「ピロシキ」ってあのカレーパンに似た揚げパンでしょ?と思っている方、意外に多いと思います。日本で売られている物って実際カレーパンの中身を変えた物ですものね。でもね、今はちょっと違うんです。
写真をご覧になってお分かりの通り、見た目はロールパンちっくで、中に具材が入った物なんです。でもロールパンほどふわふわ感はありません。
今ロシアでの主流は揚げずに焼いた物なんです。昔は屋台で揚げたてを売っていたりもしたんですが、最近の健康志向ブームですっかり揚げピロシキは見かけなくなりました。
ここでご紹介するピロシキはロシアではポピュラーで、店主の私が一番好きなピロシキ【キャベツのピロシキ】です。日本国内のロシアレストランでこのキャベツのピロシキをメニューに載せているところはまだほとんど無いですね。是非お試しあれ!



★準備する物★ (約20〜25個分)

生地:強力粉300g、小麦粉小さじ1杯、イースト菌小さじ2.5杯
砂糖30g、バター30g、牛乳100cc、卵1個、ぬるま湯30cc

具材:キャベツ1/2個、塩少々、胡椒少々




《作り方》

.ボールにぬるま湯30ccと小麦粉小さじ1杯、
  砂糖小さじ1,イースト菌小さじ2.5杯を入れ
  てよく混ぜ合わせ、約3倍くらいにふくれるまで
  置く。(写真右上は3倍にふくれた状態の物)
  暖かい場所に置いておくと良い。約15ー20分。

.室温に戻したバター30g、砂糖30g、
  溶き卵1個、牛乳(常温)100ccをこの順番で
  ボールに入れ混ぜ合わせる。



.2のボールにふるった強力粉300gと
  加えて手で十分にこねる。なめらかになったら
  20回くらい生地を叩きつけてすべすべ感を出す。
  (写真右みたいな感じで生地が出来上がります)

.大きめのボールの内側にサラダ油を塗って3の
  生地を入れ、濡れフキンをかぶせて暖かい場所で
  約3倍にふくれるまで発酵。
  (約1時間から1時間半)


.生地を寝かせている間に具を用意しましょう。
キャベツは粗い千切りにし、フライパンで炒めて塩胡椒で味付ける。
少しだけ多めの塩胡椒でしっかりと味付けましょう。
(写真左上はキャベツを炒めた状態)

.4の生地を一度押しつけてガス抜きをしてから小麦粉をふった調理台に適当な大きさ
に分けて丸める。目安としてこの分量では20〜25等分が適当。

.麺棒などで一つずつのばして皮を作り具を包みます。お好きな形で。

.オーブンのお皿に適度な間隔を空けて並べ、濡れフキンをかぶせて20分くらい更に発酵
させる。この時また約2倍の大きさになるので、間隔はしっかり空けること。

.生地表面に溶き卵を刷毛で塗っておくと、焼き上
  がり後につやが出ます。



10.オーブンの温度180度で30分から35分位
   焼いて出来上がり!
   あつあつを召し上がれ!







【ピロシキ豆知識】
「ピロシキ」とは(小さなピローグ)という意味で、ピローグとはパイの事。
ロシア国内で良く食べられるピロシキは肉、キャベツ、きのこ、じゃがいもの4種類
ですが、各家庭で作るときはそれぞれ「家庭の味」を出すべく中身の具もさまざまです。
また、甘いジャムや果物を入れておやつとして食べることも良くあります。
ちょっと変わった中身としては「お米」というのもあるんです。
わたし的にはあまりお薦めしませんが。
今回のキャベツのピロシキにゆで卵のみじん切りを加えた物もよく見かけます。
本場ロシアのピロシキ、とにかく美味しいですから是非トライしてみてくださいネ。
ただし、所要時間3〜4時間ですから、お時間がたっぷりあるときに・・・!





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