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| ■ウォッカ博物館情報■ 住所:5 Konnogvardeysky. bv.
St.Petersburg 190000 Russia 電話:312-34-16 入場料:100ルーブル(約430円)英語ガイド+ウォッカ試飲料込み (2002年2月現在) |
| フランスにコニャックの博物館があるように、そしてドイツやチェコにビール博物館があるよう に、ロシア・サンクトペテルブルグにもついにウォッカ博物館がオープンしました。 えっ今まで無かったの?という声が聞こえてきそうですが、この博物館、実は昨年2001年の 5月27日のオープンで、この日はサンクトペテルブルグ市創立の日にもあたります。 ウォッカの博物館はここが★世界最初で唯一★のものです。 ロシアの文化や歴史、ロシアの人々の暮らしを語るとき、ウォッカを外しては語れないほど、 この愛すべきアルコールは彼らの生活に密着した、そして彼らのアイデンティティそのもので あると言っても過言ではないほど重要な位置を占めてきました。 近代ロシア史の中ではウォッカが貨幣よりも価値を持った時代もあったのです。そもそもウォッカの基となる「強いお酒(アクアヴィタ)」(ラテン語で「命の水」という意味) が最初にロシアにもたらされたのは1386年のジェノヴァ公国使節団によってでした。 後に1429年イタリアのジェノワの商人がモスクワに立ち寄った時、モスクワ大公ワシリー2世 に大量に薬として献上しましたが、害を及ぼす物としてモスクワ公国への持ち込みを禁止されま した。 しかしそれからしばらくしてロシア正教の使節団がイタリアを訪れた際、彼らはその蒸留酒の作り 方、そして蒸留に使われていた装置も目にすることになります。 この博物館で最初に目にするのが、その当時使われていたこの蒸留酒の装置です。(右写真参照) |
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帰国した修道僧達は国家の絶大な庇護の下、蒸留酒の装置を作り、早速ロシアに豊富なライ麦を 使ってウォッカを作り始めました。 当初ウォッカは「ブレッドワイン(パンのワイン)」という呼び方をされていましたが、あまり 強いお酒だったので水で割って飲んでいたことからロシア語の「水=ワダ(Вода)」の スラング「ウォッカ(Водка)」と言われるようになってきました。 ウォッカをめぐる国の制度は時代と共に変化を続け、それに課せられる税金は貴重な国の収入源 となってきました。 ・・・っと、続きは是非博物館で! ■■■ ところで、興味深かったのは、日本でも戦時中特攻隊が出兵する直前に日本酒を振る舞われたと いう話を聞いたことがありますが、ロシアでも兵士にウォッカが振る舞われたそうです。 博物館にはその当時の話や写真、また飲み方なども展示されています。そして、ウォッカの瓶も 時代と共に洗練され、美しく移り変わってくる様子がよく分かります。 展示コーナーの最後にはいかにロシアのウォッカの純度が高く、質が良いかの説明がなされ、 他国のウォッカとの比較になっています。 |
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| 日本酒にも地方によって色々な風味があるよう に、ウォッカにもその地方独特の味があります。 原料は、ライ麦、大麦、ジャガイモなどがメイン ですが、リンゴや梨、蜂蜜からも出来るとか。 基本的にウォッカはアルコール分40%以上の 蒸留酒の一種ですが、中には90%なんていう 恐ろしい物も存在します。(あ〜こわっ!) しかし、厳冬のロシアではウォッカで体を芯 から暖めるというのもこれまた普通のことで、 ちょっとした風邪くらいなら、ウォッカは 薬代わりにも使われるんですよ。 また脂っこいロシア料理の消化を助ける物とし ても必要不可欠な存在なのです。 日本食が日本料理に合うように、ロシア料理 にはやはりウォッカが一番合うんですね。 |
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さてさて、この博物館の最後を締めくくるのは、 なんとウォッカの試飲なんです。 ここは入場券にウォッカ25gのテイスティング 料も含まれています。 ご希望とあればロシア料理のおつまみも食べる 事ができます。(有料) 右の写真はちなみにキャビアとブリヌィ(パンケーキ) です。キャビアはこうやってブリヌィにくるんで 食べるのが一般的。黒パンに乗せて食べることも 多いですけどね。 ウォッカの歴史をじっくりと見聞きした後、ウォッカ を愛してやまないロシア人を思いながら味わって みてくださいね。また味も格別!? |
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