羊羹資料館

羊羹資料館
 佐賀名物「小城羊羹」の老舗、村岡屋本店にある小さな資料館。特にB級スポットというわけではなく、わりとまじめな資料館だが、以前から気になっていたのでこの機会に訪れてみた。



 小城市の中心部から少し外れたところに、羊羹資料館がある。駐車場に車を停めると、川の対岸にある山の上に神社が見える。須賀神社という名前の神社で、せっかくなので登ってみた。

須賀神社須賀神社

 下から見たときはかなり急に思えたものの、実際に登ってみるとわりと楽に上に着いた。ここからは小城市内が一望できる。(赤い矢印が羊羹資料館)

須賀神社からの眺め羊羹資料館遠望

 しばらく景色を眺めた後、階段を下りて羊羹資料館に入ることにした。入口横の案内書きによると、ここは昭和16年建築の砂糖の貯蔵庫を改装した建物だそうである。館内は、1階には茶屋風の赤い卓が並んでいて、2階が展示室になっている。まずは2階に上がることにする。(なお、入場は無料)
 展示室はごく小さなもので、羊羹の歴史や製造法についての説明、かつて使われていた古い器具、落雁の木型、世界各地の羊羹の包み紙などが展示されている。昔の写真、新聞記事、看板などは興味深いもの。
 それから、ブラジルには「マルメラーダ」という羊羹によく似た菓子があるそうで、その空き箱が展示されていた。いつかブラジルへ本物を見に行きたいものだ。
 下の写真は、原料のひとつの砂糖大根。

砂糖大根

 1階に下りると、羊羹と抹茶が用意されていた。これは来館者用の無料サービスで、羊羹の製造工程を紹介しているビデオを見ながらありがたく頂いてきた。羊羹の甘みに対して、抹茶の渋みがちょうどいい。こういう本格的な抹茶を飲んだのは初めてのような気がする。

羊羹と抹茶のサービス

 この後、資料館の隣りにある店で羊羹とどら焼きを買い、帰ることにした。ごく小さな資料館だが、展示品も面白いし、羊羹と抹茶のサービスもあるので立ち寄って損はないと思う。B級スポット度は低いが、いつかまた来たい。

(2008.9.14)