季節の話題     漢方の知恵袋バックナンバー  妊娠しやすい体づくり:ストレスで凝り固まる

1)多産地域の人と日本の私の違いは何?

いったい私の体はなにが足りなくて、子供ができないんだろうと考えるけど、世界中をみると、食べ物が足りない地域のほうが多産で、多すぎる子供の餓死問題で苦しんでたりしますよね。
ということは、栄養がありすぎて駄目なんでしょうか?


と、不妊症の漢方対策を行っている方から、質問をいただいた。

考察するといろんなことが考えられる。
だけど、その答えと対策を考える根源となるのはおそらく、『自然とともに暮らしているか』だろうと思う。

)自然とずれることがストレス

私たちの生活は、一見豊かそうだけど、昼夜の時間もずれてるし、食べ物も季節を無視することが多いし、加工食品も多い。
自然とずれていることが、すでに体にとって強いストレスになっていると思われる。

それになにかと情報も多くて、あーじゃないか、こーじゃないかとむやみに欲求も膨らんで、いつのまにか頭の中は緊張で一杯になっている。
頭も体もいつも興奮状態で、落ち着かない。
その結果、「自然の営み」である生殖活動が疎かになってしまうのではないか。

それが具体的には、何々ホルモンが少ないとか、逆に多いとか、自律神経がどうした等々という表現形となる。
さらにセックスレスも増える。

だから、仕事の都合とか、こうあらねばならないという人生の予定とか、そんな焦りを捨てて自分を解放することって大切だと思う。
そしてふだんの生活を見直してほしい。
睡眠とか食事とか、当たり前と思っていることがはたして自然となじんでいるかどうかを。

)漢方対策を行って感じること

実は当薬局で多くの方々の不妊症や生理不順の漢方対策を行っていて、
「この方は、きっと回復が早いだろうな・・・」と予想することがある。
または、コツコツと漢方対策を積み重ねてきて、「ああ、もうそろそろかな・・・」と期待できるときがある。

ほとんど「感」に過ぎないけど、おそらくそれは「素直さ」を感じるかどうかだと思う。
性格がいいとかではなく、体が素直にくらしている、頑なでなく緊張せず柔軟に受け入れる状態にあると感じられる方は、実際漢方対策を行うと結果も素直に現れることが多いように思われる。

だから、せめてここ(当薬局)に来ていただいたときくらいは、リラックスしていろんなことを自由に話してくれる状況づくりをしようと心がけている。
凝り固まった体をほぐしてほしいと思う。
そしたら、服用していただいている漢方薬の利用率もぐんとアップすると思うから。

ここに紹介する情報はごく一部です。お近くに漢方相談をしてくれる薬局や医院があれば、是非じっくり相談して自分のタイプを判定してから用いる漢方薬を決めてください


妊娠しやすい体づくり:
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vol.114 (2006/09/23)




【目次】
1)多産地域の人と日本の私の違いは何?
2)自然とずれることがストレス
3)漢方対策を行っていて感じること


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