアチアのイワニセヴィッチのサーブ攻撃と、優勝した瞬間お父ちゃんの元へ駆け寄る姿に少し燃えてしまった。

7月8日
子供が日帰りキャンプに行ったので、家でダラダラ。レンタルした
「ファイナル・デスティネーション」。フランスへの修学旅行に向かった主人公が離陸寸前の飛行機の中で爆発事故の夢を見る。パニくって暴れ出したために、彼と巻き込まれた6人が飛行機を下ろされてしまう。彼らを残して飛び立った飛行機は爆発炎上して全員死亡。助かってラッキーな彼らだったが「運命」は許さず、次々と<死>が追いかけてくるというホラー。なかなかのアイディアとスピーディな展開がいいので、ホラーにありがちなご都合主義なところも許しちゃう。さらに感心したのが特典の「ラストシーン差替え」。ニューラインのマーケティング担当が出てきて、ティーンに向けての試写後、評判の悪かったラストを200万ドルかけて撮り直した話をする。(ネタバレ反転注意)公開版=逃げ切ったと思った登場人物3人が半年後にパリに行くが、結局逃げ切れないホラーの王道的終わり方をするのに対し、試写版=主人公は死んでしまうが、ヒロインの胎内には彼の残した新しい生命が宿っていて、出産シーンを経て墓前で『いつもいっしょにいる』というスピリチュアルなエンディングになる、というもの。試写を見た若者はこれを「ダサい」と評価したので、「もっと殺す」バージョンに変えたんですと。おかげで大ヒット、続編もGO。マーケティングのリアクション一つでここまでしてしまうハリウッドって、やはりスゴイですな。
メル・ブルックスのオリジナル版
「プロデューサーズ」を久々にBSで見る。「ヒトラーの春」は最高。あーーー、舞台版見たいですわ、マジで。
「モンティ・パイソン・アンソロジー」より
「PYTHON NIGHT」を見る。99年放送の30周年記念番組。あのマイケル・ペリンの“つまらない紀行番組”には笑わさせていただきました。あとサウスパークも。ファンは必見。

7月7日
夕方、ホテルオークラへ。前の会社の若者が社内結婚したのでお祝いに。ほとんど同窓会。30人くらいの人から「痩せろ」と言われてさすがに考え込む。
「ウルトラマンコスモス」第1回。完全お子様向け、「生き物に優しい」ウルトラマン。倒すのではなく、気孔で癒す(笑)。いや、別に悪いとは言ってませんよ、映画の宣伝みたいな初回でも。ただ、それでこの先もつのか?
レンタルDVDで
「エリン・ブロコビッチ」。極めてきちんとできた教科書のような映画。面白いです。当初つないだら3時間以上あったのを130分まで切ったのは大正解(特にエリンの病気のところ)。このシナリオ、演出、キャラクターなら、どんな女優でも賞とれます。アルバート・フィニーが素晴らしい。

7月6日
夜は麻紀ねえさん、A社のK田さん、雷電氏と飲む。ねえさんからアメリカ土産の「ジュラシック3」Tシャツをいただく。本編はすごく面白いそうだ。楽しみ。映画業界の最新事情で盛り上がる。某社CG大作がやばいんじゃないか、とか。

7月5日
白木みのる(=ミスチル)の「イノセント・ワールド」に戦慄。夜中見るには怖すぎる。

今クールのドラマ雑感。
以前からマス相手の仕事をしたいと言ってた知人のSさんがプロデュースしている
「ウソコイ」から……あ、新宿中央公園だ。来たなら声かけてよ。1分で行ったのに(笑)。外国人女性に戸籍を乗っ取られた男性が、婚約者や家族、友人の間であたふたするシチュエーションもの。浅田次郎「ラブ・レター」のコメディ版か? 1回目は状況説明にとどまるが、とりあえず大衆向けとしては成功みたい。映画畑の水谷俊之、深夜の鬼才・片岡Kなどの演出家には期待したいが、フェイ・ウォンってのがなぁ……。
日曜劇場
「恋がしたい恋がしたい恋がしたい」は<すき屋で始まる>ってとこが恥ずかしすぎてダメ。牛丼屋で出会いなんて生まれないよ。「レインボー・コネクション」はカーミットでなきゃ(笑)。
妻が「凄すぎて目が離せない」と叫んだのが
「ファイティング・ガール」の主演女優。アイドルとは思えないドラえもん体型は、不思議なエロティシズムをかもしだすのであった(笑)。かわいいんだか、ブサイクなんだかよくわからないが、インパクトがあるのは確か。これを見て安心するギャルがいっぱいいるのだろうな。主人公が凶暴なときはメチャクチャ面白いが、家に戻って家族と対峙すると失速してフツーのドラマになってしまうのは残念。盲目の妹とかって、いまどきどうよ。
マンガ読んでる関係で
「非婚家族」にも手を出してしまう。オープニング・タイトルは「ノッティング・ヒル」、主人公が妄想するシーンでは「アメリカン・ビューティー」(特に音楽)を、照れもなくパクる。似ているとか、参考にしたとか、そういうことじゃなくて単に恥ずかしいですよ、これ。身にしみるセリフ(原作ママ)がいくつかあり、「あんた見ていてツラくないの?」と妻が横で笑っていた。米倉某の芝居って初めて見ましたが、論外ですね。寄り目だし。

