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ほてりと発汗(ホットフラッシュ)      ●漢方の智恵袋●vol.083 (2004/12/11)
女性の更年期障害で、最も気になる症状は、急におこるほてり感と
発汗でしょう。
西洋医学では、「ホットフラッシュ」と呼んでいます。
ホルモン療法も行われますが、いったい自分の体がどうなっている
のか、中医学の考え方で理解し、養生を行ってみるのも良い方法で
しょう。
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    ☆ 。* 。☆ 【目次】 ☆ 。* 。☆
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 1)ホットフラッシュの現れ方
 2)骨が蒸されるような・・・
 3)漢方対策(補腎剤で潤いを補う)
 4)生活養生(心の火を穏やかに燃やす)
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┃ホットフラッシュが現れ方
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日中は、ちょっとした緊張や不安を感じるやいなや、ほとんど無意
識であるにも関わらす、ポッと熱くなります。
そしてそれを意識したとたんに、体の温度調整がうまくいかず、ま
るで大型ボイラーが点火されるがごとくボッと熱くなり汗が出ます。

汗は顔など主に上半身に多く出ますが、間もなく全身に及びます。
気にすればするほど汗は止まらなくなります。

夜間は、寝汗をかきやすく就寝中に何回か暑苦しくて目が覚め、汗
をふくことになります。
運良く寝汗をかかずに目覚めたとしても、起きようと考えているう
ちに体中に汗がじわっとにじんでくることもあります。

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┃骨が蒸されるような・・・
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この熱さを中医学では「骨蒸潮熱」と表現しています。
まるで骨髄から蒸して沸き立つような熱さということです。
経験のある人は、まさにそうだと膝を叩くことでしょう。

この症状は主に「陰虚」(体の潤い不足)によっておこるものとい
われます。
体の潤い分は、陽気の暴走を抑えるラジエーターの役目をしている
のです。十分潤っていれば、体を温めるエネルギー(陽気)が暴走
することもないのですが、更年期になると、肌のシワやかさつきが
証明するとおり、あきらかに体の潤い分は減少しています。

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┃漢方対策(補腎剤で潤いを補う)
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潤いを補う処方(補腎剤)を中心に行います。
参照)更年期障害タイプ別漢方養生法(ほてり&冷える)
人によっては、寒がりタイプで、ホットフラッシュが起こった瞬間
は熱いが、汗が冷えるととたんに寒気がするという場合は、冷えを
解消する補腎剤とうまくさじ加減して組み合わせることも大切です。

補腎剤は、いわゆる老化予防剤ともいうべきもので、これをじっく
り補うとしだいに体に「余裕」がうまれ、ホットフラッシュにどぎ
まぎすることが減ってくることでしょう。

さらに、イライラしやすい、眩暈がするなどの症状にあわせた漢方
薬を加味すると、精神的にも落ち着いて、改善が早まるでしょう。

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4 ┃生活養生(心の火をおだやかに燃やす)
┗━┛

更年期の年代は、体力的な衰えを実感し不安な気持ちになる頃です。
それに加えて、子供や両親の問題、社会的責任など数多くの難問が
押し寄せてくるときでもあります。

しかし、気持ちの持ちようで体の状態は変わります。
同じような年代でも、精神的な緊張が強かったり、くよくよと神経質に
物事を気にしたり、生活が不規則で睡眠時間がきちんと確保できてい
ないと、のんきな人より年齢的に早くからホットフラッシュのような不快
症状が現れる傾向にあるそうです。

心の火をおだやかに燃やしましょう。そのために、

気分転換をする時間を確保しましょう。
ウォーキングや散歩など戸外にでて、自然のエネルギーを吸収して
ください。
できないことに無理をしてもストレスがたまるばかりです。少し無責任
でもかまいません。周りの人に手助けしてもらいましょう。
良質の睡眠時間を確保してください。
趣味や仕事など興味のあるものに情熱を燃やして見ましょう。

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ここに紹介する情報はごく一部です。お近くに漢方相談をしてくれ
る薬局や医院があれば、是非じっくり相談して自分のタイプを判定
してから用いる漢方薬を決めてください。

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