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箱に入れて使用するホームオーディオ用のスピーカーと違い、車用のスピーカーは取り付け位置や角度、
ドアの形状や室内形状、さまざまな面でかなり不利な状況にあります。そのためスピーカーの性能を最大
限に引き出すためにはどんな車にでも使えるというメーカー付属のネットワークではおのずと限界があり、
その車の条件に合った専用のネットワークを作る必要があります。車やシステム、お客様の好みなどを聞
きながら、ホームオーディオで培った独自のネットワーク技術を生かしながら車の環境に合わせて作りなお
したオリジナルネットワーク理論を駆使しつつ、ヒアリングを繰り返しながら音を追い込むという、大変手間と
時間の掛かる作業をあえて行なっております。これはスピーカーの性能を引き出すためにはかならず必要
なことだと考えているからです。反対にこの作業なしには、どんなスピーカーを使ってもその性能の多くを引
き出せないまま終わってしまうことになります。使用するパーツも、世界中から値段やブランドは関係なくヒ
ヤリングを繰り返し厳選した最高級のものを使用しています。

ただ単に音のよい高級な部品を使えばよい音になるというものでもありません。
意外と知られていないことなのですが、カーオーディオ用のスピーカーやそのネットワークの設計にあたり、
実際のドアに付け、カーオーディオ用のアンプを車の電装系を使ってドライブし、データどりやヒアリングを
繰り返し設計されたものはほんの僅かしかありません。多くの場合、規定の箱に詰め、安定した電源を
使い、普通のアンプでドライブし、シュミレーションどおりの値が出ればそれでOK、といったかたちのもの
がほとんどだからです。仮にしっかりとした設計を行なったとしても使う車や使用する機材によって大きく
変わってしまうため、どんな車に付け、どんなシステムで鳴らしても最高のパフォーマンスを発揮する
スピーカーシステムを開発するのはほとんど不可能ではないでしょうか。
そのため、立派な作りをしたスピーカーを巨大なアンプで鳴らしているにもかかわらず、本来の
ポテンシャルを発揮することができなく終わってしまっている場合が多いのも事実です。
congeでは、実際のドアに入れた状態で使用する機材を使い、その車の電源でドライブし実測、設計、
調整を行ない、最終的にヒアリングを繰り返し、車に合わせ1台1台ネットワークを製作しています。
なぜならば、どんなに優秀なシュミレーターを使ったとしても、実際に使用する環境で実際に使用する
機材を使って設計を行わなければほとんど全く何の役にも立たないからです。安定しない車の電源で
車用のアンプを使ってドアにマウントしたスピーカーを車のなかでうまく鳴らしてやるためには、
ホームオーディオとは違ったカーオーディオ専門のネットワーク理論や調整方法が必要になります。
スピーカーメーカーがコスト面で一番気にするのがネットワーク用のパーツです。
ホームオーディオ用のペア数百万というスピーカーですら抵抗は数十円、高くても数百円、
コンデンサーも多くの場合数百円程度のものが使用されています。なぜこのようなことが
起こるかというと、実は数百万円のスピーカーシステムに使われているスピーカーユニットでも
ユニット単体での製造コストはかなり高価なものでもせいぜい数百円から数千円程度。これに
対して部品点数の多いネットワークに一本千円もする抵抗や、ひとつ数千円もするコンデンサー
をふんだんに使うとユニット本体の値段を大きく上回ってしまうからです。そのため、よいものに
変えると音がよいというのはわかってはいてもスピーカーメーカーが採用することはほとんどあ
りません。congéでは、コスト面を度外視し、ヒアリングを繰り返し、世界中から厳選した抵抗、
コンデンサー、OFC空芯コイルの最高級コイルを使い、その車の条件やシステム、お客様の
好みに合わせたネットワークを1台1台専用設計しています。 |
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