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出演:ジャン=ルイ・トランティニャン、シャルル・ベルリング、ヴァンサン・ペレーズ、パスカル・グレゴリー、シルヴァン・ジャック
『傷ついた男』『王妃マルゴ』の監督パトリス・シェローの新作です。引退したジャン=ルイ・トランティニャンを出演させたことや、美男子(死語)俳優のヴァンサン・ペレーズが女装して出演していることでも話題になりました。 教師であり画家でもあったある男(トランティニャン)が遺言を残して死んだ。その言葉「自分を愛する者はリモージュ行きの列車に乗りなさい」に従って、関係者が次々と列車に乗り込んでくる。彼の甥とその妻、教師時代の生徒、長年の恋人だった男、そして、最後の恋人だった男。一同を乗せた列車がリモージュにつき、彼の双子の兄(トランティニャン2役)、家族たち、そして謎の女性を加え、葬儀のときを迎える。葬儀のあと、それぞれの感情が爆発して……。
どこから手を付けたらいいのか、迷ってしまうような映画でした。登場人物が多く、人物関係を把握するだけでも結構大変なのです(パンフの人物相関図は必携)。話を追うのに必死で、感情に共感できるところまではいたらなかったなあ。
映画全体としての把握が困難だったこの映画で、異彩を放っていたのは、美少年シルヴァン・ジャック。この映画で監督に見いだされたというモデルさんです。映画では、遺言を残して死んだ男の最後の恋人、という役で出ています。女の子のような目鼻だち(ごつくない)、ふわふわした巻き毛、男とも女ともとれるような感じの青年でした。不思議な印象の人です。
そのほか、ヴァンサン・ペレーズの細い足がきれいとか、ラストの墓地の俯瞰の撮り方はどうやったんだろうとか、細かいところは結構好きでいろいろ書けるんですが、全体としてはなんといったらいいのか……。いわゆる、フランス映画的な話であることは確かです(まとまらなくてごめんなさい)。(990425)
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