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出演:レスリー・チャン、レオン・カーファイ、
ロザムンド・クワン、マイケル・ウォン
レスリーのサラリーマン姿という、珍しい格好を堪能できる作品。「スーツ」じゃなくて「背広」なところがポイント。
ロン(レスリー)は、友人から金を借りては返さず、女性に振られたときはいつも慰めてくれる別の女性のところに逃げ込み、仕事をしないからと会社をクビになってしまいながらも、マイペースで本人なりにハッピーな生活を送っている。彼を友人に持ってしまったホイ(レオン・カーファイ)たちは、金を貸したり、一緒に仕事をしたりするのだが、ロンのくだらない失敗に巻き込まれて、しょっちゅう迷惑を受けている。
ある日、ロンの口車に乗ったホイはカジノで全財産をつぎ込むが、すってんてんに負けてしまう。高級レストランに入っても、注文できるのはジャスミン茶だけで、こっそり持ち込んだお菓子を食べていた。ホイは、レストランにいた美しい女性(ロザムンド)に一目惚れ。それを見抜いたロンは、ホイには2人をとりもってやると思わせておく一方で策を弄し、見事に彼女の会社で職を得るのだった……。
前半はこんな調子です。レスリーの役回りは、マイペースのトラブルメーカーで、疫病神。彼が絡むと、必ず何か失敗が起きるという始末。とにかく、「恋」という要素は全然感じられません。『レスリー・チャンのおいら疫病神』なんてタイトルなら、ぴったり内容を表してると思うんですが(これじゃ売れないか)。
邦題はともかく、中身は素晴らしくよいです。『ブエノスアイレス』や『さらば、わが愛〜覇王別姫』のような、妖しい色気の漂うレスリーでも、『男たちの挽歌』のような血気はやる若者レスリーでもなく、本当にちまたにいそうなサラリーマン。なかなか珍しい役回りを、嫌みなく演じている姿がぐーです。レスリーファンじゃなくても、十分楽しめます。レオン・カーファイがほのぼのした演技で(地なのかもしれないが)いい味を出してます。
「××の〜」と人名がつく映画はたいていつまらないのですが、この作品は例外といえるでしょう。(99.02.13)
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