| ■ニキビとは(定義) 多くは毛嚢性丘疹で、その頂点が黒く周りは赤く指で押すと白色の脂がでる 灰白色の小丘疹が赤くなり頂部に小膿胞を生じ、これが破れて治るが、わずかに陥没した痕が残る。 結節、膿腫、嚢腫、瘢痕などになることもある。 顔面に多く、胸背上部(肩、胸、首の後ろ)、臀部にも発生。 かゆみ、痛みを伴う。 通常は30歳前後には治ることが多い ■ニキビのタイプと漢方養生 1)「肺熱」タイプ 鼻の周囲に多く、額にも出やすい その部分の皮膚が紅潮していて、患部は熱感や痒みを伴う 激しいスポーツをしている若者によく見られる、あのニキビ。 汗が噴き出ているときに、いきなり冷水で冷やさないほうがいいですね。 漢方対策は、一般に「にきびの漢方」として販売されている 「清上防風湯」などでほてりをさますのがよいでしょう。 2)「胃熱」タイプ 顔全体に散らばって現れる 口の周りに多く、背中や胸にも出ることがある 多食または自分の胃腸の消化力よりも食べ過ぎている場合に現れやすい まずは、食生活を見直してみましょう。食べすぎを改善し、夜食を禁止します。お酒の飲みすぎも厳禁です。 胃腸の働きをスムーズにしてさっぱりデトックスしてくれる「星火温胆湯」などがおすすめ 3)「血熱」タイプ 両頬、口鼻周囲、眉間に現れやすく赤みが強い 顔面の毛細血管が拡張気味で、顔が赤く紅潮しやすい 女性では生理前に増えやすい 便秘がちなことが多い 参照)血熱 4)「脾気虚」タイプ 赤みは薄いが停滞しやすく、反復する 胃腸が弱い体質の人は、ニキビの勢いが弱くじわっと現れて停滞型。そしてひとつが治るとまたひとつ・・・ 規則正しい食生活を心がけ、よく噛んで食べるようにします。 「参苓白朮散」などでじっくり胃腸の元気をつけていきましょう。 5)「気血鬱滞タイプ」 何年たっても引かない皮膚の色がくすんだニキビ 女性の場合は生理不順だったり、イライラしやすい生理前に悪化する 定期的に軽い運動で気分転換と血行促進を心がけましょう。 「血府逐お丸」や「通導散」などで気血の流れを整えておきましょう。 赤みが強い場合は血熱対策も。 ※1)〜5)の複合型もあります。 ■女性のニキビ対策 通常にきびは、30歳前後で治ってくる場合が多いのですが、 女性の場合、生理周期に伴って40代になっても見られる事があります。 その特徴は・・・ ★月経前または月経後に顔面に現れやすい ★肌はカサついていてもニキビができる ★指関節のむくみ、乳房張痛などを伴うこともある、 ★頭痛、便秘を伴うこともある ★精神的不安定、たとえばイライラや落ち込み、不安などを起こしやすい ★生理が始まると軽減することが多い 「女性の本は血」といわれ、漢方対策を行う場合「補血」処方を 一緒に使いながら、気滞対策(気の流れを改善する)を行うと 穏やかに改善することが多いようです。 たとえば、婦宝当帰膠と、加味逍遥散や開気丸を組み合わせたりします。 参照)女性のニキビは生理前に ■ニキビの基本養生 ★温水で洗顔 ★硫黄を含む洗顔料がおすすめ:紫根美容法・ホワイトゼリー ★手でつぶさない ★脂っこいものや辛いものを食べない、夜食をしない ★新鮮な野菜や果物を多く摂取 ★寝不足をしない ここに紹介する情報はごく一部です。お近くに漢方相談をしてくれる薬局や医院があれば、是非じっくり相談して自分のタイプを判定してから用いる漢方薬を決めてください。 |
ニキビのタイプ![]() vol.117 (2007/04/19) 【目次】 1)ニキビとは(定義) 2)ニキビのタイプと漢方養生 3)女性のニキビ 4)ニキビの基本養生 漢方目次 お問い合わせ メールマガジンお申し込み ![]() 参照)漢方検索 参照)サプリメント一覧 皮膚関連 ニキビのお手入れ 漢方薬剤師がつくったスキンケア *肌トラブルに紫根(しこん) *ニキビ(女性)は生理前に *ニキビの春 *赤いにきび 赤ら顔 *化粧品を変えるなら生理後に *皮膚病の漢方研修会トピックス *蒸し暑い季節に悪化する皮膚疾患に五行草 *サラサラ汗とベトベト汗(汗と肌トラブル) *イボ(疣贅ゆうぜい)とは *皮膚のかゆみ(中高年) *カサつくのは肌まで栄養が届かないから *シワになる順番 *水虫になる人ならない人 *梅雨時の湿疹 |