女性の生理と漢方:不正出血、生理出血量が多い(月経過多)のタイプ分類と漢方養生法
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生理出血の量が多い、あるいは、だらだらと7日以上続く状態について。
このような症状が現われやすい、子宮筋腫、子宮内膜症の方も参考にして下さい。 
また、定期的に婦人科の検診も受け、子宮の状況を把握しておきましょう。
不正出血、月経過多のタイプ

タイプ
経血の特徴
伴う症状
中医学的分類
T 色が鮮紅あるいは紫紅 
粘稠(ねとっとしている)で塊もある
腰や膝がけだるい 
口が渇きやすい 
ふらつき、めまい、耳鳴りが現れることがある 
手のひらや足の裏が熱っぽくなる
陰虚
U 色が淡くうすい 
だらだら続く
(高温期の後半から出血が少しずつ
始まってしまう場合も多い)
疲れやすい疲れがたまりやすい 
顔が浮腫みやすい 
食が細い、一度にたくさん食べられない 
便がゆるくなりやすい 
下腹部の下墜感(力なく落ちる感じ)
脾気虚
V 色が淡くうすい 寒がり手足が冷える 
顔色がさえない 
腰が痛だるい 
思春期の成長不足
衝任虚寒 
陽虚
W 色が紫暗で塊がある 下腹部の疼痛、圧痛 
出血の塊が出ると痛みが軽くなる 
舌の色が紫がかっている
お血
タイプWは、単独で起こるよりも、上のT、U、Vの状態に重なって現れることが多い。

タイプ別漢方対策と養生法

タイプ
傾向
当店でよく用いる漢方薬と養生法
T  
陰虚
閉経に近づく年齢、体力消耗が激しい、痩せているなどの人に現れやすい。 ふだん杞菊地黄丸、瀉火補腎丸などの補腎薬を服用する 貧血があれば婦宝当帰膠を一緒に 
イライラしない、辛いもの味の濃いものを食べ過ぎない。睡眠を充分に。
U  
脾気虚
疲れがたまりやすくなる30代くらいから多くなる。心労がたまったりすると、発生する。 
疲れやすかったり、食後には眠くなりやすい。 
ふだんから胃腸の働きが弱く、一度にたくさん食べられないタイプの人が多い。
ふだん補中益気湯や眠りが浅い人は帰脾湯などを服用する 
貧血があれば婦宝当帰膠を一緒に。 
冷たいもの、生ものを食べ過ぎない。 
よく噛んでゆっくり食べる。 
メリハリのある生活。
V  
陽虚 衝任虚寒
寒がりで自分で体を温めるエネルギーが足りない。生理の終わるころに、めまいやだるさ耳鳴りが現れる。 
また、生理で体温が下がるときに、外気の冷えを体に受けやすいタイプ。
ふだん参馬補腎丸、参茸補血丸または温経湯などからだを温めるものを 。
冷房に当たり過ぎない。 
下半身を冷やさない服装。 
冷生食を避け、体温より温かい食べ物を食べる。
W  
お血
血流がよくない状態。
特に30代以降はほとんど、この状態が起こる。 
女性は必ず血流をよくする努力を
ふだんから冠元顆粒やキュウ帰調血飲第一加減、田七人参などを少量づつ服用しておく。子宮筋腫や子宮内膜症のある人は特に必要。 
イライラしない。 
ストレッチや柔軟体操、ウォーキングなどの運動。
ここに紹介する情報はごく一部です。タイプによって漢方対策は微妙に異なることが多いので、是非ご来店いただくことをお勧めします。
お近くに漢方相談をしてくれる薬局や医院があれば、是非じっくり相談して自分のタイプを判定してから用いる漢方薬を決めてください。

参照)杞菊地黄丸 婦宝当帰膠 補中益気丸、帰脾錠 参茸補血丸 冠元顆粒 キュウ帰調血飲第一加減 田七人参

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