ロモノーソフ陶磁器について
![]() 代表作「ホワイトフラワーズ」 |
![]() ロモノーソフ工場外観 |
| ロモノーソフの磁器窯は、ロマノフ王朝時代「ロシア皇帝専属磁器工房」として1744年サンクト・ペテルブルグに設立されました。 現在も継続している磁器窯としてヨーロッパで一番古いものは、マイセンですが、ロイヤルコペンハーゲン、ジノリに次いでロモノーソフは4番目に位置します。 セーブルやウェッジウッドはその後に続きます。 「ロモノーソフ」と言う名は、ロシアの偉大な科学者の名前で、1925年にロシア科学アカデミー創立200周年を記念して「ロシア皇帝専属磁器工房」から改称されました。ロシアのこの磁器工房は、1779年にフランスのセーブル様式を踏襲し、ネオクラシック調の可憐な絵付けが主流となりました。 現在、ペテルブルグ市内のエルミタージュ美術館やエカテリーナ宮殿、パブロフスク宮殿などでその当時の華麗な食器・花器を観ることができます。 1917年のロシア革命以降、この工房は国家所有となり、一時的に本来の磁器製作から離れ軍需製品の取り扱いを行い、1931年にはモスクワの地下鉄駅構内の陶磁器による装飾を手がけました。 第二次世界大戦中はペテルブルグ郊外にロモノーソフの貴重な作品や資料を運び出し、難を免れたそうです。 |
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近々市場に出る新作達![]() モダンデザイン専門の絵付け作業 ![]() 定番商品の絵付け作業 |
1991年のソ連崩壊後、1993年に正式に株式会社となりました。 現在では、本来の陶磁器製造に再び主力が置かれ、新作品も続々と発表されています。また、ロモノーソフのデザイナーや職人達もヨーロッパ各地の大会に於いてメダルを受賞したり、ロシア国家勲章を授与したりとめざましい活躍をしています。 当店で販売していますネギ坊主寺院柄のコーヒーカップは、その中でも国宝級の芸術家であるA.B.Vorobyevski氏によってデザインされたものですが、残念なことに近年亡くなりました。 ![]() 彼の作り出した繊細で美しい絵柄はロモノーソフの代表作のひとつでもあります。 今まで門外不出であったロシアの宝がまたひとつ世界に向けてベールを脱ぎました。 ロマノフ王朝時代を偲ばせる優雅で上品、かつロシア独特の色合いや絵柄のロモノーソフ陶磁器を是非お楽しみください。 近年欧米市場ではかなりの注目株です。 |