(19) 骨髄移植特別休暇

 骨髄移植のドナーになることは、ボランティアです。

 ボランティアですから、もちろん報酬はありません。
 ボランティアですから、仕事を休んでも休業補償はありません。

 自分で休みを確保して、手術に望まななくてはなりません。例えドナーに年休などがなかったとしても、自分の責任で会社を休む必要があります。自営業などなら、なおさらです。

 自分が休んで収入が減っても、だれも補償はしてくれません。

 なんせ、ボランティアですから。


 ボクの場合、全く使っていない年休と休日出勤の振替休日が、あわせて170日以上溜まってましたから、その休みをあてて手術に臨むことにしていました。


 ところがです。

 ボクの勤める会社で新たに「骨髄移植に関する特別休暇」が新設されることになりました。公務員ではすでにある制度だそうですが、民間企業では、まだ少ないという事です。

 この休暇の新設、ボクの移植手術がきっかけだそうです。

 僕自身としては休みはたっぷりあるので、あまり関係ないんだけど、これから先にドナーになる人が手術が受けやすい環境になったということは、間違いありません。

 いやはや、なんともめでたいことです。

 ともかく、ボクは我が社の「骨髄移植に関する特別休暇」適応第1号となりました。




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