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漢方薬を選ぶためのチェック項目   ●漢方の智恵袋●vol.019 (2001/12/04)
 
中国医学の発想でみると、個々の症状には、それぞれに身体の内外の
原因があるのです。 それは何千年もの経験医学に基づいたもので、な
かなか侮れないものです。
たとえば、先のメールマガジンで、血流が悪化すると現われ易い症状に
ついてお知らせしましたが
、同じ病名でも、人それぞれの身体の原因に
よって、有効な漢方薬が異なる場合もあります。 より自分の体調に合っ
た漢方薬を選ぶためには、 きちんと現症状の状態やその経過、普段の
身体の状態などをはっきりさせておくことをおすすめします。 
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改善したい症状についてよく耳をすまそう

症状がどんなときに変化するのかを、よ〜く自分で観察するとその結果
からどうすれば調子がよくなるかという養生法がわかってきます。
これは、治すために最も大切な方法でしょう。

どんな症状か
 症状が現われるまたはひどくなるときはどんな時か
 1日のうちで変化はあるか(朝夕夜間など 食後食前など 入浴前後など)
 季節や天気、温度、湿度などによって左右されるか
 疲労時 運動時 生理 仕事環境などで影響をうけるか

いつから始まったか
 そのとき考えられるきっかけ
  (疲労で 冷えて 風にあたって 産後 体重の変化など)

そのときの症状と現在の症状の違い
 これまでの経過

たとえば、痛みの場合

 痛みの場所 場所は固定しているか 移動するか
 激しい痛み 重だるい痛み 張り詰めた感じ 
 しびれて感覚が鈍い ざわざわと虫が触っているような感じ
 屈伸しづらい 引きつれる
 マッサージが気持ちよい 触られると良くない
 寒熱:温めるとよいか 冷やすとよいか
 雨が降ったり湿度が高くなると悪化するか
 午前 午後 夜間の変化
というふうに、自分のからだの信号によく耳をすましてください。

その結果、
たとえば悪化原因が、「冷えたとき 疲れたとき」ならば、
症状を改善するためには、
  冷えない服装にする
  冷たいものなどを食べ過ぎない(例えばさしみや冷蔵庫から出してすぐのもの) 
  睡眠や休息の時間を十分確保し、疲労を解消しておく 
  疲れないように、しっかり食事をしておく

という養生法が見えてきます。

そうすれば、例えば痛むときに、アイスクリームを食べたりしようとは思わ
ないはずです。 そして、アイスクリームを食べておいて、「どうしてこの痛
みは治らないのだろう」と無駄に悩むこともなくなるでしょう。

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ここに紹介する情報はごく一部です。お近くに漢方相談をしてくれる薬局
や医院があれば、是非じっくり相談して自分のタイプを判定してから用い
る漢方薬を決めてください。 

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