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| かつてわが国の農村では、牛を飼い、田畑の耕作の労役等に使用していました。牛は家族の一員のように大切に育てられました。その際、牛の鼻に穴を穿ち、鼻輪(鼻環、鼻ぐり)をはめ、それに縄を結んで使役していました。やがて牛は飼い主の手を離れて売りに出され、解体されて肉となり皮となりその最後を迎えます。牛はその一生のすべてを人間のために尽くしたといえましょう。 こうした牛の大恩に報いるため、死後残された鼻輪(鼻環、鼻ぐり)を牛の唯一の形見として集めて浄祭することを福田海開祖中山通幽師が発願されたのであります。篤信の方々のお力により全国から鼻輪は収集され、現在もその事業は続いています。 (以下略) |
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| 境内に「垂乳根の桜」(たらちねの桜)という枝垂れ桜(しだれ桜)の大樹があり、春にはその美しい桜のある軽部神社は近郷近在より詣でる人が多く、参道には露店が並び、大変な人出で賑わったという。そしていつの頃からか、「垂乳根の桜」のある王子の宮は、婦人の乳一切の守り神として、信仰されるようになった。 乳の形の「絵馬」を作り奉納すれば、乳の出ない人は乳が出るようになり、すべての乳の病を癒し、人の命の基である乳の出る神様として、霊験あらたかな事で知られ、今でも参拝者が多い。 |
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(2005.7.16〜18)