外務省 飯倉公館・大臣官房のワイン購入の実態公開へ
2001年6月14日

 外務省が、飯倉公館・大臣官房のワイン購入に関する支出証拠(平成8年度〜12年度分)を公開した。

 請求当初、外交機密費事件をめぐる報道の中で飯倉公館のワインの購入について言及したものがあったため、これらのワイン購入についても機密費が流用されている可能性があると思われていたが、実際には「招聘外国人滞在費」という機密費とは別の費目で支出されていた。

 公開された文書は、支出に必要な決裁書、購入の概要を説明をした書類、見積書、契約書、予定価格、予定価格内訳、請求書などがあり、請求書には買ったワインの銘柄、買った本数、単価などが記入されているほか、どこから買ったのかもわかる。

 情報公開クリアリングハウスで集計したところ、平成9年度には1,658本、総額14,022,738円、平成10年度には1,860本、総額で10,429,839円、平成11年度には969本、総額で5,611,798円の購入実績があった。また、購入はすべて年度末に集中していることもわかった。(なお、平成8年度・12年度は購入実績がなかった)

 購入先はいずれも都内の業者で中には外務省内にある酒店からの購入もある。しかし、中には、1件だけ横浜市保土ヶ谷区にある酒店からも買っていた。

 年度末にのみ購入が集中していることから、年度末の帳尻あわせにワイン購入をしている一端が伺える。