メゾン・ド・ヨシダの10周年記念パーティ      

  メゾン・ド・ヨシダと言えば福岡の今のフレンチを代表するとともにそこの
 オーナーの吉田安政氏は福岡のフレンチの草分け的存在です。そのメゾン・ド
 ヨシダは春吉にあって山小屋風のゆったりとした構えでヌーベル・キュイジーヌ
 以前のグルマンなフランス料理を楽しませてくれます。
  そのメゾン・ド・ヨシダの10周年記念パーティがシーホークホテルで開催
 されました。発起人に福岡の政財界の名だたる人々が連なり、参加者も500人
 前後の盛大なるパーティでした。パーティと言いましてもそこはレストランの
 主宰する物ですからちゃんと着席の上でディナーが振る舞われました。

  まず和食の「やま中」から祝い寿司。車海老、鮪、鯛の握りと細巻き。小粒
 に握ってありますのでどれも腹に重くならず。シャリが美味い。このお店はまだ
 行ったことがないのですが、一度行ってみなければなりますまい。これに合わせ
 て出された、新潟の「津軽麒麟山」と言う日本酒が甘からず辛からず淡味で下手
 なワインなんか目じゃないくらい美味しかったです。
  次ぎに中華の「龍殿」から中華前菜。ピータンやとこぶしが上手に料理されて
 いました。併せてフカヒレとスッポンの中華風スープが出されて、これも絶妙。
 龍殿ってこのシーホークの中の中華料理ですが、ここも一度験してみる価値は
 ありそうです。

  メインはメゾン・ド・ヨシダのスズキのパイ包み焼き。やはり、この季節の
 スズキは美味しいですねぇ。これにエビのソースを絡めてパリッとしたパイの
 なかから出てくるスズキの美味なことは何とも言えません。
  もう一つのメインはローストビーフ。低温ローストですが、まぁまぁ美味し
 かったです。スズキと比べるとちょっと落ちるのは否めませんね。ワインは
 96年のシャトー・アンタイアン(メドック)香りはそろそろ開きかけてます
 が、まだちょっと若いかな?

  デザートのレモンシャーベットが固かったのはご愛敬。名物クレープシュゼ
 ットは相変わらず美味しかったです。

  ただの1軒のフランス料理店が10年のお祝いを開いてこれだけの人が集ま
 り、発起人代表の挨拶が総務庁長官の太田誠一氏、その他のいわゆるお偉いさ
 んがこれだけ居並ぶというのも壮観でした。途中に古い友達だというかまやつ
 ひろしがステージに上がって懐かしい歌を歌ったりして、楽しいパーティでも
 ありました。
  最後は中洲流れの方々とともに祝いめでたと一本締めでお開きでした。

  吉田さんいつまでも美味しい料理を作って下さい。

** PXH02114/クレフ <99/07/12 11:04:44> **

(初出:福岡フォーラム)

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