7月4日
ミステリを長年読んでると、どっかしら感覚が麻痺してしまうらしく、そう簡単に衝撃を受けることがなくなってしまうんだが、この
「慟哭」(貫井徳郎 創元推理文庫)には久しぶりに興奮、徹夜で読みきってしまいました(一年間積読状態だった。反省)。幼女連続誘拐殺人を追うキャリアの捜査一課長(弱っちい“新宿鮫”みたいな感じ)の物語と、素性のわからない男が新興宗教へはまっていく様を交互に描く長編。一見無関係なこの二つの話が、ある時点で融合した瞬間、このスリラーは強烈なドライブがかかり、興奮はラストで最高潮に登りつめる。途中で伏線のめぼしはつくのだが、大仕掛けの叙述トリックで気をそらされてしまった。チキショー、悔しいね。さらに驚くべきことに、この本の発表当時、作者はまだ25歳だったのである! まぁとにかく、百聞は一読にしかず。文庫で400ページちょっきりの長さもいいです。最近の和物っていたずらに長いものが多くてね……。

7月3日
FOCUS休刊。っていうか、低迷は十年以上続いていたわけだから、今さら話題にすることではないでしょう。何より、版元の決断力のなさが厳しい。最近めっきり読まなかったけど、この間床屋で見たとき、売れっ子芸能人の一日追っかけ企画なんて情けない企画があった。それじゃあダメじゃん。
雷電さんより旅行土産いただく。息子にはルチャの子供用マスク(かぶってポーズとってました)。あと、ブードゥー・キット。誰かを念殺せるらしい。……ふふふ。
ニール・ジョーダンの
「イン・ドリームス 殺意の森」を見る。結局公開することはなかったんですな。原作はバリ・ウッドの「人形の目」だが、予知夢を見る人妻という設定だけで、ほとんど別の話。あ、先日見た「ギフト」に似てます。が、登場人物が少なくより閉鎖的なのでこっちの方が重いです。殺人の夢を見てしまう主人公(アネット・ベニング)が、娘を殺されてしまったことで狂っていく様を、貯水池のために水没した町やグリム童話といった幻想的なイメージで描いていく。ハリウッド映画というよりはヨーロッパの香りが強い。撮影のダリウス・コンディ(コンジ?)のかもしだす「色合い」のせいもあるか。元々輸入DVDを買おうか迷っていたが、オンエアしてくれて助かった。怖すぎて再見することはないですから(笑)。特に前半、夫の無理解が妻の狂気をエスカレートさせる展開は重く厳しいです。その後はありがちなサイコ・キラーとの対決に入っていくので、なぜか安心する。最近ドリームワークス作品の国内DVD化がアナウンスされ、これはラインナップに入っていたので、興味のある人は要チェック。
なお、全洋画オンラインには載っていないぞ。気の毒に。

7月2日
某CM作業も完了してホッと一息。そこへメヒコ帰りのセニョール雷電に誘われて晩飯ついでに「大陸」へ。月曜日は餃子が半額だ! 調子づいて頼んだ蒸し餃子のせいろが、二段重ねでドカっと来たときに、隣の席の姉ちゃんたちが目を丸くしていたのを見てしまう。ちょっと恥ずかしいのであった。 帰ってから、バリー・ソネンフェルド製作総指揮の新番組
「シークレット・エージェントマン」を見る。アメリカの諜報組織に所属するイカシた男女スパイが世界を股にかけ大活躍。第1回はルーマニアの超能力少年(軍事衛星を地上からコントロールして攻撃できるんですと)をめぐって、敵との争奪戦が繰り広げられる話。秘密兵器やらドンパチがハデハデに展開するのはいいが、ノリがちょっと軽すぎ。「俺たちは天使だ!」はOKだけど「あぶない刑事」は苦手、で意味は通じます? ミュージックビデオ編集(スローとかね)がしつこいのも玉にキズ。主演のコスタス・マンディロア(なんちゅう名前じゃ)はマイケル・パレ風二枚目。相手役はB街道まっしぐらのディナ・メイヤー。妙に崩れた体型がヤラしい。主題歌は「秘密諜報員ジョン・ドレイク」のあの歌だが、番組自体がリメイクというわけではないようだ。まぁなんだかんだであと何回かは見てみるかな。

7月1日
家族で南大沢の室内プールへ(メチャ混み)。50メートルプールをトドのように漂っていたら、それだけで疲労困憊、帰ってグッタリと昼寝する。
「不可解な事件」(倉阪鬼一郎 幻冬舎文庫)をスラスラと読む。電波系ガイキチが引き起こす悲喜劇を描いた短編集。例えば、田舎の引きこもり青年が、ミステリのファンサイトを立ち上げて注目されるが、いい年こいて働きもしないので親に怒られ、プッツン切れてしまう「切断」。元同級生の女が都会でタレントになり、会えると思って上京した青年がストーカー化する「街角の殺人者」。二編も読めば底が割れるので、それぞれパターンを楽しめばよろし。
フランケンハイマーの
「レインディア・ゲーム」を見る。主人公ルーディ(ベン・アフレック)が刑務所を仮釈放されるところからスタート。同じ房で仲のよかったニックがひょんなことから死んでしまい、ルーディはニックの文通していた美女アシュリー(シャーリーズ・セロン)に、ニックになりすまして近づいて、モーテルでよろしくヤリまくる。そこへ彼女の兄と名乗る凶悪な男ガブリエル(ゲイリー・シニーズ)が現れ、“ニック”が以前勤めていたカジノを襲撃するから、協力しろと脅される。自分はニックじゃないと否定しかけるが、それだと殺されちゃうので、とりあえずガブリエル一味と行動を共にする。だが、実はこいつらは……という感じで話は二転三転し、騙しあいの連続で話は混乱していく。かなり危なっかしい脚本がまるで「ワイルド・シングス」(ん? ネタバレか?)。ダニー・トレホ、デニス・ファリナなど、顔が命の俳優がいっぱい出ているのが嬉しい。あと、脱ぎっぷり抜群のセロン嬢には今回もクラクラじゃん。下世話な女演じると抜群だね、あんた(トゥー・デイズとか)。




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トムクルーズは・・・ガン