川崎・金山神社

金山神社
 6月2〜4日に出張で久しぶりに東京へ行くことになった。このうち、4日の土曜日に自由時間ができたので、東京近郊のスポットを訪れることにした。最初は「神秘珍々ニコニコ園の跡地」というのも考えたが、川崎市に金山神社という面白そうなスポットがあったので、こちらを訪れてみた。



 京浜急行で川崎へ行き、大師線に乗り換えて川崎大師駅へ。駅名の通り、近くに川崎大師があるわけだが、まずは主目的地の金山神社へ向かう。駅から数分で到着。単独の神社ではなく、若宮八幡宮という神社の境内社になっている。予想よりもかなり小さな神社だった。

金山神社

   この金山神社は、愛知県小牧市田縣神社と同様、男根信仰の神社である。毎年4月に行われる「かなまら祭」という祭りが有名で、これはピンク色の「エリザベス神輿」が町を練り歩くという、田縣神社豊年祭に劣らないほどの奇祭である。
 祭りの日以外は神輿を見ることはできないが、神社の周囲にはお約束ともいえるアイテムが点在している。

金山神社金山神社

 しかしこういうものって一体誰が作っているんでしょうね。製作現場を見てみたい。
 本堂は閉まっているので、中に入ることはできない。本堂の前に絵馬堂があり、沢山の絵馬が掛かっている。面白かったのは、「見ざる言わざる聞かざる」に股間と尻を押さえた猿が加わったもの。横には英語で "Five Monkeys, See No Evil, Speak No Evil, Hear No Evil, Transmit No Evil, Recieve No Evil" と書かれている。ちょっと笑えた。

絵馬

 続いて、若宮八幡宮横の建物の2階にある金山神社資料館へ。ここには、各地で収集されたらしい民芸品等や、各種奉納品が展示されている。量に関しては愛媛県宇和島の多賀神宮とは比べ物にならないが、それでもこういうものは見ていて面白い。

資料館資料館

 右上の写真に写っている陰陽の奉納品(鉄製)には、「東京電力、三菱重工、石川島播磨重工」と刻まれている。こんな大企業がこういうものを共同で奉納しているというのが驚きだが、やはりこの形状を決める際には社内会議などが行われたのだろうか。
 この金山神社は、東京に最も近い珍満スポットといえるだろう。なかなか面白い神社だったが、これはぜひ「かなまら祭」を見に来ないといけない。来年4月には来たいものだ。



 金山神社を後にして、川崎大師へ。こちらは規模も大きく、まともな寺である。仲見世通りにはここの名物の「咳止め飴」を売る店がずらりと並び、おばさんたちがすごい勢いで客引きをしている。強い意志がないと、仲見世通りを一直線に抜けるのは難しいかもしれない。
 飴を切る際のリズミカルな包丁の音がここの名物らしく、店の中で職人さんたちが必要以上に音を立てて飴を切っている。さらに、よく見ると飴を切らずに音だけ立てている人もいたりする。なかなか面白い風景といえる。

 川崎大師をひととおり参拝した後、川崎大師駅へ。その後、東京へ戻ってWINS汐留に寄ってから、羽田空港から長崎へ帰った。

(2005.6.4)



 ※この翌年の2006年4月にかなまら祭を見ることができた。見物記はこちら