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春の養生法:汗をかくこと      ●漢方の智恵袋●vol.065 (2004/03/04)
 
日の出と日の入りの時刻が日々変化して、明るい時間がどんどん長
くなっているこのごろ。
春は、陽の気が増す季節です。動植物も動きが活発になってきます。

ところが、頭はぼーっとしてけだるく、頭痛やめまい、イライラ、
おまけに花粉症で、鼻から上が詰まって肩もこりっぱなし、ちっと
も体調がよくないという人のための養生法をお知らせします。
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    ☆ 。* 。☆ 【目次】 ☆ 。* 。☆
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 1)春の陽気 陰と陽とは
 2)陽気を動かし、上手に汗をかく
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1 ┃春の陽気 「陽気」とは
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春の陽気という言葉があるように、昼の時間が長くなり、気温が上
昇し、春は「陽」の要素がどんどん増す季節です。
これまでの夜の長い季節に、消耗を避けてじっと閉蔵していた動植
物も、陽気に呼応して、動きが活発になります。

黄帝内経素問という漢方の古典基本医学書に、陰と陽の話が記され
ています。

「陰」とは、水の性質で、体の内側を守り、しんと静かで冷ややか
な性格で、陽が、動きすぎないように引き締める働きがあります。
一方、
「陽」とは、火の性質で、外向きで適度に発散性があり、気温の変
化などから体を守り、活動的で温める性格です。

体内では、陽気は体の上部に、陰気は下部に多く存在し、絶えず上
下の交流がスムーズに行われています。

健康な状態であれば、体の上部の陽気は下降して足腰を温めてくれ
ます。そして陰気が上ることで、頭はすっきりさわやかになります。

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2 ┃陽気を動かし、上手に汗をかく
┗━┛

春は、頭がぼーとする、眠い、眠れない、ぽーっと火照る、顔がむ
くむ、イライラして気持ちが落ち着かない、ニキビ吹き出物などの
皮膚疾患、頭痛肩こりと、体の上部に症状があらわれやすいようです。

それは、気候の陽気が増しているにも関わらず、体を動かさないと、
陽気が体内をうまくめぐらず、体の上部に停滞してしまうためです。

適度に運動して、体内の陽気を動かし、気持ちよく汗をかくように
しましょう。

春に、朝寝坊で体を動かさずじっとしていると、夏になっても上手
に汗をかくことができずに、寒暖の差に弱くなったり、新陳代謝が
低く、冷え性になったりします。

朝は日の出とともに起き、活動をはじめ、昼に向かって活動量を増
やし、日の入りとともに静かな時間を過ごすこと。

少し早く起きて、次の駅まで歩いてから通勤通学するのもいいのでは。
春は香りたつ花々が多く、道すがら、よそ様の庭の香りを嗅ぐだけ
で、気分もリフレッシュ。花粉症の人はマスクをしながら嗅げばよい。
歩くだけで、血の巡りはよくなり、肩こりや鼻づまりもすっきりす
ること間違いなし。
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ここに紹介する情報はごく一部です。お近くに漢方相談をしてくれ
る薬局や医院があれば、是非じっくり相談して自分のタイプを判定
してから用いる漢方薬を決めてください。

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