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★冷えのぼせ          ●漢方の知恵袋●vol.050(2003/05/08)
 
今年の気候は、寒かったり蒸し暑かったりで、どんな服装にしたらいい
のか迷ってしまうこともしばしば。 
こんなときは「気」の流れが停滞しやすく、手や顔は火照るのに、足腰
は冷えてなんとも煩わしい気分になったりします。
 楽しかったゴールデンウィークも終わり、また仕事だ〜と思ったとたん
に、そんな不快症状が戻ってきた・・・という人もいるかも。=========================================================
《目次》
★伸びやかに穏やかに「気」が発散されなければならない
★養生法【血液サラサラ+緊張をほぐす】
★食べ物
★ハーブティー
★1日30分
★漢方&サプリメント
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●穏やかに伸びやかに「気」が発散されなければならない●

この時期は、新緑の若葉のように清々しい気分になりたいところです。
そのためには、気候の「陽気」の上昇とともに、体内の「気」も伸びやか
に上昇して、霧のように穏やかに発散されなければなりません。

ところが今の生活環境では、気候の変動が激しいだけでなく、室内に湿
気が篭っているかと思えば、場所によってはすでに冷房がきいていたり
と、皮膚面の開閉も大忙し。

またこの時期は、精神的に緊張することも多く、イライラし続けていると疲
労もたまる一方。体のあちこちが緊張して、とても伸びやかな気分になれ
ませんね。

すると、下半身は冷えるのに、上半身が「ぼっ」と暑苦しくなり、なんとも息
苦しい状態に陥ってしまうことがあります。
これを「冷えのぼせ」症状といいます。

もともと冷え性の女性に多く、更年期時期には、「ホットフラッシュ」と いう
名で呼ばれる、頭から汗が流れ出たりするほど急なほてり感に見舞われ
ることもあります。
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●養生法 【血液サラサラ+緊張をほぐす】●

◎食べ物で「気血」の流れを改善しましょう。

これからが旬のキュウリやトマトなどは、体液を補って潤す働きがあり、血
液をサラサラにしてくれます。旬の野菜をたっぷりたべましょう。

ただし、冷え性の人は、生姜やニンニク、ニラ、ネギなど温める野菜も加え
て、夏野菜の冷やす性質を中和しておくことです。
冷えと火照りの度合いによって、冷やす野菜と温める野菜の割合を加減す
るのが「冷えのぼせ」対策のポイント。

セロリ、紫蘇、三つ葉、パセリ、ミント、バジルなどの香り野菜は、気をめぐ
らせる働きがあるので、スパイスとして少量加えると気分がサッパリします。


◎ハーブティーもおすすめ

ジャスミン、ミント、菊花など淡い香りのハーブを紅茶にブレンドしたり
ミルクティーにしたりするのもおすすめです。
菊花は、首から上の火照りを冷ましてくれます。イライラしたときや目が
疲れたとき、ちょっと血圧上がり気味かな、というときにもピッタリ。

参考)香菊花(しゃんきくか)

◎30分のリラックスタイム

忙しくても、1日1回30分、自分だけのリラックスタイムを確保して、気持
ちをほぐしましょう。入浴、音楽鑑賞、カラオケ、ヨガ、ストレッチ体操など、
好きなものをゆっくりと楽しんでください。

◎漢方薬

ストレスを受けていて、「気」のながれを改善し気分を軽やかにする必要
がある場合
  逍遥丸(散) 加味逍遥散など

「気」が上半身でつかえて、胃腸の不快感(膨満感、おならがよくでる、
胃痛、吐気など)を伴う場合
  開気丸など

「血」の流れが悪く、肩こりや生理痛などがある場合
  桂枝茯苓丸 桃核承気湯など

すごく冷え性なのに「陰血」不足で、手が火照ったり口が渇いたり唇や肌
が乾燥する場合
  温経湯

◎サプリメント〜イソフラボン

更年期などで女性ホルモンが不足気味の場合の火照り感。

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ここに紹介する情報はごく一部です。お近くに漢方相談をしてくれる薬局
や医院があれば、是非じっくり相談して自分のタイプを判定してから用い
る漢方薬を決めてください。
 


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